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Xupper--ビジネスフロー階層

2007年02月02日 | Xupper共通・その他機能

Xupperでビジネスフロー図を作成するためには、まず、ビジネスフロー階層を定義する必要があります。

業務を階層化して定義すると考えてもらえればいいでしょう。

ビジネスフロー階層の作成手順としては、いろいろありますが、手順としては①業務一覧の作成⇒②業務の詳細(階層)化という手順になります。

①業務一覧の作成
業務一覧の作成ですが、対象業務のマニュアルや仕様書から整理するというのが、一般的な方法だと思います。
専門家が参画できるのであれば、その人に一覧を作成してもらうという方法もあるでしょう。
また、業務のライフサイクルということでPDCAサイクルを考えて、対象業務におけるPDCAに該当する業務としてどのような業務が存在するのかを整理していってもいいと思います。

②業務の詳細(階層)化
①で整理した業務階層をブレイクダウンして階層化していきます。
詳細化につても、さまざまな方法が存在します。例えば、業務の時間的な流れ(時系列)に列挙していくという方法もありますし、業務を実施する上での条件を整理し、条件ごとの業務パターンを整理していくということも考えられます。

また、EA(Enterprise Architecture)では、政策・業務体系の成果物として、機能構成図(DMM)を作成するようですが、機能構成図を作成してどのような業務が存在するのかを整理してもいいと思います。(機能構成図(DMM)の作成方法については、EAの手引きが経済産業省から公開されていますので、そちらを参照してください。)


【EAの機能構成図(DMM)・・・経産省「Enterprise Architectureについて」より】

業務一覧を詳細化することにより、ビジネスフロー図の機能を用いて、ビジネスフロー階層を定義していきます。


【ビジネスフロー階層】

Xupperのビジネスフロー図では、ビジネスフロー階層を定義した後、ドラッ&ドロップで簡単に階層を移動することができますので、最初はあまり階層自体の妥当性は気にせずに定義すればいいと思います。
検討を進めていく過程で、必要に応じて修正していけばいいだけです。

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