熱帯ゆるゆる日記

マレーシアでの期間限定生活日記。
2008年駐在開始、そして2011年 本帰国しました。

目が覚めた

2011年11月10日 21時27分12秒 | 本帰国への道 (クアラルンプールにて)

マレーシアにいるとき マレーシアは ある意味パラダイスでした
浮き世から隔離された海外駐在生活
狭い日本人社会
窮屈なようで互いに助け合う生活
日本人であるだけで
特別な立場
物価の安い国で うたかたのぜいたく
ややこしい浮き世の義理は海のかなた
日本人学校の生徒は、みな純粋で素直で賢い
先生も 素晴らしい
保護者も 素晴らしい
住めば都
3年暮らせば それが日常になりました。
マレーシアに渡ったころ  慣れようと努力し
それが実れば 守りたくなります
私は マレーシア生活を充実させようと努力した分、それをご破算にして帰国するのが悲しかったのです
3年の間に 私の中でマレーシアが軸になっていました。
いつのまにかマレーシアからしか日本を考えられなくなっていたのです
マレーシア転勤は、息子たちには かけがえのない貴重な経験でした
しかし、何事も 陰陽 裏表 長所があれば短所もあり
何かを得たら何かを失うのです
マレーシア生活はかけがえのない重要な経験でしたが
反面 得られなかったものもあったのです
マレーシアからしか日本を見られなかった私は
マレーシアのような教育環境を探したし日本が怖かった…
だけど ちがいました
息子たちの幼なじみは見た目は変わっても幼い頃と同じように友情がありました
日本の学校も社会も子どもを育てることに邁進しているのです
海外から帰国した息子たちに暖かい支援がありました。
マレーシアにはなかった部活動や学校生活
ひとりで出かける自由
博物館 ワークショップ イベント
日本には日本の素晴らしさがあるのに ただ 現状との違いに 怯えていたおろかな私
塾の帰り道が心配で、迎えに行くと
夜なのに小学生でも 子どもたけで歩いています
日本の治安の良さを 忘れていた私は、落ち着きません
海外生活を知った上で 日本の生活をみたとき
日本の良さがみにしみます

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日曜日にサイクリング

2011年11月10日 09時49分34秒 | 少年たち(息子たちのこと)

日曜日 なんか予定ある?と大少年
「英検の二次試験たよ」
一次試験はマレーシアで受験しました。
二次は日本で受けます
『日曜日さぁ友達と◎△山までサイクリング行く話しててさ』
そりゃ紅葉がきれいだろうね   あの山は関西では紅葉スポット
中学生だと あの山まで友達同士で行ける
それが新鮮でした。
マレーシアでは考えられません
「その友達って誰?」
『お母さんの知らない子』
なかなか楽しそう!

塾には自転車で1人で行っています。
危険ではないかと心配でしたが 夜10時の駅前は 塾通いの子どもが たくさんいました。
『お母さん、塾にいっぱい生徒かいてびっくりした』
『お母さん、すごいみんな頑張ってるよ』
またまだ これから馴染むまで 驚きや苦労があるでしょう
道は これから

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