適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

【天竜新月センター訪問】その2

2009-11-20 19:45:47 | 活動状況

『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!



榊原さんと合流して最初に案内されたのが“天竜T.S匠の会”に加盟されている

二橋建築さんの現場でした。匠の会とは、葉枯らし天然乾燥材にこだわる

工務店・設計士・大工さんなどで静岡県を筆頭に関東・甲信越や愛知・三重といった

エリアで現在24社が加盟しているそうです。

現場に入るや否や杉の甘い香りがしてきました。床板は養生がされていましたが杉の無垢材です。




左から榊原さん、二橋さん、加藤


二橋さんは、榊原さんの所より丸太から購入。自らが木取り・製材までこなされており

接着剤などは使用しないそうです。



はめ込んでいるだけなので、取り外せる階段。

いろいろお話しを聞きましたが、最後に二橋さんは

『お客様に引き渡した後も大工が立ち寄れる家を作りたい。』とおっしゃってました。

確かに作り手と住まい手、お互いの顔が見えない住宅というのもありますし、

その言葉を裏付けるのが、まだ完成していないお家ですがお施主様が『もう住みたい!!』

と二橋さんに豪語するそうです。