Xupper技術サポート部のページ

弊社開発手法やXupper(クロスアッパー)の活用法等について、ご説明させていただきます。

第4回「元データ・計算式・算出結果 項目間の関連を明確にする」

2005年03月31日 | データ整理
データ項目の計算式を把握するところから、作業を始めていきます。 例えば、プログラム内で以下のような計算式が記述されていたとします。 COMPUTE SALE_ORDER_AMOUNT = SALE_UNIT_PRICE * SALE_ORDER_GTY これを、 受注金額 = 受注単価 * 受注数量 と書き換えるわけです。 プログラム内では任意の名称が付与されて記述されている計算式を、 . . . 本文を読む
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第3回「名称・エンティティ・データ型・桁数、そしてドメインの観点が必要」

2005年03月30日 | データ整理
ここでは、「データ項目の値の範囲や制約」のことをドメインと呼びます。 このドメインを利用して、データ項目を整理していく方法について述べます。 現実の実装では、別々のDBやファイルに別れ、名称も異なっているが、実際には同じ意味であったり、非常に近い関係にあるデータ項目を見つけていこうという話です。 それでは、ドメインとは何かから説明をしていきます。 冒頭にも書きましたが、ドメインとは「データ . . . 本文を読む
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ポップアップからフローオブジェクトを作成するには?【ビジネスフロー図】

2005年03月30日 | ビジネスフロー図
フローオブジェクトを追加する場合、エディタ領域とツールバーとの往来が頻繁に発生します。 エディタ領域とツールバーとの往来を行いたくないという場合は、ビジネスフローの「オプションの設定」で「フローオブジェクト作成をポップアップで行う」(図1)を有効にします。 このオプションを有効にした後に、エディタ上でオブジェクトを作成したい位置でポップアップを表示すると、一番上に「新規」メニューが追加されます . . . 本文を読む
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第2回「このデータは何を表しているのか? 項目の「意味」と「関係」を明らかにする」

2005年03月29日 | データ整理
前回は、「データを整理するためには、まず、データ項目名称を統一し、意味をよく理解する必要がある。」ということを述べました。「データ項目名称の統一」についてのみ記述しましたので、ここでは、「データ項目の意味の理解」について述べてゆきます。 実際には、データ項目の意味を理解する(明確にする)作業は、かなり業務に精通したデータ管理者でも不可能に近い作業となります。 そこで、データ項目自体の基本的な説明 . . . 本文を読む
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ずれたフロー線を簡単に直線にするには?【ビジネスフロー図】

2005年03月29日 | ビジネスフロー図
これはマニュアルを見ないとわからないと思いますが、少しだけずれてしまっているフロー線を簡単に直線にする方法があります。 よくあるのが図のようなケースです。 れをマウス操作だけで直線にするのはかなり至難の業です。 これを簡単に直線にするには、 ①オブジェクトの位置を微調整する どちらかのフローオブジェクトを選択して、前述のCtrl+矢印キーでフロー線が直線になるまでオブジェクトを移動。②フロ . . . 本文を読む
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第1回「全社レベルのデータ整備 第1歩は項目名称の統一から」

2005年03月28日 | データ整理
データを整理するためには、まず、データ項目名称を統一し、意味をよく理解する必要があります。 データ項目については、膨大な数になることが想像できますので、できるだけリポジトリに登録し、データ項目辞書(Xupperのディクショナリなど)を作成するようにしたほうがいいと思います。 データ項目辞書により、データ項目名称・桁数・形式・意味等を定義し標準化し、管理するのです。 データ項目名称の命名基準とし . . . 本文を読む
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コネクタ接続先を自動的に表示(印刷)するには?【ビジネスフロー図】

2005年03月28日 | ビジネスフロー図
BFDのコネクタはコネクタ上部のフローIDと、コネクタ下部のコネクタIDで接続関係を表現しています。 そのため接続先のフロー名が知りたい場合は、そのコネクタをダブルクリックしてみるしか方法がないと思われがちです。 しかし、だとするとBFDの印刷物は致命的になってしまいます。 紙を指でダブルクリックしてみても仕方ないので・・・。 というのは冗談ですが、しかし、画面ではダブルクリックすれば、接続先のフ . . . 本文を読む
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「データ整理」カテゴリについて

2005年03月25日 | データ整理
当カテゴリでは、弊社技術サポート部 部長 本村智之 が『ソリューションIT』(2002年5月号~2002年12月号)に連載しました、「データ整理のコツ教えます」について、解説していきます。 誤解や曲解を恐れず、私なりに解釈し、あまり長くならない程度に内容を紹介してゆきます。 「データ整理のコツ教えます」という連載につきましては、弊社の方で抜き刷りを作成し、無料で配布しています。 ご興味がある方 . . . 本文を読む
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文書化が基本  システム開発に限った話ではないですが・・・

2005年03月25日 | プロジェクト管理関係
システム開発というより、仕事の基本といったほうが良いかもしれませんが、「文書化」は非常に重要です。 書くこと、またはそれを読み返すことによって、自分自身で欠陥に気づくことがあります。(それも、結構あります。) 何となくつじつまが合っていると思っていたことが、文章にしてみるとあちこち穴があいていたというは現実でもよく経験します。 自分で確認しただけでも、ケアレスミスや内容の漏れ、矛盾、表現の不統一 . . . 本文を読む
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上流工程を重視する

2005年03月24日 | プロジェクト管理関係
米国でのある調査によれば「発見されたすべての欠陥の60%は上流工程の時点ですでに存在している」「欠陥によるやり直し作業が一般にソフトウェア開発の40%~50%を占める」とい報告がなされています。 また、「上流工程で欠陥防止に1時間かけるごとに下流工程での修正に要する時間は3~10時間減る」といわれています。 ソフトウェアの品質向上というと、テスト工程と結びつけて考えやすいのですが、テスト工程は積 . . . 本文を読む
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