たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第479沼】PENTAX super-Takumar 55mm F1.8 No.4700778 (後期型) くどいlens made in Japan

2015-04-05 17:04:56 | PENTAX

 

藤枝フリマでPENTAX SPとセットで購入です。毎度おなじみ絞り前後のレンズを清掃したんですが、このレンズはなぜかmade in Japanが2箇所あってくどいです。

 

化粧リングとかぶってるlens made in Japanの文字はここ。後期型なんですが、どうも鏡筒の部分は次の世代にあたるsuper-multi-coated Takumarと同じ仕様になってたんじゃないかと思います。super-multi-coated Takumarの化粧リングからはmade in Japanの文字がなくなってますから表示がかぶることはないんです。

およよ!この後玉のコーティングの色はsuper-multi-coatedぽいですね。でも前玉は単層コートっぽいんです。

 


【第478沼】konica Hexanon AR 28mm F3.5 レンズ構成7群7枚型

2015-04-05 15:15:04 | konica

 

konica Hexanon AR 28mm F3.5  7群7枚タイプ
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F3.5-16
フォーカス  MF たっちゃん評価  ☆☆☆☆
レンズ構成 7群7枚 対応マウント ARマウント
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 55mm
焦点距離 28mm 最大径×長さ 62X42mm
最短撮影距離 0.3m 重量 215.9g
保有数   発売 1978

護国神社のフリマで KONICA Acom-1についたものを購入しました。以前紹介した最小絞りが22で5群5枚構成のHexanon AR 28mm F3.5より古いものです。後玉は綺麗でしたが、前玉にカビがあるので、分解清掃します。

 

ゴムで化粧リングを外します。露出した前玉の押さえリングを回すと運良く前玉群全体で外れました。特にフィルターブラケットを外す必要はありません。この状態で絞り羽が露出したので開放にして向こう側のレンズを確認しカビはなかったですが、曇り汚れがあったのでエタノールで掃除しておきます。

 

この前玉群の内側にカビがあるので、分解しますが、まず押さえリングが固着剤で固定されてるので、エタノールで溶かしておきます。

 

ゴムでぐっと回して押さえリングが無事外れました。レンズが外せる状態になりました。

 

タコ棒でレンズを抜いてカビ退治して組み戻し清掃終了です。

最小絞りが22になったのとレンズ構成が変わったのは同時ではなく最小絞り16で7群7枚のものがあったようです。ただ重量からみてこの個体は7群7枚のものです。

最短撮影距離0.3mは変わりません。フォーカスリングのゴムの突起が5列です。

NEX-5 絞り開放f3.5 1/40秒 ISO-200 色乗りよくてはっきりした描写で押しが強いですね。

 

 


【第477沼】CANON FL 50mm F1.4 初期型?前期型?分解清掃

2015-04-05 06:14:28 | canon

 

CANON FL 50mm F1.4  前期型
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F1.4
フォーカス  MF たっちゃん評価  ☆☆☆☆
レンズ構成 4群6枚 対応マウント CANON FL
絞り羽枚数 8枚 フィルター径 58mm
焦点距離 50mm 最大径×長さ 63 x 43
最短撮影距離 0.6m 重量 264.2g
保有数   発売 1965年

フリマでCANON FTについた状態で購入です。当たり前のようにカビがあるので分解清掃するわけです。

 

化粧リングを外すんですが、どうもCANONのレンズの化粧レンズは回し難い。これも固着してるわけじゃないのにゴムで押さえながら回すと回らない。むしろ引き気味に回すのがいいみたい。

カニ目溝があるので外側ので回すとごそっと前玉群が外れます。

 

前玉群の後ろの凹レンズのカビを退治して、まだ、一番前のレンズの裏にもカビがあったのでレンズ押さえのリングを外します。

 

タコ棒でレンズを抜いて裏のカビを撃退します。最短撮影距離は0.6m。

完成です。ただ、この個体は絞りが動かなかったので簡単で効果の高い鉛筆粉法で復活させて出来上がり。

このCANON FL 50mm F1.4というレンズ、キャノンミュージアムでも3種類載っていて4群6枚、5群6枚、6群7枚、とレンズ構成が変わっています。CANON FL 50mm F1.4 とCANON FL 50mm F1.4 Ⅰ型の見分け方が良くわからないんです。また、マニュアルオートの切り替えが絞りリング直後にあるのがCANON FL 50mm F1.4 とCANON FL 50mm F1.4 Ⅰ型でCANON FL 50mm F1.4 Ⅱ型はマウント直前にあると思っていたのですが、切り替えレバーはマウント直前にあるのに化粧リングのレンズ銘にⅡの文字がないものがあって混乱します。だいたいCANON FL 50mm F1.4 Ⅰと表示された化粧リングを見たことがありません。でもこのレンズは4群6枚のCANON FL 50mm F1.4で間違いないでしょう。

NEX-5 絞り開放F1.4 1/2000秒 ISO-200  ボケが流れるような感じがちょっとします。

NEX-5 絞り開放F1.4 1/2000秒 ISO-200 最短撮影距離付近での描写は、そんなにかりかりではなくやさしい感じ、悪く言えばしゃきっとしない画像になってます。

NEX-5 絞り開放F1.4 1/800秒 ISO-200 0.6mだとイマイチ寄りきれないので中途半端です。

NEX-5 絞りF8 1/640秒 ISO-200 逆光で、フレア気味な絵になっちゃいましたが、雰囲気は嫌いじゃないです。