たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第501沼】Fuji Photo Film E-Rector 7.5cm F3.5 古い古~い引き伸ばしレンズ

2015-06-13 14:54:52 | 引き伸ばしレンズ

 

Fuji Photo Film E-Rector 7.5cm F3.5
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F3.5
フォーカス  なし 画角 **
レンズ構成 3群4枚 対応マウント L39マウント
絞り羽枚数 9枚 フィルター径 *
焦点距離 7.5cm 最大径×長さ 41.5X20.5mm
最短撮影距離 ** 重量 159.6g実測
推定フランジバック 65mmくらい    

ハードオフで救出です。かなりやられてますがレンズは意外にもきれいです。Fuji Filmの引き伸ばしレンズなんですがFUJINAR-Eよりずっと古い感じがします。E-Rectorの引き伸ばしレンズにはこの E-Rector 7.5cm F3.5と E-Rector 9cm F4.5の二種類しかないようです。

SONY NEX-C3にヘリコイド付きM42マウントアダプターとM42接写リング、M42→L39変換リングで取り付けたところです。

SONY NEX-C3 開放F3.5 1/80秒 ISO-200 癖なく的確に、発色良く写ります。顔が全然綾波っぽくないフィギュアです(泣)

前の写真もNEX-C3+ PIXCO 製のヘリコイド付NEX-M42アダプター-M42接写リングを使って撮りました。絞り開放F8 1/80秒 ISO200  ドクダミ満開ですわ。夏ですね。まんなか辺りが白っぽく写ります。フレア気味なんですよね。

絞りF5.6 1/2000秒 ISO200  たぶん65mmくらいのフランジバックです。これこそ引き伸ばしレンズらしくない使い方なんですが逆に不思議感でてます。たっちゃんは目で見た通りってのがあんまり好みではないので(笑)

絞り開放F3.5 1/2000秒 ISO200  中くらいから接写くらいの距離の方がいい感じに撮れる気がします。刀は750でバリバリ伝説のやつです。10年ぶりに車検とって復活です。

絞り開放F3.5 1/250秒 ISO200  元々暗室で使う引き伸ばしレンズですし、コーティングもないみたいなんで、光学系は綺麗な方だと思ったんですが光の向きによっては盛大にフレアが出るようです。

 


【第500沼】tamron 28mm F2.8 BBAR MULTI C アダプトールの広角単焦点レンズ

2015-06-09 22:36:42 | tamron

 

tamron 28mm F2.8 BBAR MULTI C
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F2.8
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 7群7枚  対応マウント アダプトール
絞り羽枚数 5枚 フィルター径 52mm 
焦点距離 28mm 最大径×長さ 65x42mm
最短撮影距離 0.25m  重量 240g 
最大撮影倍率   発売 1976
    モデル名 CW-28 

近所のフリマで格安救出できました。購入した時はアダプトールのアダプターは付いていませんでした。濃くはないけど、後玉群にカビが発生しています。

 

後玉の後端の押さえリングをゴムで外すと、レンズ、スペーサー、レンズと外れさらに

 

厚めのレンズも外れました。外れたレンズを清掃して組み戻して終了です。外した、ほとんど全部のレンズに薄くですが、カビがありました。

 

0.25mと寄れます。オートとマニュアルの切替レバーがあります。距離リングの部分に透明な樹脂が嵌っている個体をネット上で見かけました。同時代のタムロンのズームレンズで、透明なカバーが、付いているものを、たっちゃんも所有しています。この個体は付いているはずの透明樹脂が外れてしまった個体なんでしょうか?

made in japan  このレンズはアダプトールですがちゃんとアダプトール2用のアダプターがつきます。アダプトールとアダプトール2の違いがよく分かりません(汗)

PENTAX K100D 絞り開放f2.8 1/80秒 ISO-200 珍しいタムロンの広角単焦点レンズです。ピントが来ている部分は良い感じ描写です。ネット上の評価でもアダプトール、アダプトール2初期のころのレンズは描写の良いレンズが揃っていると感じているのはたっちゃんだけではないようです。にもかかわらず、あまり取り上げられないのはアダプトールの構造上焦点距離50mm前後の他社標準レンズ並みの明るいレンズが造れなかったからではないでしょうか。青っぽいブレザー姿のルパンはカリオストロのときだけでしたっけ?

 


【第499沼】konica Hexanon AR 50mm F1.4 後期型 分解清掃

2015-06-02 23:01:35 | konica

 

konica Hexanon AR 50mm F1.4 後期型
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F1.4-22
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 6群7枚 対応マウント ARマウント
絞り羽枚数 8枚 フィルター径 55mm
焦点距離 50mm 最大径×長さ 62X40mm
最短撮影距離 0.45m 重量 268g

持っていないkonica Hexanon ARがオークションに出ていたので落札しました。でも商品説明の通り外観は綺麗ですがレンズはカビだらけだったので分解して清掃します。

 

後玉には外側から拭けるカビがかなり付いていてカビキラーで綺麗にしてから覗くと後玉に残っているカビは絞り直後のレンズだけのようです。小ネジ3本を緩めて黒いカバーを外してみます。

 

黒いカバーを外して中をみると後玉全体を外す方法が見つからなかったので、後からのアプローチは諦めて前玉から分解することにします。

 

まず、ゴムで化粧リングを外します。前玉群のリングの外側にあるのはゴム製のリングのようです。

 

ゴムのリングを外すとなぜか3つの孔が見えます。これをカニ目レンチで回すとあららフィルターブラケット部分が一体で外れました。

 

前玉群をゴムで回すと前玉群全体が外れました。絞り羽部分が露出したので開放にして向こう側のレンズのカビを清掃すると、後玉群のカビや汚れはなくなりました。

 

前玉群後側のレンズは一面カビで覆われています。一番前のレンズの裏にもカビが育っています。

 

押さえリングをゴムで回して外しタコ棒でレンズを抜いて裏のカビをカビキラーで清掃して終了です。

NEX-3 絞り開放F1.4 1/320秒 ISO-800 開放時の精細感は今まで見たkonica Hexanon AR系の標準レンズより劣る気がします。開放値F1.4はたっちゃんの持ってるkonica Hexanon ARの中では最も明るいレンズです。そのことが開放の描写だけ比較すると甘めになっているのかもしれないです。でも発色の良さと絵の強さは流石です。

konica Hexanon AR 50mm F1.4 には3仕様存在してそのうち前期、中期は最小絞りが16で後期型のみ最小絞りが22だと言うことなので、この個体は後期型ということになります。