つれづれ草

日常の思った事を書いていきます。

お見舞い

2007-07-05 23:48:07 | 日々のこと
梅雨の中休みか空気も冷たくしのぎよかった。
それでも気温は29度~30度。
気温としては、いつもより3~4度しか低くないのだが、
それでも涼しく感じる。
ずいぶんと暑さに慣れてきたのだと思うと、人間も案外つよいものだ。

午後から友人のさちこさんのところに行った。
少しずつではあるが機能が回復しているのに驚く。
もともと筋肉の質がいいと医者からいわれたらしい。
「リハビリで鍛えたおかげだよ」という。

杖を付いて歩く練習をしていたら、
右の腕の筋肉が少しついたと喜んでいた。
体重は33キロしかなく痩せているが元気だった。
それに彼女はとても話好き。
病室にいた1時間の間、ずっと話し続けていた。
リュウマチの人はおしゃべり好きが多いと聞く。
「大丈夫だ!!脳も活発に働いているから認知症にはならないよ」
と2人で笑った。

私が忘れていた昔の話をして「あのころは面白かったね」という。
話のウマが合う彼女を車に乗せあちこち連れて行った。
身体が不自由だったがゆっくりなら歩けた。
ちょっと見ただけではどこが悪いのか分からないから、
誤解されることもあった。
リュウマチは身体全体、主に間接に痛みが走る。
どんな病気でもそうだろうが、
正常な人にはわからないつらい病気である。
いつも痛め止めや、炎症を抑える薬を長年続けなければならない。

痛みを忘れるには楽しい事や面白いこと、
夢中になることが一番良い。
彼女が朗らかで話好きというものも判るような気がする。
2年前、薬の副作用から来るくも膜下出血だった。
意識不明の重体に近い状態から意識を取り戻したが、
手も足も動かなくなった。

「よかったね!!頭が正常で・・・」というと
「頭だけは大丈夫よ!!」と負けていない。
いやいや身体も動くようになった。
本当に彼女の頑張りには頭が下がる。
もっともっとよくなるように祈らずにいられません。