ずーっと英語多読の本の感想を書いてなかったんで、3冊ぐらいづつまとめてボチボチ書いていきます。読んだ順番は忘れてしまったので、手元の資料に並んでいる順番で。
ああ、他にも映画や普通の本(日本語の本ってこと)の感想も、溜まってますね。
そちらもボチボチ書きますよ。
Jojo's Story
CER2 8400語
★★★★★
しょっぱなから、この本か・・・。
問題作ですね。
戦争で村人が殺され、ただ一人生き残った10歳の少年の物語です。
村に隠れていたところを国連軍に救出され、戦災孤児院(かな?)に。
途中、国連軍に同行していたカメラマンや、孤児院の国境なき医師団の女医、
孤児院で知り合った同じような境遇の子どもとの交流を交え、
戦争の様子、戦争前の様子が少年の視点から、淡々と書かれています。
結局、少年は孤児院に立ち寄った自国軍隊に参加することになるのですが、
あんなに戦争を嫌い、平和を願っていた彼がどうして軍隊に参加することを
選んだのか、何か他に方法はないのか、読むものに重いテーマを投げかけてくる話です。
高校でも、こういうのを英語の教材にすればいいのに。
Go, Lovely Rose and Other Stories
OBW3 9500語
★★★★
3つの短編からなるお話です。
それぞれの短編タイトルは、わかりません。
借りた本なんですよ、もう返してしまってて。
1つ目はこの本のタイトル、Go, Lovely Rose。
Lovely Roseは娘のこと。庭の黄色いバラのように美しい娘なわけです。
男と出かけていって深夜になっても帰ってこない娘が心配で心配で眠ることもできない父親の様子を通して、年頃の一人娘が親元を巣立っていくときの、父親の不安感、寂しさ、そして巣立ちを見守る気持ちが描かれています。
2つ目は、嫉妬のあまり犯罪を犯してしまった男が、出所後、その恋人に会いにいくお話。
結局、最後どうなったのかは、読者の判断にまかされているのですが、読後感は悪くないです。
SSSサイトでは、この2つ目の評価が高いようです。
3つ目は、なんじゃこりゃこりゃというお話。
ひどい男だなーと。っていうか、女もひどいし。
この本の裏表紙に、普通の人の話ってありましたが、3作目はあんまり普通の人って感じじゃないですね。
恋のお話です。
全体に大人のちょっと洒落たお話って感じです。
GRでアクション推理ものばかり読んでいると、この本は毛色が変わっていて気分転換になります。
On The Edge
OBW3 1100語
★★★★
うーん、なんて書いて良いのかよくわからない本です。
1100語では多少、無理がある気がします。
Retold版なので、原作ならもっと深く味わえるのかも。
ジョギング後、家についた途端、気を失ってしまった少年。
目が覚めると、少年の両親だと自称する見知らぬ男女に監禁されていた。
頭が痛くなるほどの大音量の音楽が流れ続ける中、お父さん、お母さんと呼べと強要されるうちに、少年は自分が本当は誰なのかわからなくなりそうになる。
しかし、近所(といっても田舎なので、遠い)にすむ少女が、その様子の異常さに気付き、少年を助け出そうとするが・・・
家族って何でしょうね。
ああ、他にも映画や普通の本(日本語の本ってこと)の感想も、溜まってますね。
そちらもボチボチ書きますよ。
Jojo's Story
CER2 8400語
★★★★★
しょっぱなから、この本か・・・。
問題作ですね。
戦争で村人が殺され、ただ一人生き残った10歳の少年の物語です。
村に隠れていたところを国連軍に救出され、戦災孤児院(かな?)に。
途中、国連軍に同行していたカメラマンや、孤児院の国境なき医師団の女医、
孤児院で知り合った同じような境遇の子どもとの交流を交え、
戦争の様子、戦争前の様子が少年の視点から、淡々と書かれています。
結局、少年は孤児院に立ち寄った自国軍隊に参加することになるのですが、
あんなに戦争を嫌い、平和を願っていた彼がどうして軍隊に参加することを
選んだのか、何か他に方法はないのか、読むものに重いテーマを投げかけてくる話です。
高校でも、こういうのを英語の教材にすればいいのに。
Go, Lovely Rose and Other Stories
OBW3 9500語
★★★★
3つの短編からなるお話です。
それぞれの短編タイトルは、わかりません。
借りた本なんですよ、もう返してしまってて。
1つ目はこの本のタイトル、Go, Lovely Rose。
Lovely Roseは娘のこと。庭の黄色いバラのように美しい娘なわけです。
男と出かけていって深夜になっても帰ってこない娘が心配で心配で眠ることもできない父親の様子を通して、年頃の一人娘が親元を巣立っていくときの、父親の不安感、寂しさ、そして巣立ちを見守る気持ちが描かれています。
2つ目は、嫉妬のあまり犯罪を犯してしまった男が、出所後、その恋人に会いにいくお話。
結局、最後どうなったのかは、読者の判断にまかされているのですが、読後感は悪くないです。
SSSサイトでは、この2つ目の評価が高いようです。
3つ目は、なんじゃこりゃこりゃというお話。
ひどい男だなーと。っていうか、女もひどいし。
この本の裏表紙に、普通の人の話ってありましたが、3作目はあんまり普通の人って感じじゃないですね。
恋のお話です。
全体に大人のちょっと洒落たお話って感じです。
GRでアクション推理ものばかり読んでいると、この本は毛色が変わっていて気分転換になります。
On The Edge
OBW3 1100語
★★★★
うーん、なんて書いて良いのかよくわからない本です。
1100語では多少、無理がある気がします。
Retold版なので、原作ならもっと深く味わえるのかも。
ジョギング後、家についた途端、気を失ってしまった少年。
目が覚めると、少年の両親だと自称する見知らぬ男女に監禁されていた。
頭が痛くなるほどの大音量の音楽が流れ続ける中、お父さん、お母さんと呼べと強要されるうちに、少年は自分が本当は誰なのかわからなくなりそうになる。
しかし、近所(といっても田舎なので、遠い)にすむ少女が、その様子の異常さに気付き、少年を助け出そうとするが・・・
家族って何でしょうね。
てくりさんが書いた事意外は知らないのですか感想など。
Jojo's Story
切ないお話ですね。
以前のユーゴとか、イスラエル-パレスチナとか
お互い死にたくなんかないのに、戦いを選んでしまうのって、避けられないのでしょうかね?
イスラム原理主義者の自爆テロはまた違うと思いますが、
民族紛争って悲しい感じがします。
On The Edge
普通にこういうサスペンス映画見たいです。
拉致脱出物は2,3年前に見た「CORD」って映画が面白かったです。
ビンセント・ギャロが主演してました。
赤十字が運営する孤児院のすぐ隣にも爆弾が落ちる毎日。立派な装備の国連軍に、悪者をやっつけてくれと頼むのですが、できないと断られます。国連軍兵士は、サッカーなどして遊んでいます。
たまたまやってきた自国兵士たちは、旧式でかつボロボロの装備。
納得できない少年の気持ちも、サッカーをする国連軍の立場もわかるので、読んでいてやるせないです。
結局、赤十字も国連も何の助けにもならない、と言って、何もせずに放置しておくこともできないですし。
On The Edgeは、映画になるでしょうね。
警官を連れて偵察に行くシーンやら、アクションシーンもありますし。
犯人たちも家族に対するトラウマがあって、心理的な深みも出るし。
「CORD」っていう映画は知らないです。
機会があれば観ますね。
って、以前教えてもらったダークシティもまだ観てないんですけど・・・。