父の手術を諦めると決断して二週間。
あれ以来、家事も仕事も、何をするにもどこか手に付かない日が続いている。
家族の意向も踏まえて決めた事だが、正直に言って、今でもこの選択が正しかったのかという思いは拭えない。
今手術すればまだ間に合うかも…、時折そんな事を考えてしまう。
だが冷静に考えると、やはり手術によるリスクの大きさに思い至るのだった。
胃を部分的にせよ切除する以上、体力の低下は避けられない。
歩行器を使ってやっと歩ける父の現状からすると、そのまま寝たきりになってしまう可能性が高いと思われる。
加えて手術によるストレスで認知症が悪化するかも知れない。
他にも、食事が摂れなくなる、食物の逆流による誤嚥から肺炎を起こす…。
どれを取っても急激に寿命を縮める要素であり、そしてそれらが一つも起こらないという保証はどこにもない。
むしろ、それらの危険の全てから逃れ得るとしたらそれこそ奇跡だろう。
手術をしない事はきっと正しい選択だ。
けれども、まだ穏やかに過ごしている父の顔を見るにつけ、これから衰弱していく姿を思うと、再び迷いに苛まれる。
本当にこのまま何もしなくていいのか、と…。
ただ、心は千々に乱れる。
あれ以来、家事も仕事も、何をするにもどこか手に付かない日が続いている。
家族の意向も踏まえて決めた事だが、正直に言って、今でもこの選択が正しかったのかという思いは拭えない。
今手術すればまだ間に合うかも…、時折そんな事を考えてしまう。
だが冷静に考えると、やはり手術によるリスクの大きさに思い至るのだった。
胃を部分的にせよ切除する以上、体力の低下は避けられない。
歩行器を使ってやっと歩ける父の現状からすると、そのまま寝たきりになってしまう可能性が高いと思われる。
加えて手術によるストレスで認知症が悪化するかも知れない。
他にも、食事が摂れなくなる、食物の逆流による誤嚥から肺炎を起こす…。
どれを取っても急激に寿命を縮める要素であり、そしてそれらが一つも起こらないという保証はどこにもない。
むしろ、それらの危険の全てから逃れ得るとしたらそれこそ奇跡だろう。
手術をしない事はきっと正しい選択だ。
けれども、まだ穏やかに過ごしている父の顔を見るにつけ、これから衰弱していく姿を思うと、再び迷いに苛まれる。
本当にこのまま何もしなくていいのか、と…。
ただ、心は千々に乱れる。
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