たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第321沼】SIGMA AF MACRO 105mm F2.8 EX Aマウント用でーす。

2014-04-30 11:13:07 | SIGMA

 

SIGMA AF MACRO 105mm F2.8 EX Aマウント用です。フリマで購入っていうのが気がひけるくらい安価でゲット。なんでAマウント用ってこんなに安いのかは置いといて。

AF単焦点 レンズ構成9群10枚 絞り羽枚数8枚 最短撮影距離0.313m フィルター径58mm 最大径×長さ74 x 97.5mm 重量454g

 

単焦点マクロレンズは見つけたら買うようにしてます。ただ、このレンズAマウント用なんですよね。PENTAX用だったら更に良かったんですけど。外観も割と綺麗でしたし、レンズも綺麗、いわゆる完動品ということです。

フォーカスリングを上下にずらすことでAF,MFの切り替えが出来ますが、このタイプの切り替えは使いにくいです。ものにあたってAFになったりしますからね。マクロ撮影時はかなり長く伸びるレンズです。このレンズの次世代EX-DGはインナーフォーカス式に変わったので伸びないそうですが。

 

製造番号とMADE IN JAPAN です。このころの標準レンズはコストを下げるために東南アジア製が多いんですけど、こういう交換レンズは日本で作ってたんですね。塗装も高級感もありますよ。

マクロ撮影時はFULLに、マクロじゃない普通の単焦点レンズとして使う場合はLIMITに設定するみたいです。

KONICA MINOLTA αSweet DIGITALに装着するとこんな感じです。SONYデジイチにも付けられるしLA-EA2アダプターでNEXでも使えます。

αSweet DIGITAL 絞りF4.5 1/100秒 ISO-400 等倍撮影可能ですからこんな絵になります。

αSweet DIGITAL 絞り開放F2.8 1/200秒 ISO-400 ガンダムもなかなかシャープに撮れますよ。逆にプラモの粗も撮れちゃいますけど(笑)

αSweet DIGITAL 絞り開放F2.8 1/160秒 ISO-400 いつものフィギュアで写りを確認しても・・・これ良いね。

αSweet DIGITAL 絞り開放F2.8 1/60秒 ISO-400 最短撮影距離 これ接写リングつけたくらい寄れてます。

 


【第320沼】NIKKOR-H Auto 85mm f1.8 明るい85mmです。

2014-04-28 21:04:18 | Nikon

 

NIKKOR-H Auto 85mm f1.8の分解修理です。

MF 単焦点 レンズ構成4群6枚 絞り羽枚数6枚 最短撮影距離1m フィルター径52mm 最大径×長さ72 x 62mm 重量437g 発売1964年

フリマに時々くる格安の業者から購入。85mmでF1.8というのはかなりの明るさです。50mm F1.2よりインパクトあるかもしれないです。そして太くてずんぐりしてます。いつもですが、汚れたレンズは外側全体をキッチンアルコールで拭いていっしょに前後のレンズもざっと綺麗にします。こうしないと内側を覗いて状況が確認できません。

 

この個体は前玉から絞り羽前後にかなりカビが繁殖しています。Auto NIKKORは前端のフィルターブラケットが芋ネジで回り止めされています。そこでこのレンズの芋ネジを探したらありました。芋ネジを外したところで気がつきました。全然フォーカスリングが回らないんです。最短撮影距離で固着しています。これが回らないとどうにもならないのでキッチンアルコールをフォーカスリングの前後の隙間から流し込んでしばらく待ちます。力が入れやすいようにジャンクのNIKONのフィルムカメラにマウント側を固定してフォーカスリングにゴム帯を巻いて思い切り無限方向に回します。手が痛くなるころゴリっと、やっと回りました。一度回りだすとスムースではないですが全域可動になりました。

やっと、フィルターブラケットをゴムで回して外せました。実はフィルターブラケットが外れたとき、同時にレンズ群のある内側部分がマウント&ヘリコイド部から抜けてしまいました。フィルターブラケットで固定されていたようです。

 

抜けた内側部分の後の方に芋ネジらしきものがあります。でも、回せそうもなかったので、前側からアプローチします。

前側の二重にあるカニ目溝のあるリングの外側の溝でカニ目ラジペンを使ってぐっと力を入れると回って前玉群が外れました。

 

前玉群が外れると絞り羽部分と、その向こう側のレンズが見えます。カビキラーを綿棒につけて絞りバネの向こうのレンズを掃除します。

前玉群の裏のレンズにもカビがあったのでカビキラー掃除です。

 

ここまで綺麗になって一番前のレンズ裏にもカビがあったので内側のカニ目溝をカニ目ラジペンで回してレンズを外し中を掃除。綺麗になりました。ただ光の微妙な具合でカビの跡みたいなのが・・・分解して拭いてるときも気づかなかったし一度掃除しているし良しとします。

このレンズ、フォーカスの3mくらいから最短の1mまで角度が大きくてある意味細かいピント合わせをするように出来てる。このレンズ、微妙に異なる仕様の個体が存在するらしいけど、この個体は前期なのか、後期なのか中期なのか?

 

このレンズの爪は最初からあったものなのか、後でつけられたものなのか?後玉も綺麗です。

最近買った NIKON D50につけてみます。レンズが太いので現在のAF ZOOMと大きさ的に似た感じでバランスはいいですね。室内で撮影してみます。

NIKON D50 F2.8 1/200秒 D70もだけど、写ってる画像は普通なのに背面液晶の絵が青いんですよねー。

次にアダプターでNEX-3につけて屋外撮影です。

NEX-3 F16 1/100秒 ISO200 たっちゃんの住んでるとこ。田舎でしょ(笑)無限遠は、ちゃんと出てますね(^-^)/

NEX-3 絞りF8 1/160秒 ISO200 ピントはお母さんアヒルに合わせてます。

NEX-3 絞りF2.8 1/1000秒 ISO200

NEX-3 絞りF2.8 1/250秒 ISO200 ちょっと絞ると普通なボケですし絵もいい感じ。

NEX-3 絞り開放F1.8 1/2000秒 ISO200 開放からピントが来ている部分はかちっとした画像が得られるが、背景のボケが若干ぐるぐる気味かな?

