こんばんは
とても暑い日でした。
いっぱい仕事をしていっぱい汗をかきました。
うーん、健康。
仕事の合間には昨日に続き桑の実を採り、落ちた実を拾って
染め液用のジュースを搾りました。
ついでにジャムも二瓶できました。
桑の実を搾ったのはいいけれど、
山葡萄の染め液にも
赤しその染め液にも、
マロウの花染にも梅酢を定着剤に使っています。
当然桑の実にも何かしらの定着剤が必要です。
多分梅酢がいいのでしょうね。
が、手持ちの梅酢は残りわずか。
これを使ってしまえばもう新しいのができるまで
赤系の染物ができないってことなのです。
それはちょっと寂しいわ。
これから赤しそ、葛の花と続くのに、
今ここで最後の梅酢を使うのが忍びなく、
ただの酢じゃダメなのか?
と、ふと見ると水場の横に「木酢液」の文字が目に入りました。
そうだ、木酢液。
それ、いいかもしれない。
それはまさに閃きでした。
木酢も梅酢も漢字にすれば一字違い。
いけるかもしれません。
試しに桑の実の二番搾りにキャップ一杯の木酢液を垂らして
絹を一枚染めて見ました。
ばっち、でした。
紬が一枚ピンク色に染まり
一回目の水洗いでそこそこの色が落ち、二回目からは定着しているようです。
木酢液が使えるなら便利です。
けれどもやっぱり、木酢液で定着させる色と
梅酢で出す色と微妙に違ったりするのかもしれませんね。
だとしたら面白いでしょ。
条件が一つ違えばそれだけで別の色になるとしたら
草木染めは本当に同じ色は絶対にないと言い切れるでしょ。
それこそ世界にたったひとつの色じゃないかしら。
それにしても木酢液が使えるとしたら
定着剤を気にせず赤系が染められて私としてはとても嬉しいでのす。
それに今年はまだ梅干をつけてません。
どうも不作のようでどこからも回ってこないのです。
梅干がつけられなければ梅酢もできません。
でも木酢液があるから安心よね。
ただちょっと匂いがね。。。。
使う量に気をつけましょう。