この間お風呂に入れた松です。
松葉湯は季節の湯の中で一月のお風呂とされています。
松(まつ)という言葉は待つにつながり
神を待つ木と言われるそうです。
お正月に門松を立てるのは神様がいつでも緑の松の木を目指して下りて来るからなのです。
そうか大きな門松を立てるのは
より早く神様に見つけてもらうためだったのですね。
家は門松はないけど
お風呂に松葉が入ってます。
お風呂桶の中の木綿袋に入った松葉では
どんな神様も気づかないわね。
あらま。
今夜はその松葉風呂の立て替えしです。
発熱で家人が入浴を控えているの中、私一人が入るだけなので
水も松葉も勿体無いし、立て替えしのお風呂で十分よ。
いつもお風呂は一日おきに沸かしてます。
松葉や杉や檜などの針葉樹は
一度目より二度目の方がエキスがよく出ていて気持ち良いのよ。
硬い針葉樹はその成分が出るにも時間がかかりますからね。
松葉湯は森の香りです。