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弊社開発手法やXupper(クロスアッパー)の活用法等について、ご説明させていただきます。

エンティティって、どんな種類があるの?

2005年04月12日 | データモデル入門
Xprime(Xupperの開発手法)では、エンティティを大きく分類するとリソース系とイベント系のエンティティに分類します。

リソース系のエンティティとは、マスタデータのことを、イベント系のエンティティとは、トランザクションデータのことを言っています。

さらにリソース系のエンティティを”存在するデータ”と”計画・企画するデータ”に分類、イベント系のエンティティについては、”発生するデータ”と”集計・加工するデータ”に分類しています。

それぞれのエンティティについて、もう少し説明します。

①存在するデータ
存在するデータとは、企業の経営資源(人・もの・金)を表現するもののことで、”得意先”や”商品”や”倉庫”等が存在します。

②計画・企画するデータ
計画・企画するデータというのは、存在するデータを組合せて作成するもので、”生産計画”や”セット商品”や”ファンド”等が存在します。

③発生するデータ
発生するデータとは、企業が業務を行う過程で発生する取引データのことで”受注”や”生産指示”や”請求”等が存在します。

④集計・加工するデータ
集計・加工するデータとは、発生するデータを集計あるいは加工することで作り出すデータのことで、パフォーマンスや資源を考慮しなくてもいいのであれば、不要なデータです。例としては”**残高”や”在庫”等があります。(前提として集計・加工する元データが存在している必要があります。例えば、在庫であれば”入庫”と”出庫”データが存在していれば、”在庫”データは処理で計算することにより求めることができます。)

各エンティティの分類と例を以下に示します。
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