Xupperであは、システム化対象の業務をプロセス(画面入力系プロセス、画面照会系プロセス、帳票出力系プロセス、バッチ更新系プロセス)として登録していきます。(手作業系のプロセスというのものありますが、手作業系プロセスは除きます。)
基本的にはビジネスフロー図を記述しながら、プロセスを追加(作成)していくわけですが、そのプロセスがほぼ機能と考えられるわけです。
しかし、Xupperでは、プロセ . . . 本文を読む
成果をあげるためには、能力が必要です。しかし、どんなに能力があっても、それを相手に伝えることができなければ、成果に結びつきません。
つまり、成果=能力×コミュニケーション力 ということになります。
どんなに、業務内容を理解していようと、説明内容が頭の中で整理されていようと、それをユーザに説明できなければ意味はありません。説明するだけではなく、ユーザに理解してもらう必要があります。
ユーザに説 . . . 本文を読む
よく、ISOの品質特性とかJISの品質特性とかが言われます。機能性、効率性、可用性、移植性、保守性・・・といったものです。
これらの品質特性はどちらかというと成果物の品質ではないでしょうか?それはそれで大切な指標ですが、ここでは、作業の品質として”スピード”というものを挙げたいと思います。
同じ成果物を作るのであれば、当然、早くできたほうがいいわけです。
私の子供のころ父親に「遅いのであれば . . . 本文を読む
護送船団の場合は、一番スピードの遅い船に合わさざるを得ないということを書きました。
従って、全体のスピードを上げるためには、一番遅い船を見捨てるしかないとも・・・
しかし、もう一つ方法があります。
それは、一番スピードの速い船と一番スピードの遅い船をロープで結び付け、引っ張ることで、一番遅い船のスピードを上げることです。 . . . 本文を読む
以前、SCMのセミナーを受講した際、TOC(Theory of Constraints):制約理論という言葉を聞きました。詳細はこちらを参照してください。
そのときTCOを、護送船団に例えて説明があったと記憶しています。
「護送船団」とは、太平洋戦争のさなか、前線へ向う輸送船(民間)を、駆逐艦(官)が護衛し、輸送の安全を図ったことに由来します。
輸送船と駆逐艦の速度を比べれば、当然、輸送 . . . 本文を読む
私が新人の時に、ある人から言われたことがあります。
「絵がかけるようになって一人前」と・・・
そういわれた時の状況はよく思い出せませんが、その言葉だけが記憶に残っています。
その時は、「資料を書くときにわかりやすい絵を使って書けるようになって、一人前」という程度の理解でしたが、最近はこの絵というものの解釈を間違っていたのではないかと思い始めています。
この人がいった絵とは、本当の絵(?): . . . 本文を読む
顧客要件については、全てを聞き出してから作業を行うべきなのか、それとも、ヒアリングを行いながら、実現する要件だけに絞り込んでいくのか、悩むことがあります。
全ての要件を聞き出してから作業を行うといった場合は、「きちんと要求は伝えたはずである。その時にはできないとはいっていなかった。今になって開発範囲の対象外ですといわれても困る。当然、やってくれるものと思っていた。」と言われることが考えられます。 . . . 本文を読む
要件定義のフェーズでは顧客の要求を要件として定義します。
その要件を実現させるために、どのような機能が必要かを分析・設計していきます。
しかし、分析・設計の作業を進めていくと、ついつい目先の問題をいかに解決するかに意識がいってしまい、要件と機能の間に不整合が発生することがあります。
そのようなことが起きないようにするために、要件と機能のマッピングを行います。
要件と機能をマッピングすること . . . 本文を読む
病気にならないようにするためには、常日頃から健康管理に気をつけるということが重要です。さらには、定期的に病院で健康診断をしてもらって自分自身の病気や健康状態を把握する必要があります。
プロジェクトも健康かどうか(問題が発生していないかどうか、上手くいっているかどうか)を管理するためには、定期的に状況をチェックする必要があります。
チェックするにはチェック項目(コレステロール値とか・・・)が必要 . . . 本文を読む
一口に問題といってもいろんな問題があります。
重要な問題と軽微な問題、緊急の問題と急ぐ必要のない問題、放置しておくと必ず悪化する問題ともしかしたら沈静化するかもしれない問題、プロジェクト全体の問題と個別の問題・・・等々です。
まずは、問題の洗い出しを行う必要がありますが、問題がある程度出てきたら、今度は、それらの問題を類型化(分類)します。
分類するためには、分類するための基準が必要です。
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