Xupperでサブシステムという概念があります。
システム開発で一般的に使用するサブシステムという言葉とほぼ同じ概念でだと考えてもらっても結構ですが、ツールの機能としてはプロセス階層(機能階層)定義を行う場合の最上位の分類用のフォルダという位置付けになります。
Xupperでは、プロセス階層図という機能を使って機能階層を定義していくことになります。
その際、プロセスを分類するための最上位のフォルダのことをサブスステムと呼びます。
プロセス階層図の作成手順としては、①プロセスの洗い出し⇒②サブシステムの定義(必要に応じて中間プロセスの定義)⇒③プロセスの階層分けという手順になります。
①プロセスの洗い出し
プロセスの洗い出しですが、すでに、どのようなプロセスが存在するのか明確であるという場合は、プロセス階層図から直接登録してもらって結構です。
新規システムの開発では、どのようなプロセスが必要となるかわかりませんので、ビジネスフロー図で業務の流れを記述し、当該業務で必要な機能(プロセス)の洗い出しを行います。
ビジネスフロー図で追加したプロセスは、自動的にプロセス階層図に追加されます。追加した時点では、どのサブシステムに分類わけされるかはわかりませんので、最初は「サブシステム未接続のプロセス」というフォルダに追加されることになります。
②サブシステムの定義
プロセス階層図の作成ですが、まず最初にサブシステムを定義します。(例:受注管理サブシステム、出荷管理サブシステム・・・)
また、サブシステムをさらに分類して機能を整理したいという場合は、階層分けを行うための中間プロセスを定義していきます。
③プロセスの階層分け
ビジネスフロー図を定義することによって洗い出したプロセスを各サブシステムに振り分けていきます。
プロセスを階層わけする際には、サブシステムをまたがって分類することはできません。
(ビジネスフロー図では、あるプロセスが複数のビジネスフロー図に登場させることが可能です。)
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