ソースの匂いは好きなんだけど…

昨日は、棚ぼた的にお休みをもらったものだから
らっきー♪とばかりに、調子に乗ってさっちゃんを休ませ
のんびりと過ごしたのですが

今日は…。

少しだけ期待していたのさ。
毎週月曜日の私のバタバタっぷりに、実は誰かが気付いてくれていて
昨日は、誰かが私の代わりにお仕事を進めておいてくれるんじゃないかって。
でも、そうでない可能性の方が高いって思っていたから
お仕事が進んでいなかったことには、さほどガッカリはしませんでした。
でもね
冷蔵庫の中の、ソースのパックの封がきちんとされていなくて
冷蔵庫の中が、ソースまみれになっていたとしたら
私はガッカリしてもいいのかな。
食材の入ったビニール袋や容器が、ソースまみれになっていたとしたら
私は、ちょっとくらい怒っちゃってもいいのかな。
そして、そのソースまみれの犯人が
「テケテケさん、今日は時間掛かってるね」
なーんて言ったとしたら。
私は、ちょっとくらい不機嫌な顔をしてもいいのかな。

先週、仕事先のお店のチラシのポスティングをしていて思ったのですが
私が毎回配布しているのは、800～1000枚。
そのうち、チラシを見てくれる人は、その半分の400～500人として。
よし、買いに行こうと思ってくれるのは、多分その１/３の、130～160人程度。
更にその中で、実際に買いに来てくれるのは、１/３の、50人前後。
その、足を運んでくれたお客さまに、再び来てもらうためには
商品が美味しいことは、もちろん大前提なんだけれども
従業員の接客態度や、それを含めてお店の雰囲気が良いことも欠かせない。
例えば、従業員の言葉遣いが良くないのはもっての他だし
あきらかに「すみません」の状況下で、「すみません」が言えないのもいけない。
笑顔が無いのは気にならないけれど、横柄な態度は「ああ？」と思ってしまう。
たった50人、されど50人。
この人たちが来てくれないと、次に繋がらない。
売り上げも伸びていかない。
客商売って、難しいね。

ところで、今日嬉しかったこと。

この、ジャストな感じ、「おー！」って感じがしませんか？

きっと、ずるくない休み

今日は、お仕事がお休みでした。
先日の土曜日は、私がお休みの希望を出して休ませてもらったものですが
今日は、シフトの調整の都合で棚ぼた的にもらったお休みです。
らっきー。

さっちゃんが、先週末から、朝型に軽く咳き込んでいたので
今日は、さっちゃんも施設を休ませて、病院へ行くことにしました。
咳をしているのに、ガトキンだ遊園地だと遊ばせてしまいましたが
今の彼女には、家で大人しく養生するよりも
思いっきり遊んで、思いっきり笑うほうが大切だと思うので、「あり」です。

さて、本日は、午前中は、家でやすみっぽくまったりと過ごし
午後から、てくてく歩いて病院へ。
相変らず、受付のお姉さんは綺麗で親切（しかも丁寧）
お医者さまも、穏やかでおっとり。
先ずは、さっちゃんのおくちをあーんさせて
「のどは綺麗ですね」
そして、聴診器をさっちゃんの胸に当てて、いつもの…
「大きく息を吸ってー、はいてー」
「………」
「大きく息を吸ってー、はいてー」
「………」

やっぱり、さっちゃんは「すー、はー」せず。
いつもなら、ここで終わるのですが、今日の先生は頑張った。
「もう少しだけ、大きく息を吸ってはいてみようか
　はい、大きく息を吸ってー、はいてー」
「………」

…ごめんね、先生。

血圧は、上が120、下が80で、正常。
熱も腹痛も無く、食欲はとっても旺盛。

「念のため、咳止めのお薬を出しておきますね」


今朝、さっちゃんの施設にはこう連絡を入れました。
『風邪気味なので、病院へ連れて行きます』
よし、これでずる休みではなくなった。

「さあ、さっちゃん、泳ぎに行こう！」
さっちゃんと私は、病院を出るなり
水着とバスタオルの入ったバッグを抱えて、プールに向かったのでした。
でも、やはり、朝方だけとはいえ、咳が出ているのは事実なので
いつもは２時間泳ぐところを、今日は１時間でやめておきましたけど。

プールから帰る途中のことです。
携帯電話の着信音が鳴ったので見てみると
さっちゃんの施設から…
もしかして、プールから出てくるところ（または、入るところ）を見られた？
それとも、髪の毛を濡らしたまま歩いているところを見られた？
なんだ？なんだ？なんだ？
しかし、電話の用件は、至って簡単。
「さっちゃんの様子はどうですか？」

