寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3552話) 体操教室

2023年09月09日 | 行動

 “わが地域で週一度ある高齢者向けの体操教室に、私は毎回楽しく参加しています。先生の指導で椅子に座ったまま体を動かしたり誤嚥防止のために口の体操をしたりして自分の体の状態と向き合います。体を動かすことができないときは笑ってごまかすのが皆のルールで、会場では笑いが絶えません。先生の「脳と体はつながっているので、できると思ってチャレンジすることが大事」という激励を受けて頑張っています。
 人生百年時代―。私も一層健康に過ごせるよう、年相応に体を鍛えられたらと思っています。日常生活でも首を伸ばして肩を回すといった基本的な動きを取り入れてやっています。”(8月17日付け中日新聞)

 愛知県清須市の主婦・後藤さん(71)の投稿文です。毎週の体操教室と言われると、市町などの公共団体がやっているのだろうか。ボクもいろいろ経験しているから分かるが、仕事でもないと毎週は難しい。後藤さんはいいところに参加された。頑張って人生100年時代を生き延びて欲しい。
 実はボクが会長をしている体操教室が、この9月で解散することになった。ボクが老人会の会長をしていた平成29年5月から始まった。きっかけは、地域包括支援センターから話があったことによる。講師を紹介され、受け入れ体制を整えた。講師は2人、または3人である。それ以来、コロナで中止したことはあったが、昨年7月から再開した。ところが先月に入って、講師が転勤で来られなくなったという連絡が入った。当初は25人くらいの参加者があったが、コロナで一挙に減り、最近は10名前後である。講師3人に10名はいくら何でも寂しい。どうしたものかと思案していたところである。講師が来れなくなればどうしようもない、新たに探す状況でもない。この機会にと、解散することにした。解散は突然にやってくるのである。


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