大学は、全寮制の大学でしたが、よく寮単位での対抗戦を行っていました。
対抗戦には、1年生から4年生まで全員参加が原則です。
当然、対抗戦なのでそれぞれ競技の前には、何ヶ月にもわたって練習を行うわけです。そこでは、毎回練習にくる人もいれば、来ない人もいます。上級生もいれば下級生もいます。アピールする人もいれば、黙々と練習する人もいます。
しかし、全員が競技に . . . 本文を読む
プロ野球やプロサッカーでも、勝つために一流選手を高い金を出して獲得し、チーム力を高めるということが行われます。
プロジェクトも同じではないでしょうか?
プロジェクトを成功させようとするならば、まずは、どうやって有能な要員を確保するかではないでしょうか?
スキルの低い要員を単価が安いという理由からだけ大量に採用するということであれば、結果は見えています。
二軍レベルの選手を何人入れたところで . . . 本文を読む
プロジェクトの規模と工数の関係はどのような関係になると思いますか?
1機能に該当する成果物を作成するために、1人月が必要だったとします。そうすると、10機能であれば10人月、1000機能であれば1000人月が必要となると考えがちですが、実際は異なります。
規模と生産性の関係を図で表すと、一般的に下記のような関係になります。
規模が大きくなればなるほど、生産性は低下します。
なぜならば、 . . . 本文を読む
何事も「先手必勝」とよくいわれます。
学生時代、こんなことがありました・・・
英会話の授業とかあったんですが、私はあまり上手くコミュニケーションをとることができませんでした。
でも、発音はそんなに上手くなかったですけど、ちゃんとできる人間もいたんですよね。
で、なぜ上手くコミュニケーションがとれるんだ?と聞いたところ、「相手の話を聞かないからだ」というんです。
( . . . 本文を読む
プロジェクトに変更はつきものです。
しかし、変更にもいろいろあります。
単純に作成したドキュメントを修正するだけの変更もあれば、プロセス(手順)を変更することもあります。
どちらが、手戻りコストが大きいかは説明するまでもありません。
しかし、実際にはプロセス(手順)を真剣に検討もせず、別のプロジェクトで行っているからとか、社内標準であるからとかを理由に内容を吟味せず、そのプロセス(手順)で . . . 本文を読む
プロジェクトの敵は「そのプロジェクトの中で発生するさまざまな問題である」と書きましたが、では、問題とはなんでしょうか?
いろんな意思決定の本や問題解決の本を読んでみると、だいたい、次のように書いています。
問題とは、理想と現実のギャップである。
つまり、本来「あるべき姿」というものがあり、それに対して「現状」があります。その「あるべき姿」と「現状」の差が問題であるということです。
プロ . . . 本文を読む
「人生勝つか負けるかだ!」って言っている人が回りにいませんか?私の仕事の関係ではあまりいないんですが、学生時代の友人には何人かいます。
で、最近思うのですが、「プロジェクトも勝つ(成功する)か、負ける(失敗する)かだ!」って・・・
プロジェクトも勝負だとしたら、何との勝負なんでしょうか?
私は、プロジェクトで発生するさまざまな「問題」との勝負だと思っています。
どんなに完璧なプロジェクト計 . . . 本文を読む
話を分りやすく説明するために、例え話を会話に入れるということをよくやりますよね。
プロジェクトの中でも同様です。
しかし、いきなりぶっつけ本番でやってもなかなか上手くいきません。普段からの訓練が必要となります。
いつもやっているメンバーとの会話の中で、たとえ話を入れてみるというのも効果的だと思いますが、実際にはある程度の基本的な知識をもった仲間うちでの会話ですので、そのたとえ話が効果的かどう . . . 本文を読む
以前、プロジェクトへの貢献は、能力×意志であると書きました。
では、意志や能力を向上させるために具体的にはどのような対策を行えばいいのでしょうか?
私は、この意志や能力の構成要因を分解していき、その構成要因を変化させることが可能な対策とは何かを考えればいいのではないかと思っています。
例えば、『意志』の構成要因が、「仕事の魅力」と「実現可能性」だと仮にした場合、その「仕事の魅力」を高めるには . . . 本文を読む
モチベーションは、どのようにすれば向上するのでしょうか?(単純にこうすればいいという答えはないと思いますが・・・)
まず、モチベーションの構成要素は何かから考えてみます。
モチベーション=仕事の魅力×実現可能性
仕事に魅力を感じれば、何もいわなくても努力をするでしょう。しかし、どんなに魅力のある仕事でも実現可能性がゼロであれば、やってやろうという気は起きないのではないでしょうか?
例え . . . 本文を読む