ライフル銃は散弾銃を所持してから原則10年以上たたないと所持許可は下りない。
散弾銃での獲物を倒せる距離はだいたい100メートルぐらいであるが、ライフルの射程距離は3000メートルと言われる。
つまりこちらの山から谷を越えて向こうの山にいる獲物に向かって撃てば当たればだけど倒せるのだ。
先日テレビでシロクマをライフルで撃つのを見たが、雪原で点のように見えるシロクマをスコープで狙い撃ち一発で倒した。
その猟師はシロクマの1メートルくらい上を狙って撃ったのが良かったと言っていたがそれくらい弾は弾の重みで落ちてしまう。
ゴルゴ13は風の流れなどを計算して撃つから凄いのであって、どこまでも弾が真っ直ぐ遠くまで飛べば誰でもゴルゴ13になれる。
シロクマをライフルで撃つのは分かる気がする。撃ちそこなっても距離があるからクマに襲われるまでに何発も撃てるから安全である。
しかし実猟で向こうの山にいる鹿を撃って倒してもどう獲物を回収すればいいのだろうと有害捕獲を経験すると思ってしまう。
オス鹿を5メートル引っ張り上げるだけでも3人掛かりでヒィヒィ言わなくてはならないくらい獲物は重いのである。
最初はライフル銃を欲しいと思っていたが現実的には絶対必要ないと今は思うようになってしまった。