たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第598沼】tamron 24mm F2.5 BBAR MC 01B あのころのタムロン

2016-11-27 20:49:01 | tamron

2016年3月29日にオークションで入手したものです。フリマやキタムラでは、まず出会うことがないと思ったので思い切って落札したものです。tamronアダプトール2の広角単焦点レンズです。

tamron 24mm F2.5 BBAR MC 01B  
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F2.5  
フォーカス  MF 画角    
レンズ構成 9群10枚  対応マウント アダプトール2  
絞り羽枚数 5枚 フィルター径 55mm   
焦点距離 24mm 最大径×長さ 64.5mmx42.5mm 
最短撮影距離 0.25m  重量 230g   
最大撮影倍率 1:7 発売 1979  
    モデル名 01B  

アダプトールの頃のタムロンがたっちゃんは好きです。だから珍しい単焦点は欲しくなっちゃう。タムロン博物館での記述は「ディストーションを最小値まで補正して、84度の画角を自然な描写力で表現します。非点収差、像面湾曲収差も徹底除去され、画面全域にわたって、コントラストの高い画質が得られます。また、F2.8と比べ、約25%も明るい光量を確保した大口径F2.5を備えて、全長42.5ミリ、重量230グラムと、コンパクトなサイズにまとめました。最短撮影距離0.25メートルも実用性を高めます。」って感じです。

送られてきたtamron 24mm F2.5 BBAR MC 01Bは綺麗でまったく問題のないものでした。真っ黒で凄みがある雰囲気を持ってますね。tamron 35-70mm F3.5-4.5 CF MACRO BBAR MCと感じが似ています。すごく写りのいい広角ズームレンズだったんでそれ以上のものを期待しちゃいますね。

SONY ILCE-7M2 1/60秒 ISO-160 曇ってたのでのっぺりした絵になってしまってますね。

SONY ILCE-7M2 開放F/2.5 1/2000秒 ISO-100 ボケはうるさい感じですが、ピントの来ている部分はなかなかに良いです。

SONY ILCE-7M2 開放F/2.5 1/200秒 ISO-100 紫の花の部分の解像感はtamron 35-70mm F3.5-4.5 CF MACRO BBAR MCの描写に似ています。

これは、上の写真の真ん中辺りを切り出したものです。こりゃ画素数に負けない解像です。やっぱりAFになる前のタムロンはいけてます。

更に花の部分を切り出してもまだ精細感が残ってます。tamron 24mm広角単焦点、あなどれないです。背景のボケは汚いですけど、ピントの来てる部分の解像感は確かでα7Ⅱのフォーカスエイドで拡大された映像を見てると、その差がよく分かります。花びらの裏の産毛みたいなものまで再現してますから、やっぱりこの時代のtamronはヤバイです。

 

 


【第597沼】FUJICA EBC FUJINON-T 135mm F3.5 

2016-11-13 22:59:12 | FUJICA

最近はオートバイ熱が再燃しててオートバイ記事が増えてますがレンズ収集もやっぱりやってまーす(笑)ただ、キタムラやフリマではめったにオールドレンズは手に入らなくなってきてまして、珍しいレンズはオークションでしか見当たらなくなってきました。この個体もオークションで落札したレンズです。FUJINONレンズの135mmは持ってないので入札したら特に競り合うことなく落札できてしまいました。

FUJICA EBC FUJINON-T 135mm F3.5
レンズタイプ  単焦点 開放F値/最小絞り F3.5
フォーカス  MF たっちゃん評価 ☆☆☆☆
レンズ構成 4群4枚 対応マウント M42マウント
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 49mm
焦点距離 135mm 最大径×長さ 59X80mm実測
最短撮影距離 1.5m 重量 298g実測
最大撮影倍率   発売 ****年頃

でも送られてきたレンズは当たり前に前玉にも、後玉にもカビが良く育っています。外観はまあまあ良い方です。レンズ名のEBCとは、"Electron Beam Coating"の略で、フジフィルムが開発したマルチコーティングのことで、11層にも及ぶ多層コーティングです。

前のは玉のカビは、多分一番前側のレンズの裏に、後玉のカビはどうでしょう?右の写真のマウント面にM42マウントなのにM42マウントアダプターでつけても無限がでない要因になっていり突起が見えますね。

まず後玉を外します。スカートの部分にカニ目溝があったのでレンチで回してからタコ棒で抜き取ります。絞り羽の向こう側に見えるレンズも一応いつものように拭いておきます。

外した後玉群の裏にはびっしりとカビと曇りで・・・・奥にあるレンズは割り箸と綿棒と輪ゴムで簡単な道具を作って掃除してます。

で後玉は前も後も綺麗になりました。

前玉はレンズの裏の隅にカビです。化粧リングをゴムで回して外します。

化粧リングの下のレンズ押さえにカニ目溝はないけど、ゴムで回して外せました。

タコ棒でレンズを外して裏にあるカビを確認、このレンズ以外にカビや汚れは無さそうですね。組み戻して完了です。

後玉も、前玉も綺麗に復活!マウント面の突起も削ってしまえば普通に無限も出て使えますがちょっとねぇ・・・多層コーティングの色は青っぽくて綺麗ですね。

SONY NEX-3 絞り開放F3.5 1/500秒 ISO-1600 これは非常に解像度が高くしゃっきっとしていて色は自然で良い描写です。屋外撮影はしてませんが、ここまで室内で撮れていれば間違いないでしょう。久々の星4っつですかね。

SONY NEX-3 絞り開放F3.5 1/250秒 ISO-1600 マウントがM42なのでヘリコイド付きのアダプターで接写した画像です。このフィギュアは関節が稼動式でいろんなポーズが出来るフロイラインリボルテック「双海真美」ピンク版です。便利ですが雰囲気はないですね。