つれづれなるままに盆休み

8月12日（木）
帰省のため20時半過ぎくらいに長崎自動車道嬉野ICあたりを通ると、前日台風のため順延になった嬉野の花火大会をやっていて、期せずして高速から花火見物。
といっても運転しているオイラはあんまり見れてないんだけどね。
それから長崎出島道路芒塚ICで降りて、ペンギン水族館の奥の網場の海沿いで流星を見る。
かなり雲がかかっていたけど、一つだけかなり大きなディープ・インパクト級（？）の赤い火球を見ることができた。
少々条件が悪くても、見たいという強い意志があれば流星は見れるのだ。

8月13日（金）
子どもにせがまれて、曇り時々雨の天気ながら長崎市民プールへ。
スライダープールの出口のところで子どもたちが降りてくるのを待っていたら、高校生と思しき女のコがバシャーンと飛び出してきて、そのはずみでビキニのブラがずれて、おっぱいがポロリ。
よくもまあ、こんなマンガみたいなことが実際に起きるもんだと感心。
しかも本人、すぐにはその緊急事態に気づいてない様子だったんだけど、あまりに真正面だったので、とりあえず空など見上げてあげて目をそらしてあげた。
そのあと嬉野の温泉ホテルへ。
こういうところは夏は家族連れを呼び込もうとしてるんだろう。
家族連れは子ども1名無料というプランをやっていて、子ども花火（場所はホテルの玄関前を提供）やクイズラリー、自慢の屋上露天風呂の一つを子どもプールにしてしまうという力の入れよう。
嬉野の川向こうの新興エリアはホテル・旅館が潰れていってるのか空き地（売地）だらけ。
残った宿は生き残りに必死なんだろうか。

8月14日（土）
すっかり忍者村と化した肥前夢街道へ。
施設は全然手入れが行き届いてなくてかなりボロボロなんだけど、聞くところによると、経営難で思いっきり人を減らしてやっているらしく、社長自ら忍者に扮してがんばってるらしい。
手入れにまで手が回らないんだろう。
しかし、さすがに忍者は子どもには人気な模様。
うちの息子も手裏剣など投げて喜々としている。
いっそのことニンジャ好きなアメリカ人でも呼び込めるようにすれば、意外と起死回生も可能かも。
とりあえずa secret training village of Japanese NINJAとかいって英語のサイトを作っとけば、勘違いしたアメリカ人が寄ってくるかも（いかがでしょう？ 肥前夢街道さん。サイトの制作は安く請け負いますぜ）。

8月15日（日）
朝から長崎奉行所・龍馬伝館へ。
いや～、まっこと賑わっちょる、賑わっちょる。
行きがけに佐賀の金竜SAまで龍馬に便乗しているのを見て、なんで佐賀が龍馬やねん！と思ったんだけど（まあSAはその土地だけでなく、経路上の土産もんなんかもある訳で）、こちらはさすが龍馬ゆかり&フクヤマ君とオイラと知世ちゃんの出身地（うち2名は龍馬と無関係）。
で、龍馬伝館はまさに『龍馬館』ではなく『龍馬伝館』で、展示の中心はNHK大河ドラマ関連といっても過言ではない。
そんななか、これは大河ドラマに関係なく、亀山社中のメンバー紹介として近藤長次郎の最期を知ってしまった。
龍馬伝を見るまでは、近藤長次郎なんて知りもしなかったんだけど、タイミング的にはまさにジャストオ！
で、その夜に見た『龍馬伝』では、長次郎がグラバーとの交渉で大活躍。
留学に憧れを抱き、思い出したように離れた妻子のほのぼのシーンまで出てきて、もう死亡フラグ立ちまくり。
で、とどめは次回予告で「侍、長次郎」。
た～、切腹ですか～!?
って、あかん、ネタばらしてしもた。
しょうがないやん、史実なんやけに。
ワシかて別に知りとうはなかったんや（って、どこの人間や？）。
という訳で昼過ぎに福岡に帰ったけど、特に渋滞もなく、オイラの短い盆休みはこれにておしまい。