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DA+に求められるスキル

2006年02月10日 | つぶやき・・・/独言

『DA+の夜明け』の説明会において、データアドミニストレータ・プラス(DA+)の役割として、

①開発プロジェクトの中でアプリケーションSEと同じレベルで仕様を理解していなければならない。
②開発プロジェクトの中でデータディクショナリと論理データモデルを作成しなければならない。
③論理データモデルはプロジェクトを横断し組織全体で整合的でなければならない。
④DBAの手による実装が全体最適から逸脱しないように管理しなければならない。

ということが挙げられました。

このことを前提として、どのようなスキルが必要なのかを考えていきます。

まず、①の「開発プロジェクトの中でアプリケーションSEと同じレベルで仕様を理解していなければならない。」ということでいえば、やはり要件定義、外部設計の経験が必須ではないかと思います。

次に②の「開発プロジェクトの中でデータディクショナリと論理データモデルを作成しなければならない。」ということでいえば、プロジェクトの中でデータ管理者としての経験も必要となってきます。

③の「論理データモデルはプロジェクトを横断し組織全体で整合的でなければならない。」ということでいえば、組織全体の視点で思考できるようにならなければいけないわけですから、経営者やコンサルタントとしての能力も必要となってくるかもしれません。
少なくとも、一般的な業務プロセスや会計の知識は必須になると思います。

④の「DBAの手による実装が全体最適から逸脱しないように管理しなければならない。」ということでいえば、RDBMSについての知識も必要となってきます。

情報処理系の資格との対応でいうと、
①⇒アプリケーションエンジニア、ソフトウェア開発技術者?
②⇒テクニカルエンジニア(データベース)
③⇒システムアナリスト、中小企業診断士、ITコーディネータ?
④⇒OracleMaster、テクニカルエンジニア(データベース)?
といった知識が必要となってくるということでしょうか?

ちょっと、ハードル高すぎ?

このように考えると、やはり一般的なプログラマ⇒SE⇒PMというキャリアパスではなく、データアドミニストレータを育成するためのキャリアパスが必要になってくると思われます。

求められる人材像が明らかになれば、あとはそのような人材を育成するにはどうすればいいかを考えていけばいいだけです。

求められる人材像自身が不明確であれば、どのような教育を実施すればいいかもわかりません。

求められている人材像に対して、今自分はどのレベルにあるのかを評価できる指標とか設定できればいいかと思います。(なかなか難しいですが・・・)

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