適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

【函館講演・その2】

2011-02-24 16:02:43 | 活動状況
『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 引き続き函館講演の第2弾。今回は、講演前に訪問した「道南の杉を使った家」のレポートをします。


玄関を開け中に入るとなんとも気持のいい空間を味わう事ができ、床と壁には“道南杉”が貼られてありました。



壁の一部にはカラマツも使用。カラマツの節は少しピンク色・スギの節は黒というイメージで見分けてください。



壁板の杉ですが、1番左と2番目の節のある位置がまったくの左右対照になっており板を折って重ねればピタリ

と合うかと思います。つまりは、1枚目の板が木表で使用されていれば2枚目は木裏で使用しているという事になります。




こちらが玄関になりますが、扉の左右に見える黒っぽいもの全てが杉の板に塗装したものです。

板を触るとツルツルではなく、ザラザラの状態。




見づらかった方のために、同じ杉を用意しました。

左がラフと呼ばれるザラザラした状態。右がプレナーと呼ばれる電動工具にて凹凸部を削って平らに仕上げた状態。