Dishes Are Burning ~燃ゆる皿~

宇宙、そこは最後のフロンティア。UFO時代のときめき飛行、動くなよ、弾が外れるから。

失望よこんにちは

2016-12-31 23:54:25 | 日記
真夜中の月がひっそりと白い息を照らす

優しく冷淡に冴えた光

十二月の夜は深海のような静けさ

もうすぐ日付が変わり 

新しい年がやってくる

新しい失望が



あなたのいる街を離れて何年経つか

もう片手では数えられないのに

あの頃あんなに切望しても見られなかったあなたの夢が

今更になって訪れるのはどうしてだろう

きっとこれは信号なんだ

あなたの中に私がひとかけらも残っていないという

だから早く歩き出そう

新しい世界へ

どこまでも続く無人の荒野へ



新しい年よこんにちは

新しい世界よこんにちは

失望よこんにちは

何に出会うにせよもう打ち負かされるまでもない


行けなかった展覧会

2016-12-31 03:25:04 | 日記
熊本地震の影響か、今年は県水彩画展がなかった(らしい?)。
この三年程はそれだけが心の支えだっただけに残念だ。
観に行って今更どうなるものでもないが、その時だけはあの頃と繋がれるような気がする。
生きる価値のあった、幸せなあの一時。


展覧会といえばキース・エマーソンの死去は衝撃的だった。
モーリス・ホワイトの死去もショックだったけれど、こちらは長く闘病中だったので、
「いずれは…」という所もあったが、キースの死はあまりに唐突すぎた。しかも自殺だなんて…。
加えて、その訃報が世間一般には全く話題にもされない不遇さ。
職場を追われようとしている今の自分の境遇と重なる気がして、余計に切ない。


来年は展覧会へ行けるだろうか。
せめて今よりは晴れた心持ちで…。

暗中模索、或いは飲んだくれの日々

2016-12-20 04:18:53 | 日記
辞めようと思いつつも会社を辞められずに過ごす毎日。
まあなんだかんだ言って今日日ポーナスが出る会社なんだし、精一杯踏んだくって辞めてやれや…、
等と思いながらずるずると退職を引き延ばしている私は、すっかり会社の罠に嵌っているのかも知れないな、とか。

どうもバーボンは合わないなあ。ジムビームだろうがジャックダニエルだろうが、合わん物は合わん。
…と言いながら自分でも驚く程ハイペースで瓶の中身が減っていく。
私もこの年齢になってやっと酒に溺れる人の心情をか垣間見ようとは。
下戸の自分の酒量がこんなに増える事自体、数年前ならあり得ない事だったのに…。


どうでもいい事だが、「全てを晒け出す」事のみが真に誠実さの証なのだろうか。
どんなに好きな相手でも、例えば女神の如く崇拝している人だとしても、
「私の全てを見て欲しい」と大の場面まで見せられたらそりゃドン引きだろう、変態な趣味でもない限り。
(それを夢で見た私って、一体…)
相手が幻想を抱いているのならそれを壊さないようにするのも、それはそれで誠実さなのかも知れない、と思ったり。

酔いが醒めそうなのでもう寝るぞっ。