なんだよー。
今までだって、何度か休んだことがあるのに
一度だってそんな内容の電話してきたことないじゃないか。
なんだかウラがありそうで気持ち悪い。
あー、ぶっくりした。

でも、よくよく考えたら、風邪気味で病院へ行ったのは本当だから
ぶっくりしなくてもいいんだった。
ぶっくり損かよ。ちぇ。

ぶっくり大作戦＜実は遊園地だよ！編＞

今日、さっちゃんは、いつもの介護事業所とは別の事業所のヘルパーさんと
調理を行う予定になっていました。

でも、実は、こっそりとさっちゃんには内緒の予定変更がありまして。
なんと、さっちゃんが大好きなEさんと、遊園地に行くことになっていたのです！
で、何故さっちゃんいは内緒で予定変更をしたのかとういうと
それは勿論、ぶっくりさせたいからです。
さっちゃんがぶっくりする瞬間に、私がいるかいないかは関係なく
とにかく、ぶっくりさせたい。
ぶっくりさせて、喜ばせたいのです。

実際には、今日の元々の予定は、調理だったんですよ。
さっちゃんのスケジュール帳にも、予定表にも、今でもそう書いてあります。
実は、以前から、ある利用者の男の子と一緒に
合同で遊園地へ行こうという話があったものの
なかなか日程の調整がつけられずにいたのです。
そこを、Eさんが頑張って都合をつけてくれたのが、約１週間前。
そこで、元々の入れてあった調理の予定をキャンセルして
「こっそり」遊園地に変更しておいたのです。
当然、スケジュール帳も、予定表も、「ちょうり」と書かれたままです。

でも、さっちゃんは、意外と勘が鋭いので、油断がなりません。
普段、調理の予定があると、私は前日から下準備に取り掛かるのですが
なにせ、前日（昨日）は、ガトキンで日焼けするほど遊び呆けているし
調理に使うための食材が入っている、冷蔵庫の３段目もスカスカ。
さすがに心配になったか、それともなにかアヤシイと思ったのか
「あしたのちょうりはなんですか？」
と、さっちゃんは何度も確認してくるのですが
実際、お献立なんか（必要が無いから）全く考えていない私は
「そぉねぇ～、うどん？」
と、いい加減な答えを繰り返すばかり。
私の答えに納得がいかないという表情のさっちゃんが、また可愛らしい。

今朝、私がお仕事に出掛けるとき、さっちゃんはもう一度聞きました。
「きょうのちょうりは、なんですか？」
「うどんよ～、うどん！
　お葱を切って、麺を茹でるだけだから、簡単よぉ～」
そう言って、家を出ました。

調理の開始予定時刻は、11：00ですが
遊園地のお迎えの時間は、８：30です。
さっちゃんは、朝食後、なにやら落ち着かない様子ではあったものの
お部屋で机に向かって遊んでいたそうです。
８：30、ドアチャイムが鳴りました。
さっちゃんは、あれ？という表情をしながらも、お部屋から出てきません。
お父さんがドアを開けると、Eさんの声が…。
お父さんが、さっちゃんの反応を見ようと、直ぐにさっちゃんのお部屋を覗くと
（あっ！）という表情のさっちゃんと、目が合ったそうです。
「さっちゃん、おはよ～！」
と、Eさんが、お部屋に入ってきたときの、さっちゃんの第一声は…
「ちょうり？」

Eさんが、笑いながら言いました。
「さっちゃん、遊園地に行こう！
「うん！」

普段は、腰が重くて、なかなか出掛ける準備に取り掛かれないさっちゃんですが
（ようやく準備に取り掛かっても、なおかつ時間が掛かる）
今朝は、やたらと出掛ける準備が早かったそうです（お父さん談）

そして、Eさんとさっちゃん、別の利用者の男の子と男性ヘルパーさんの４人で
三井グリーンランドへ出発！
さっちゃんは、行きの車の中から既に興奮気味だったそうですが
遊園地では、更に拍車がかかったらしく
乗り物から乗り物への移動は、ほぼ掛け足。
時間はいっぱいあるよーと、Eさんに言われても、つい掛け足。
大好きなジェットコースターにも、最初はドキドキしながらEさんと乗ったのですが
何度か乗るうちに、自信がついたらしく、今度は１人で乗ると言い出して
２回、単独でのジェットコースターに挑戦したそうです。

