午後三時少し前ですが、だんだん寒くなってきました。
昨夜は就寝時刻が遅くなり、午前二時ごろの事でした。
何気なく携帯を開いた家人がびっくりした時の大声を上げたのです。
気温が十七度もあるって画面に出ているのが
信じられないから外の寒暖計を見に行ってくる、と言いながら階段を下りて行きました。
十一月も終わりの深夜に十七度って、確かに信じられません。
すでに布団に入っていた私も冬の布団が暑く感じられて
なんか変だなぁとは思っていたのです。
深夜なのに寒くないので、外に気温を確かめに行った家人のことも
気になりませんでした。
これが氷点下なら絶対に行かないでしょう。
外から戻ってきた彼が寒暖計も十六度を示していたと言いながら
それよりこれを見ろよ、と言って窓を開けると懐中電灯で外を照らしました。
寒くないので私も布団から出て窓辺へ行くと闇夜に光る強烈なデジタルライトの帯の中に
無数の霧の粒が流れているのが見えたのです。
真っ白と言っても過言でないくらいに濃い霧が我が家のぐるりをすっかり取り囲んでます。
その霧の流れが光の帯の中に見えるのはある種幻想的で、
霧の向こうの植物ははっきりとその姿が見えるのがまた不思議でした。
そんな訳で深夜に思いがけず高い気温だったと知って
朝になるほど寒くなると言う奇妙な経験をしたことになった次第です。
山里は午前中も高気温が続き昼を過ぎてから段々と下がっている現象が起きています。
空には雲がびっしり。
師走の始まる明日からは冬らしい寒い日が来ると言う予報です。
どんな寒さになるのやら、お楽しみ、ですよね☆