画面の入力項目を属性として定義するという作業について、具体的に説明します。例としては以下の受注入力画面を使用して説明します。(アンダーラインのある項目が入力項目です。)【図1】受注入力画面レイアウト
画面レイアウト上の入力項目を各エンティティの属性として定義していくわけです。
■画面のヘッダ領域のからの属性定義
ヘッダ領域にある入力項目は”受注”エンティティの属性項目となります。
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これまでの作業の中で、エンティティとリレーションの分析はほぼ終了しているはずで、属性の定義が残っているという状態のはずです。
こでこで、入力機能のレイアウト定義及び編集仕様&チェック仕様から、エンティティの属性定義を行っていきます。
1.エンティティ属性の定義まずは、画面レイアウトを元に正規化を実施していきます。
その際、正規化の細かな規則等をあまり意識せずに、エンティティの属性を定義してい . . . 本文を読む
入出機能の定義では、受注入力、出荷指示入力などのデータ入力系機能の分析(定義)が対象となります。
受注入力のようにビジネスフロー図上の先頭の工程は先行するデータ入力系機能が存在しないという違いさえ認識していれば、必要な作業は基本的に同じです。受注⇒出荷指示⇒出荷⇒売上⇒請求⇒入金の場合の受注が先頭の工程になります。発注⇒搬入指示⇒入荷⇒仕入⇒支払予定⇒支払の場合は、発注が先頭の工程になります。
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生産性や品質を向上させる方法はいろいろあると思いますが、一番簡単で、しかも効果が期待できる方法は、既に作られているものを利用するということではないでしょうか?
既にあるものを再利用するということです。
プログラム作成においても、できる人が書いたソースを真似ることによって生産性や品質を上げることができます。
プレゼン資料の作成でも同様のことがいえます。
ナレッジマネジメントといっても、結局は他者 . . . 本文を読む
エンティティ関連図でエンティティをDeleteしようとすると、『処理の選択』ダイアログが表示され、削除するか除去するかを聞いてきます。
「削除と除去?」それぞれ、どのような違いがあるのでしょうか?
削除と除去の違いですが、以下の違いがあります。
【削除】
そのエンティティを使用している全てのアプリケーション・エリアから該当エンティティが消去される(リポジトリ上からデータが削除される)ことを意味し . . . 本文を読む
システム運用の定義で作成したビジネスフロー図に表現された業務工程のうち、コンピュータを利用する工程を入出力要件定義の対象とします。
この対象となる工程を最終的にはすべて分析(定義)していくことになるのですが、その場合に工程を出現順に処理していく方法は賢明ではありません。コンピュータを利用する工程と一口にいっても、工程の質そのものに差があることは、基幹業務と管理(分析)系業務の差のところでも説明 . . . 本文を読む
マトリックス分析でCRUD分析表を作成する場合、Xupperでは当該CRUD分析表にどのようなプロセスが存在するのか、どのようなエンティティが存在するのかを選択する必要があります。
しかし、関係するプロセスとエンティティだけを抜き出してCRUD分析表を作成するのは、それほど容易な作業ではありません。
あるサブシステムに所属するプロセスが複数存在していたとして、それぞれのプロセスでCRUDが定義 . . . 本文を読む
導出項目とは、他のデータ項目から処理や計算により導き出せる項目のことをいいます。この導出項目は、処理で求めることができるわけですから、データモデル上は必要ない項目という扱いになります。導出項目を排除するといっても実際は、排除する場合と排除しない場合があります。 では、どのような場合に導出項目を排除し、どのような条件の場合は導出項目を残しておくのでしょうか?以下の導出項目の削除について説明します。 . . . 本文を読む
エンティティレベルのダイアグラムで作業を行っている場合でも、エンティティの属性を確認したいということがよくあります。
エンティティのプロパティのエントリータブから確認することはもちろんできますが、エンティティのプロパティを表示しなくても、属性の確認を行うことができます。
ツールバーからルーペを選択し、対象のエンティティをクリックすると、『(エンティティ名)全属性表示』画面(図1)で属性を確認する . . . 本文を読む
大規模なシステム開発になると、エンティティ数が数百~数千になることも珍しくありません。
そのような大規模なシステムになってくると、Xupperのデフォルトのダイアグラムの大きさ(通常編集領域はA2サイズ)ではとても全体のモデルを編集したり、表示(印刷)したりすることができません。
そこで、ダイアグラム単位に、通常の編集領域より4倍、16倍と表示する事が可能となっています。(図1)
但し、Wind . . . 本文を読む