XupperⅡAdvancedにデータ管理者支援機能(DAassist)というものが存在します。この機能は登録されているフィールド名(やフィールド正式名、フィールド物理名)が命名規約どおりに命名されているかどうかをチェックする機能です。
データ整理の第1回「全社レベルのデータ整備 第1歩は項目名称の統一から」で、こんな機能を提供していますというご紹介だけはしていましたが、具体的な内容については言 . . . 本文を読む
データ管理者の役割と人材像について述べたいと思います。
まず、データ管理者の役割ですが、①データ辞書の管理②データ整備の手続運営③データ整備の啓蒙の3つに絞った方がいいでしょう。
しばしば、DB設計者やDB管理者の仕事を、データ管理者の役割に含めて考えるケースがあります。
このような体制の場合、アプリケーション担当者が「データ項目はDB担当者の問題である」という認識を持ちがちです。
確かに、 . . . 本文を読む
「原材料コード」+「色区分」+「サイズコード」=「商品コード」といった構造化データが、レガシーシステムでは当たり前のように使用されています。
このような商品コードになっていた場合、様々な問題が発生します。
例えば、ある原材料を使用している商品を調査する場合、商品コードの最初のn桁を原材料コードとして抜き出して、集計を行う必要があります。
構造化されたコード体系については、その内訳をそれぞれ . . . 本文を読む
データ項目の計算式を把握するところから、作業を始めていきます。
例えば、プログラム内で以下のような計算式が記述されていたとします。
COMPUTE SALE_ORDER_AMOUNT = SALE_UNIT_PRICE * SALE_ORDER_GTY
これを、
受注金額 = 受注単価 * 受注数量
と書き換えるわけです。
プログラム内では任意の名称が付与されて記述されている計算式を、 . . . 本文を読む
ここでは、「データ項目の値の範囲や制約」のことをドメインと呼びます。
このドメインを利用して、データ項目を整理していく方法について述べます。
現実の実装では、別々のDBやファイルに別れ、名称も異なっているが、実際には同じ意味であったり、非常に近い関係にあるデータ項目を見つけていこうという話です。
それでは、ドメインとは何かから説明をしていきます。
冒頭にも書きましたが、ドメインとは「データ . . . 本文を読む
前回は、「データを整理するためには、まず、データ項目名称を統一し、意味をよく理解する必要がある。」ということを述べました。「データ項目名称の統一」についてのみ記述しましたので、ここでは、「データ項目の意味の理解」について述べてゆきます。
実際には、データ項目の意味を理解する(明確にする)作業は、かなり業務に精通したデータ管理者でも不可能に近い作業となります。
そこで、データ項目自体の基本的な説明 . . . 本文を読む
データを整理するためには、まず、データ項目名称を統一し、意味をよく理解する必要があります。
データ項目については、膨大な数になることが想像できますので、できるだけリポジトリに登録し、データ項目辞書(Xupperのディクショナリなど)を作成するようにしたほうがいいと思います。
データ項目辞書により、データ項目名称・桁数・形式・意味等を定義し標準化し、管理するのです。
データ項目名称の命名基準とし . . . 本文を読む
当カテゴリでは、弊社技術サポート部 部長 本村智之 が『ソリューションIT』(2002年5月号~2002年12月号)に連載しました、「データ整理のコツ教えます」について、解説していきます。
誤解や曲解を恐れず、私なりに解釈し、あまり長くならない程度に内容を紹介してゆきます。
「データ整理のコツ教えます」という連載につきましては、弊社の方で抜き刷りを作成し、無料で配布しています。
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