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雑感録

負け試合にこそ、アビスパの成長を見た!

昨日のホーム清水戦。
緊急事態宣言明けとワクチン摂取完了ということで、久しぶりに博多の森球技場こと“ベスト電器スタジアム”に配偶者といっしょに行ってきた。
去年もコロナ禍で、基礎疾患持ちの僕はスタジアム観戦も後援会支部会(#VOYAJ1 支部)の集まりも自粛してきたので、久しぶりのスタジアム観戦。“レベルファイブスタジアム”だった博多の森球技場はネーミングライツがベスト電器(すでにヤマダデンキ傘下に入ってるけど、九州ではベスト電器の方が馴染みありということでブランドは残したらしい)に変わって、スタジアムの案内イラストも「イナズマイレブン」のものからベスト電器のテレビCM「プレミアム11編」(あのCMはサッカーの11人と得点・特典をかけた、いいアイデアだと思う)の仕様に変わっていた。

そんな訳で昨日の清水戦。昨年J2で2位になってJ1に昇格したアビスパは、序盤戦こそJ1のスピードと技術についていけず苦戦を強いられたけど、長谷部監督の手腕と外国人5人ほか要所の日本人選手を補強したフロントの強化力がうまく噛み合ってきて、ここまで長谷部監督の当初目標「勝ち点50以上、J1で10位以内」を、すでに前節の時点で勝ち点46、順位8位と達成しつつあり、今日清水に勝てばJ1残留も決定という大事な試合だった。まあ、Twitterでは「もはや我々の興味は“残留”なんて次元の低い話じゃない!」とうそぶいてたんだけど…。

ところが、清水も負ければ降格圏が近づくという、アビスパが過去に立たされてきたような状況で、敵地とはいえ負けは許されないという必死の覚悟で乗り込んできている。アビスパはここ最近では珍しく、前半に失点。存在感の薄いブルーノメンデスに変えて後半開始から渡を投入するが、開始2分でまたも失点してしまい、2点差を追いかけるという苦しい状況に陥ってしまった。配偶者を連れてきた手前、強いアビスパを見せられないというバツの悪さもあって、これが例年ならここでがっかりしてしまい、「オレが見てない方がチャンスになるのかも」とありがちな勝手なジンクスをでっち上げて目を背けてしまうこともしばしば。しかし、今年はここからが違った。

長谷部監督はジョンマリ、クルークス、田辺の必殺3枚替えを敢行。アビスパは猛烈な反撃に出て、志知のクロスをジョンマリが驚異的な身体能力で決めて1−2。その後も渡や田辺、最後には奈良がゴールに迫りながら、結果追いつけず。
しかし、3枚投入以降は配布のアビスパハリセンを叩きまくり。まだJ1しかなかったむかし、観客2万強が「博多の森」で盛り上がった磐田(当時は強豪だった)との激戦で(試合内容はまったく覚えてない)メガホンを叩きすぎて壊してしまったことを思い出したけど、今日も後半はスタジアムが一体となって盛り上がったので、負け試合にはなったけど、配偶者も満足してくれたんじゃないかな。

こういう試合を続けられることこそが、アビスパ福岡の成長の証。最後まであきらめず攻めの姿勢を続けていれば、“5年周期”なんて気にすることなく、ACLを目標にできるチームに成長するんだと思う。

※TOPの写真:感染症対策のため、選手入場時のビッグフラッグは出せないみたい。

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