『木育』から『共育』へ。
国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!
かつて身の回りに普通にあった桶や樽は、今ではプラスチックや金属製に変わってしまいました。
船もFRPが殆どで、観光用は別として現役で使われている木造船なんて殆どない感じです。
新潟県の佐渡島で観光用にも使われている「たらい舟」と呼ばれる乗り物があります。
杉で作られていて、周囲には竹がまかれています。もちろんサザエやアワビ、ワカメなどを
獲るためにも使用されます。
知人に木造船の素晴らしさに見せられて、数年前、桶職人にたらい舟の製作を依頼して
個人所有している人がいます。先日、東京湾に浮かべてたらい舟に乗る機会がありました。
櫂の使い方が難しく全く前に進みません。その場でくるくる回るか、
後進することしかできません。
山の木を利用しようというと、住宅関連での利用を考えがちですが、
市民レベルでは木造船の復活を試みる人もいたりして感心します。 (高梨)
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