2011年2月15日は ムハンマド誕生日
イスラム国家では 休日です。
ムハンマドとは
アラビア半島の町メッカの商人の息子として生まれた。イスラム教では、モーセやイエスといった一連の預言者の系列で「最後の預言者」と位置づけられます。ムハンマドに下された啓示は後にイスラムの聖典コーランとして集成されました。
イスラムの開祖。日本ではマホメットとも。アブラハム,モハマドなど発音します。
フルネームはムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ・イブン=アブドゥルムッタリブ
つまり アッラーの啓示を受けて コーランを作った人。
コーランは アッラーがムハンマドを通じて語ったことを ムハンマドがまとめたもの。
最後の預言者 ということで イスラム教では 重要な人です。
ですから ムスリムには 「ムハンマド」という名前の人が多いですね。 あやかっているのでしょう。
アッラーは人間を超えた神様ですから 誕生日などありません。
すると 人間である預言者ムハンマドの誕生日は 重要です。
ムハンマドの誕生日は ラビー・アル=アウワル月(第3月)12日
ヒジュラ歴という1年354日のこよみですので 当然 現在の暦とは 毎年ずれます
その結果 今年は 2月15日なのです
ちなみに 来年は 2月4日です。
四季のある日本人にとって 毎年 誕生日がずれると 生まれた季節が 変わることになるではないか
と 疑問におもうのですが そこは イスラム世界のことですから
我々が 思うことじたい おかしいということでしょう
イスラムの中心地は 砂漠 日本の四季とは無縁です
現代ではムハンマドの生誕日はイスラム世界の各地で行われ、多くのイスラム教国で祝日となっています。
2009年 約68億人と言われる世界人口のうち4人に1人に当たる約15億7000万人がイスラム教徒であることが、米調査機関ピュー・フォーラムの調べで明らかになりました。
今から 20年後には この倍に増えるだろうと言われています。
イスラム教徒すべてが ムハンマド誕生日を祝うとすると
世界の4人に一人は祝うわけで イエス・キリストの誕生日 クリスマスに勝る
「多くの人が祝う誕生日」になりそうです。
ということで マレーシアは 15日 休日です。