石山寺の多宝塔は,上重の塔身幅に比べて下重の平面が広く安定感があり,桧皮葺の屋根の反りも緩やかで
優美さを醸し出しています。現存する多宝塔のなかで最も美しいという人も多いです。かつて4円切手のデザイン
にも用いられています。塔が東南を向いているので,写真には収めやすいですが,やはり午前中の光が細部に至
り,よいように思います。
優美さを醸し出しています。現存する多宝塔のなかで最も美しいという人も多いです。かつて4円切手のデザイン
にも用いられています。塔が東南を向いているので,写真には収めやすいですが,やはり午前中の光が細部に至
り,よいように思います。