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自分がその機能になったと思って、考える・・・

2006年08月02日 | つぶやき・・・/独言

機能要件を整理する場合、どのように考えればいいのでしょうか?

自分がその機能になったつもりで考える

と、機能の要件を明確にすることができます。

自分が機能になったとした場合、データというのは、台帳や伝票ということになります。
・台帳(⇒顧客台帳、商品台帳・・・)
・伝票(⇒受注伝票、売上伝票、出荷伝票・・・)

機能で行う編集というのは、所詮、人間が行うことを大量かつ高速に行っているというだけですので、四則演算とか集計とか並び替えといったものであるに過ぎません。

              

例えば、受注入力の機能要件を考えます。「鈴木さんからA商品とB商品の注文を受け付けた」とします。

機能さん
①「鈴木さんって、今まで取引のあったお客さんだったけ?⇒顧客台帳に登録されているかどうか確認してみよう。」
②「A商品とB商品の在庫は存在していたっけ?⇒在庫台帳の在庫数を確認してみよう。」
③「A商品とB商品の単価はいくらだっけ?⇒商品台帳を調べて確認しよう。」
④「鈴木さんからA商品とB商品を受注したら、鈴木さんの与信限度額を超えたりしないよね?⇒顧客台帳から与信限度額を調べよう。そして、A商品の単価とB商品の単価よりも少ないことを確認しよう。」
⑤「在庫が他の担当者に取られたら注文を受け付けられないので、予約しておこう。⇒在庫台帳の(有効)在庫数を減らしておこう。在庫台帳の在庫の引当を行っておこう。」
等々・・・

ということで、機能要件としては、

①顧客マスタに登録されていることを確認できること
②在庫マスタに該当商品の有効在庫が存在すること
③商品マスタから商品単価を決定できること
④-1顧客マスタから該当顧客の与信限度額を確認できること
④-2受注金額が顧客の与信限度額を超えないこと
⑤在庫マスタの該当商品に対して商品の引当ができること
等々・・・

ということになります。

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1 コメント

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Unknown (mita waichi)
2006-08-23 10:05:23
分かりやすい解説です。

8月2日以降はお忙しいのかちょっと日が過ぎています

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