 

 

 

 


【第319沼】OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-W 28mm F3.5

2014-04-26 23:20:53 | Olympus

 

OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-W 28mm F3.5です。

MF単焦点 レンズ構成7群7枚 絞り羽枚数6枚 最短撮影距離0.3m フィルター径49mm 最大径×長さ59 x 31mm 重量180g

 

前玉に少しキズがありますが,たぶん写りには影響ない範囲のものでしょう。OM-1の標準レンズのひとつとして販売され、その後もOMシリーズの広角レンズとして長く販売されていたようです。

 

前玉のキズも写真では分かりませんね。ただ、同じ広角ZUIKOのH.ZUIKO AUTO-W 24mm F2.8と比べると数字上若干暗いという部分ではなくてZUIKOレンズの特徴であるシャープネスが少し劣るような気がしますがなぜでしょう。前玉の裏に曇りがあるのかもしれません。

NEX-3 絞り開放F3.5 1/40秒 ISO-200  

でも他の三流レンズに比べれば段違いに良い写りですよ。

 


【第318沼】OLYMPUS H.ZUIKO AUTO-W 24mm F2.8 分解掃除 いいレンズです。

2014-04-26 20:08:58 | Olympus

 

OLYMPUS H.ZUIKO AUTO-W 24mm F2.8の紹介です。

MF単焦点 レンズ構成7群8枚 絞り羽枚数6枚 最短撮影距離0.25m フィルター径49mm最大径×長さ 59 x 31mm  重量181g 前期タイプなんですかねえ。

 

フロントキャップとリヤキャップが付いている状態でジャンクカゴの中で見つけて購入しました。OLYMPUSのZUIKOシリーズのレンズは皆、小さいですね。このレンズもすごく小型です。オリンパスはデジタル化する際、フォーサーズマウントに行っちゃったので、このZUIKOレンズ群とは縁が切れちゃいましたね。

 

その小型さと写りのよさでZUIKOシリーズの中ではベストセラーだったようです。ワイド系のレンズはたっちゃんとしては使うのが苦手なんですが、このレンズは最短撮影距離が0.25mと短いのでマクロ的にも使えます。

今回ブログアップするときにもう一度見ると、前玉群の中の方に曇りが目立つので、分解して掃除することにします。化粧リングでフィルターブラケットが押さえられているだけなので、ゴムで化粧リングを回すといっしょに外れます。

 

前玉群と絞りのクリック感を出しているプレートが見えます。ゴムでまわしたら前玉群が外れました。

 

前玉群が外れた本体側です。絞り羽の向こう側が少し汚れていたのでエタノールで綺麗にしました。右は外した前玉群の後ろ側です。

 

前玉群の前側の押さえリングを外します。たこ棒でレンズを外します。でも曇りがあったのはこちらではなかったので、元に戻します。

 

そこで前玉群の反対側をゴムで回したら外れました。さらに、銀色のリングを外して曇りのあるレンズの凹部分が見えるようになったのでエタノールで清掃します。これで前玉群の掃除は終了です。

 

ついでに後玉もチェックします。小ネジ3本でとまっているカバーを外します。押さえリングを外して一番後ろのレンズを外して確認したがカビや曇りはなかったので組み戻して 後だま群もOK.

SONY NEX-3にOMマウントアダプターを使用して付けるとこんな感じです。小型のレンズだからNEXにつけても違和感ないですね。同じSONY NEX-C3で撮影してみます。

NEX-C3  F8.0 1/60秒 ISO500 最短撮影距離 正直びっくりな描写性能です。色も精細さも雰囲気まで文句なしにいいレンズです。


【第317沼】Nikon Zoom-NIKKOR 80-200mm F4.5 前期型 分解掃除です

2014-04-25 20:50:55 | Nikon

 

Nikon Zoom-NIKKOR 80-200mm F4.5 前期型です。後期型は形もレンズ構成も全然違うそうです。MFズーム レンズ構成10郡15枚 絞り羽枚数7枚 最短撮影距離1.8m フィルター径52mm 重量830g

 

前から後までだいたいカビがあります。前玉から分解掃除します。この型のnikkor共通の先端近くの芋ネジを回して外します。これで回るようになったフィルターブラケットをゴムで回して外します。

 

カニ目溝のある前玉群が顔をだします。前玉群全体が外れました。

 

前玉群が外れた本体側です。一番前のレンズの裏にもカビがあるので押さえリングを外してカビキラーで拭いて掃除します。

 

綺麗になりました。次の中玉が手前に来るようにして

 

ゴムで回して外したこ棒で引き抜きます。汚れを綺麗に掃除します。

 

本体と中玉群の間にスペーサーがあります。その奥に次の中玉が見えます。

 

カニ目穴があるのでサークリッププライヤーで回してたこ棒で抜きます。ここにもスペーサーがあるので忘れないように。ここで外した中玉の更に奥のレンズを割り箸につけた綿棒で拭きます。

 

カビのあるレンズはすべて綺麗に掃除できたので組み戻して完了です。今回は後玉からのアプローチは無しです。

NIKON D50 開放F4.5 1/200秒 ISO1600 やっぱりNIKONのデジカメでこのレンズは使いにくい、けど写りはいいですね。霞のフィギュアの細かいところまで再現できてます。