堂宇の光影

寺院建築の優美さ・秀麗さを追いかけています。
最近,更新に取材が追いつかず・・・
今しばらくお待ちください。

海住山寺・五重塔

2010年06月30日 | 京都
海住山寺(かいじゅうせんじ)は,京都府木津川市加茂町にあり,JR関西本線加茂駅からさらに国道163号線を超えた北側に位置しています。
重塔(国宝)は,1214年(建保2年)の建立で,屋外の五重塔で国宝・重要文化財に指定されているものとしては,室生寺五重塔に次いで二番
目に小さく,また,裳階(もこし)を持つものとしては法隆寺五重塔と二つだけです。

昨日,★一ついただきました。岩船寺は夕方にしか訪れたことがなく,山間にあるためくっきりとした写真が少なかったのですが,気に入って頂
けてよかったです。ゲストさんありがとうございました。
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岩船寺・三重塔

2010年06月29日 | 京都
浄瑠璃寺から車で5分ほど,京都府の南端,当尾(とうの)の里に岩船寺があります。付近は当尾石仏群といわれる
鎌倉時代を中心とした石仏や石塔が多数散在しているところです。岩船寺は,729年(天平元年),聖武天皇の発願
により行基が建立したと伝わっています。三重塔(重文)は1442年(嘉吉2年)の建立です。あじさい寺として有名です
が,今回は秋明菊を前景に入れてみました。

昨日も連続して★一ついただきました。浄瑠璃寺は堂塔こそ2基しかありませんが,どちらも国宝指定で,四季によって
全く趣きを変えてくれます。機会を見てまた,Upしたいと追っています。ゲストさんありがとうございました。
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浄瑠璃寺・三重塔2

2010年06月28日 | 京都
浄瑠璃寺という名前は,東方浄瑠璃浄土の仏,薬師瑠璃光如来に因んだものです。その意味では東の三重塔とそこに安置された
薬師如来(重文)が中心仏なのですが,平安時代末期の浄土信仰によって阿弥陀堂(国宝)が建立され、九体阿弥陀如来像(国宝)
が安置されました。ほかにもしばしばガイドブック等の表紙を飾る吉祥天女像(重文)もあって堂塔の数は少ないですが,見るべき仏
像の数は多い寺院です。

昨日,連続して★一ついただきました。今日は深緑の三重塔をUpしてみましたがいかがでしょうか。ゲストさんありがとうございました。


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浄瑠璃寺・三重塔

2010年06月27日 | 京都
浄瑠璃寺の三重塔(国宝)は,1178年(治承2年)の建立と言われます。平安時代の現存する三重塔2基のうちの一つです。
元は京都一条大宮の世尊寺から移建されたともいわれています。山を背景に西を正面とし,さらに林の中に立つので美しく
写真に収めるには手ごわい塔です。

昨日,★一ついただきました。晴れた空の下,池にくっきりと本堂が映る姿が撮りたくて何度か足を運んでいます。気に入って
いただけましたでしょうか。ゲストさんありがとうございました。
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浄瑠璃寺・本堂

2010年06月26日 | 京都
浄瑠璃寺は,京都府木津川市加茂町にあります。地理的に奈良市にも近いため,近鉄奈良駅から奈良交通の浄瑠璃寺
行きバスが出ています。境内は,1107年(嘉承2年)に造られた浄土式庭園を形成していて,池を中心に西岸に本堂(九
体阿弥陀堂・国宝)が,東岸に三重塔が位置しています。
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法輪寺・金堂

2010年06月25日 | 奈良
三重塔東側にある金堂は,1761年(宝暦11年)の再建です。創建当時の伽藍も現在の三重塔,金堂,講堂(収蔵庫)の
位置にあり,中門・廻廊が外周をめぐって北で閉じる法隆寺式伽藍配置で,規模は法隆寺の3分の2であったとのことです。

昨日,久しぶりに★三ついただくことができました。法輪寺三重塔は以前(2009/10/14)にも御紹介しましたが,その再建
に当たって作家幸田文女史が絶大な支援をされて再建されたものです。気に入っていただき,ありがとうございました。
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法輪寺・三重塔

2010年06月24日 | 奈良
法輪時は法隆寺の北東,斑鳩町の長閑な風景の中,徒歩10分ほどにあります。三井寺とも呼ばれますが,これは
地区の名で,付近に聖徳太子ゆかりと言われている三つの井戸があったところから来ています。三重塔は戦前ま
で斑鳩三塔の一つとして最古の三重塔でしたが,消失してしまい,現在のものは1975年(昭和50年)の再建です。
しかしその姿は飛鳥時代そのままを再現しています。
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法起寺・聖天堂

2010年06月23日 | 奈良
三重塔の西側に立つ定形造りの聖天堂です。こちらは1863年(文久3年)の築で,元の金堂の旧跡にあります。
昨日の旧講堂の位置と合わせると,法起寺の旧伽藍は,金堂と塔が左右(東西)に並ぶ,丁度,法隆寺と逆の
位置関係になり,「法起寺式伽藍配置」と称されています。

昨日,★一ついただきました。過去に法起寺は四季の三重塔を中心にUpしましたが,本堂や聖天堂を単独で取
り上げたのは今回が初めてです。気に入っていただけてよかったです。ありがとうございました。

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法起寺・本堂

2010年06月22日 | 奈良
三重塔の北側奥に立つ寄棟錣葺の本堂です。1694年(元禄7年)の再建で,元の講堂跡に建てられています。付近には
旧講堂のものとみられる礎石が残っています。法起寺の境内は元尼寺らしくこじんまりとまとまっていますが,周囲が畑で
視界が開けているので,北側の県道9号バス停辺りから眺めると本堂と三重塔の屋根が綺麗なコントラストで並ぶ姿を見ること
ができます。
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法起寺・三重塔2

2010年06月21日 | 奈良
三重塔の建立は恵施僧正によって684年(天武天皇13年)に起工,706年(慶雲3年)頃完成とされます。高さ24m,日本
最古の三重塔です。この角度からの写真を収めてみたかったのは,3層の屋根が法隆寺五重塔の初層,三層,五層の大
きさとほぼ等しく,三層が初層の二分の一と聞いたからです。

昨日は★二ついただくことができました。法起寺は幾度訪れたか分からないほど,通っていますが,そのたびごとに空の雲,
木々の緑に変化があってファインダーを覗くのが楽しくなる境内です。ゲストさんありがとうございました。
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