この（↑）先頭に乗っているそうです。
※画像提供、Eさん（ありがとう♪）

今日は、自ら一番先頭に乗り込んでいくという、頼もしい場面もあったそうで
Eさんから送られてくる画像は、どれもこれも、弾けるような笑顔ばかり。
見ているこちらまで、うきうきと楽しい気持ちになってしまいました。

帰宅後に、Eさんからムービーを見せてもらったのですが
ジェットコースターが出発するときの、余裕で手を振る笑顔や
園内を、次はあれに乗ると言って、小走りで移動する様子や
ムービー撮影中のEさんにえったをして、いきなりおにごっこを始めて
すごい早さで逃げ去るさっちゃんの後ろ姿など
やっぱり、どれもこれも、楽しげなものばかりでした。

きっと、遊園地も楽しかったけれど
Eさんを、ほぼ丸１日独占できたことも、この笑顔の理由なんでしょうね。

勉強会

昨日と今日は、仕事先のお店がセールだったため
製造も販売もてんやわんやでイライラの大騒ぎ。

ですが。

私が出勤したのは昨日のみ。

何故なら、今日は『勉強会出席のため』という理由で
お休みを取っていたからです。

で、今日は、なんの勉強会に出席していたのかというと…

さっちゃんとヘルパーのKちゃんと私の３人で
市内にあるプール＆スパリゾート、ガトーキングダムへ遊びに行っていました。

はい、そうです。ズル休みです。
掻き入れ時の週末に、ガトーキングダムへ行くから休ませて下さいとは
いくら図々しい私でも、流石に言いにくかったのよ。
ましてや、セールとぶつかってしまったから、尚更です。
（セールの日程が決まったのは、お休みの希望を出した後でしたが）

でも、今日は秋晴れで。
夏かよ！？と思うほど、太陽がさんさんと輝き、紫外線が降り注ぎ。
屋外プールで何時間も遊んでいた私たちは、こんがりと焼けてしまいました。
夏の日焼けの後が、ようやく落ち着き始めていたのに
またしても、私の自慢のデコルテが、小麦色に焼けてしまいましたよ。
今回も、たっぷり日焼け止めは塗ったのですが、やっぱりあかんかったです。
夏中海で働いていて、私よりも黒々と日焼けしているKちゃんに
「テケテケさん、顔が黒いです！」
と、大笑いされてしまいました。
あんたに言われたかないわー！

しかし、仕事先で、この日焼けの言い訳をどうするかな。
なんの勉強会で、こんなに日に焼けるかな。
それを聞いて、やっぱり笑うKちゃん。

うーん、うーん。

そして、スチームサウナで３人で寝転がっている最中に、ふと思い付きました。
「そうだ！畑ですよ！」
「えっ？なんですか？いきなり」
私の突然の振りに、驚くKちゃん。
「今日、私は『勉強会』で、どこかの施設の畑作業の見学をしたんですよ
　それで、こんなに日に焼けてしまったんです」
Kちゃんが、吹き出しました。

いいですか、吐露をご覧の皆様。
私は、今日は畑作業を見学していたんですよ。
もし、店頭で会うことがあったとしても
「ガトキン、楽しかった？」
などとは、間違っても聞かないように。

それにしても、今日は楽しかった。
10：30～16：30までの６時間（途中、昼食休憩１時間）
屋外の流水プールで流れて遊んだり、鬼ごっこをしたり
さっちゃんのリクエストでウォータースライダーを何度も滑り降りたり
時間が経つのが、本当にあっという間でした。
ウォータースライダーは、イカダ型の２人乗りのフロートを持って
階段を何分もかけて、上って上って上って上ってスタート地点に到着し
ものの１分程度で下のゴール地点へ到着してしまうという
楽しみよりも、運動量の方が多い気がする遊具設備なのですが
昼食に、あんかけ焼きそばを食べてから挑戦したら
階段を上る運動量と、勢い良く傾斜を滑り降りるあの感覚に胃に異変が発生し
思わずリバースするかと思いました。
もちろん、気合で調整しましたが。

そうそう、私が水中を泳いでいる時に、さっちゃんが先回りして泳いできて
水中で、私の前で「ばあ！」という顔をしたとき
思わず溺れそうになってしまうほど、可愛かったです。
おまつりで買った、きんぎょちゃんのヨーヨーそっくりだったんだもの。


