Xupper技術サポート部のページ

弊社開発手法やXupper(クロスアッパー)の活用法等について、ご説明させていただきます。

見積ツール(Xradian)でのデータファンクションの識別の補足

2007年06月27日 | Xupper開発手法
CPM4.1では、データファンクション(ILF)の識別の例として、業務エンティティと業務説明エンティティがあげられています。 【業務と業務説明のエンティティ関連図】 データファンクションの条件として、「そのデータまたは制御情報の組みは、論理的でユーザ視点で見たデータであること」というものがあります。 そして、業務エンティティだけでは、ユーザの要求を満足することができないし、業務説明エンティテ . . . 本文を読む
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Xupperの開発工程とDLCPの補足

2007年02月14日 | Xupper開発手法
Xupper による開発工程とDLCPの捕捉  Ⅰ.ビジネス運営段階でのDLCPの補足 (BFD, BR) ビジネス運営段階では、ビジネスフロー図とビジネスルールを定義することにより、業務の全体像を整理していきます。ビジネスフロー図に表現されている運用ルールまたは事務処理基準からBPを捕捉していきます。 Ⅱ.入出力(ユーザーインタフェイス)設計段階 (DEV, GUI) ビジネスフロー . . . 本文を読む
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機能要件の定義

2006年09月02日 | Xupper開発手法
Xupperでは、業務要件はビジネスフロー図(+プロセスの概要(ビジネス要求定義書))とビジネスルールの機能を使用して整理します。 当然、業務要件が明確でなければ、システムを構築することはできません。 しかし、業務要件だけでいいかというとそういうわけでもありません。各機能の機能要件を明確にする必要があります。 では、機能要件の定義はどのような機能を使って定義するのでしょうか?ビジネスフロー図 . . . 本文を読む
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開発プロセスとは、ユーザとの共通認識を作っていくプロセスである

2006年08月31日 | Xupper開発手法
システム開発には多くのメンバーが参画します。それぞれのメンバーがシステムに対するイメージを持っているわけですが、このイメージは各メンバーの頭の中にある漠然としたものです。 開発が進むにつれてシステムがどんどん具体化していくことによって、それぞれのメンバーのシステムに対するイメージも徐々に共通認識として明確になっていなければなりません。 しかし、実際にはシステム開発も終盤のテスト工程になって、は . . . 本文を読む
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プロセス中心設計になっていませんか?

2006年02月28日 | Xupper開発手法
会社の関係上、参画するプロジェクトはデータ中心設計で行うというものが多いのですが、データ中心で行うといっていながら実際にはプロセス中心で設計を行っているのではないかと感じることがよくあります。 エンティティ関連図を作成すればデータ中心設計だと思われているのではないでしょうか? データを中心に据えて設計を進めていくことが本当のデータ中心設計だと思いますが、実際にはデータのあるべき構造を導き出す方 . . . 本文を読む
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フィールド整理を行う上での問題点

2006年02月04日 | Xupper開発手法
一言でフィールドを整理するといってもいろんな問題が存在します。 1.数の問題小さなシステムでフィールド数は、数千の規模で存在するはずです。大規模なシステムになってくると、その数は数万というオーダーになるはずです。 それらのフィールドの意味を理解して、異音同義語かどうかを判断していくという作業は非常に工数がかかります。 さらに、みんなで分担して作業を行うということも難しいのが現実です。実際、異 . . . 本文を読む
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フィールド(同音異議語、異音同義語)の整理

2006年02月03日 | Xupper開発手法
Xupperで設計を実施していくと、システムで必要なフィールド(データ項目)は全てディクショナリで一元管理されます。 画面や帳票レイアウトを定義するためのフィールドやエンティティの属性として定義しているフィールドは全てディクショナリに登録されるわけです。 しかし、それぞれの担当者が個別に作業を行うため、知らず知らずのうちに同じ意味のフィールドを別名で登録してしまう現象が発生します。 Xupp . . . 本文を読む
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機能定義書の作成

2006年02月02日 | Xupper開発手法
ここまでの作業で、以下の成果物が作成されているはずです。 ①ビジネスルール②ビジネスフロー図③ビジネス要求定義書(ビジネスフロー定義書等も含む)④エンティティ関連図⑤画面・帳票レイアウト(ビュー定義書等も含む)⑥編集仕様書⑦チェック仕様書⑧CRUDマトリックス⑨フィールド更新仕様書 上記の定義は言ってみれば、個々の独立した仕様であってその間の関係は実はどこにも定義されていません。 例えば、画 . . . 本文を読む
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CRUDマトリックスでプロセスとエンティティの関係を定義

2006年01月30日 | Xupper開発手法
データモデリングにより明確になったデータ入力系プロセスとエンティティの関連を、マトリックス分析表に定義していきます。 1.CRUDの定義 横軸、縦軸にエンティティもしくはプロセスを配置し、それぞれC(作成)R(検索)U(更新)D(削除)の対応を記入していきます。(マトリックス分析でCRUDの定義を行います。) Xupperでは、エンティティとプロセス単位ではなく、エンティティの各属性単位にCR . . . 本文を読む
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データ出力系機能の分析で不足項目がでた場合の対処

2005年12月05日 | Xupper開発手法
出力項目の確認をして、現時点でのエンティティ関連図では、実現不能な場合の対処としては、次の対処があります。 出力項目が存在しなかった場合の対処としては、まず、その出力項目が導出項目かどうかを検討します。 その項目が導出項目の場合は、エンティティの属性としては追加定義する必要がありません。(「導出項目の排除」参照) 導出項目でない場合は、その項目が本来どの業務プロセスで入力されるべき項目なのか . . . 本文を読む
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