あ、そうそう！
ルーシーの要望で、露出の多い水着を着て、写メを送るように言われていたので
その気になって、10年以上も前のセクシーな水着を引っ張り出しておいたら
昨日の夜、さっちゃんに隠されるという事件が発生しました。
まあ、一応事件と言えば事件ですが
これはイタズラではなく、思いやりか戒めかと思われます。
40過ぎてあの水着は、確かにイタイ（どんな水着だよ）

メンテナンス

昨日は、15：10頃にお仕事が終わり、携帯電話のメールをチェックすると
さっちゃんが通っている施設から
『さっちゃんのイタズラがひどくて、注意をしても全く聞く様子がありません
　申し訳ないのですが、お迎えに来れますか？』
という内容のメールが届いていました。
（実際には、もっと切羽詰ったヘビーな内容です）
メールが来た時間を確認すると、13：58
約、１時間ほど前です。
私は返信をしました。
『返信が遅くなってしまい、申し訳ありません
　今、お仕事が終わりました
　さとみの様子はどうですか？
　今からでも、お迎えに行った方が良いですか？』
直ぐに返信が届きました。
『お願いします』
３階の更衣室まで行って、着替えが済むまで約５分。
そこから施設までタクシーで行くと、多分15：30ちょっと前。
施設の作業が終わるのは16：00。

この、「ちょっと早いお迎え」に、どんな効果があるのかは分かりませんが
子供が荒れてるので来てくれと言われたら、親は行かねばなりません。
タクシーの中から、メール送信。
『お迎えに行って、長話をしてしまうと、緊張感が無くなってしまうので
　そちらに着いたら、即帰らせていただきます
　詳しい話は、後ほどメールにてお願い致します』
『分かりました』

現在、病欠の女性職員さんが１名
体調を崩して、１ヶ月ほど休職した後復職したものの
やはり早退したり休んだりしがちな男性職員１名
利用者に対して、２名の職員不在。
この欠員を埋める職員の配置は無し。
さっちゃんが（職員さんたちが言うところの）「荒れ」出したのは
丁度職員さんたちが休み始めた頃からです。
元々、環境の変化に敏感で、意外と繊細なさっちゃん。
いまの状況は、どう考えても、どう考えても…。

施設へ着くと、職員の女性に無言で「顎で」２階を示され
２階へ上がっていくと、戦いに疲れた職員さんとさっちゃんの姿が…。
子供が人に迷惑をかけたのなら、親は謝らねばなりません。
例え、どんな思いを抱えていようと。
「申し訳ありません」

私は、嘘つきだ。

「さっちゃん、帰りますよ」
「かえらない！」
「でも、みんなに迷惑掛けてしまったんだから、帰らなくちゃ」
「かえらない！」
「暴れたり、騒いだりしたら、みんな落ち着いて作業が出来ないよ」
「さぎょうする！」
「今日はもう作業できません」

その後、格闘技の様な揉み合いの末（普段から身体を鍛えておいて良かった）
15：50頃に、施設の外へ引っ張り出すことに成功。
繰り返しますが、作業が終わるのは、16：00
この、「ちょっと早いお迎え」に、どんな効果があるのかは、やっぱり分かりません。

丁度良いバス時間が無かったので、歩いて帰ることにした私は
とぼとぼと私の後ろを歩いてくるさっちゃんに振り向いて
「お母さんは、怒ってないから」
と、言いました。
意外そうな顔をして私を見上げるさっちゃん。
「でも、人に迷惑をかけるのは良くないね」
さっちゃんの「暴れん坊将軍事件」に対して、私がさっちゃんに言ったのは
このふた言だけです。

良かったのか、悪かったのか
正しいのか、間違っているのか、分かりません。
それ以外に、思い付かなかっただけです。

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昨日は、さっちゃんとヘルパーのMちゃんの調理の日だったので
さっちゃんの気分転換になればと思い、予定通りに決行しました。
（もちろん、Mちゃんには事情を詳しく説明しました）
調理中、さっちゃんは何度も「ごめんね」と謝り
「あそびたかったの」と、何度も言っていたそうです。

でも、Mちゃんのお陰で、さっちゃんは徐々に元気を取り戻し
張り切って食材を切ったり、盛り付けたりと、調理に取り組んでいた様で
食器洗いも積極的に頑張って、Mちゃんに沢山褒めてもらい
笑顔もお喋りもいっぱいだったそうです。

その頃、私はクリリン店長さんのお店で、新そばを堪能し
やっぱり、笑顔もお喋りもいっぱいだったのでした。

私がお蕎麦屋さんへ行くのは、お腹が減っているからだけではない。
メンテナンスじゃ、メンテナンス。