セイナルボンジン

時代を逆行する大きなお友達ブログ。宇宙戦艦ヤマトや東映特撮ほか。

ダイナマァ~イッ!!どーんどーん!!

2005-07-29 00:54:26 | 映画
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イラストは映画『血を吸う薔薇』で吸血鬼を演じる岸田森。
なかなか死なないんだわ、これが(笑)
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とゆうわけで、ついに見ることが出来ました、
岡本喜八監督による任侠野球映画の決定版、『ダイナマイトどんどん』!!

簡単にあらすじを説明すると、
戦後間もない北九州で、やくざ同士の抗争が激化。
GHQから、なぜか「民主的に野球で決着をつけろ」とのお達しが来たため、
仁義無き喧嘩野球が巻き起こる、というもの。

骨格は、仁侠映画のパロディなんでしょうね。
主人公でキャッチャーの、昔気質のヤクザは菅原文太。
指詰めした人差し指を利用して謎の魔球(笑)を投げる、ニヒルな投手が北大路欣也。
ヒロインの宮下純子との三角関係が、オーソドックスに爽やかでいい話です。

で、メインの喧嘩野球は期待以上の迫力。
文太さんが凄まじい形相で守っているホームベース、私だったら絶対踏めません^^;
タッチと言うよりは、文字通りドツいて走者を刺す。
キャッチャーをバットで殴り飛ばして「打撃妨害じゃあぁ!!」。
木製バットには仕込刀。
ピッチャーが暴投すれば、走者お構いなしで文太さんのヤキが入ります。

最終的には、もう誰も野球の勝敗なんか気にしてないよ、というムチャクチャな展開が心地いいです。

そのほか、岸田森や嵐寛寿郎(モーロク具合が最高、ほんとに演技なのか^^;)ら、大物・個性派がよってたかって大怪演を繰り広げ、「怪作」をいやがうえにも盛り上げます。
素人の癖に1番ルールに忠実なアンパイア・大前均(バンリキ魔王ね)もやたらインパクトあったし、スネオ君みたいなキャラの岸田森も最高に変でした(ほめ言葉)。

で、一番印象的だったのが、アル中投手の田中邦衛だったり(笑)

「残念なことに私はもう駄目だ!」

2005-07-28 00:32:20 | ヤマト
「これからの指揮は 古代進に一任する!!」(10秒後死亡)

こんなノリの、宇宙一男らしい沖田艦長が大活躍する、ひおあきら氏によるコミック「宇宙戦艦ヤマト」を買いました。
一応、昔のソノラマ版も少し持ってたのですが、最近メディアファクトリーから再販されたのを期に、一通りそろえることにしました。
間違えて「新たなる」2冊買っちゃった(苦笑)

ひお先生のヤマトは、ある面では、いわば「キワモノ」的な認識をされていたかもしれませんが、今読み返すと素直に面白いです。
放送時にはボツになった展開(ヒスがクーデターを起こす、色っぺえガミラスの女スパイが進入する)に加え、美形の敵キャラ「ロメル」やら、突き刺さったドリルミサイルを引っこ抜くためアグレッシブに大回転するヤマトやら、無駄に半裸のスターシャやら、とにかくサービスてんこ盛りで飽きません。
もちろん、(オリジナリティあふれる)キャプテン・守・ハーロック兄さんも登場しますよ。

この一作目の勢いが「さらば」以降のシリーズでは消え、ただ忠実に、映像作品を紙上で再現するものに終始してしまったのが残念です。
ひお先生だったら、「美形ライバルキャラのゴーランド提督」とか、
「テレサを押しのけて彗星帝国を撃破するヤマト」くらい描いてくれたんじゃないかなあ(笑)

モンスター教授

2005-07-25 00:14:23 | 特撮
「鉄十字団は、不ゥ滅だァア~!!」
東映スパイダーマンからモンスター教授(演・安藤三男)。

安藤三男といえば、『宇宙刑事シャリバン』で演じた軍師レイダーが一番印象に残っています。
恐怖キャラクターとして、子供番組の範疇を振り切った怪演。
怖すぎて笑ってしまうという、不思議な体験をしました…。

アマゾネス姐さん

2005-07-23 08:28:54 | 特撮
「暴君竜、おやり!」

東映スパイダーマンより、アマゾネス姐さん。
まさに悪の華ですなあ。
DVDで観ると、女優さんがまた美人で、ちょっと得した気分ですよ。

番組後半では、突如真っ赤な髪のアメコミっぽいコスチュームに変化します。
アレはアレで面白いデザインだと思うけど、女優さんに似合ってるのはやはり前期のコスチューム。鉄十字団の名に相応しい、スチームパンクっぽい意匠がよろしいです。

宮内藤兵衛

2005-07-19 23:37:57 | 特撮
「だが日本じゃあ二番目だ!」

というわけで、快傑ズバットから宮内洋。
劇場版新ライダーでは、この人が「おやっさん」ですか。
…なんか、未だに「ドッキリじゃないのか?」という思いが消えないのは私だけでしょうか。

おやっさ~ん!

2005-07-18 18:24:00 | 特撮
ナンシー関の影響をモロに受けて、プチ似顔絵にはまってます。
とはいえ、似せて書くのはへたくそなので、ネットで拾った画像を上からなぞる、という形になってます。それでも似てないけど。
人選は私の趣味で。

ところで、仮面ライダー1号2号が、実写映画で復活するそうですね。
朝のニュースで見て「うぉー、カッチョいい!!」と思いました。
デザインはそのままに、シルエットをすっきりさせた…ら、なんかスカイライダーっぽいとも思うのですが(笑)
スタッフを見ると、私好みの内容になるかどうかはビミョ~な感じですが、これは期待するな、と言われても無理な話ですね。

何をいまさら

2005-07-18 01:01:07 | 映画
いやあ、スター・ウォーズって人気あるんですねえ。
職場の映画好きさんたちの間でも、えらい盛り上がりを見せています。
PCの壁紙やらスクリーンセーバーやら、机の上に普通にDVD-BOXが乗ってる
やら、気がつくとどこからかダース・ベーダーのテーマが聞こえてくるやら。職場が確実に侵食されています。

そんなわけで旧「スター・ウォーズ」、とりあえず帝国の逆襲までは見たんですけど。
確かに良く出来た映画だけど、そんなに面白いかなあ…?というのが正直な感想です。
道具立ては未来の設定だけど、やってることは物凄く古臭い冒険物というか、何一つ意外なことが起こらない。
唯一素直に素晴らしいと思ったのは、3POの野沢那智です。
・・・いや、あの超名作に感動できないのは、私がちょっと疲れてるからでしょう。
そうに違いない。

さて、今さらな感じですが、最近ナンシー関(2002年逝去)のTV批評コラム集を文庫で読むのにはまってます。今日のイラストもそっち「風」を意識してます(笑)
もとはといえば、先月の出張中にサボって(笑)近くの本屋で、気軽に読める本はないかと適当に手に取ったのが始まり。時期的に古いし、私自身そんなにテレビ見るほうではないので、内容がハッキリ理解できているわけではありませんが、それでも読んでて楽しいです。誰もが感じる、身近な「ちょっと変」を、ばっさり斬った上で、妙に納得させてくれるといいますか。
しかし、消しゴム版画家を職業にして、なおかつTVのコラムほぼ一本でトップを走り続けた人って、後にも先にもこの人しかいないんでしょうね。

宇宙大戦争

2005-07-10 19:19:16 | アニメ・漫画
最近買ったコミックスから。
今更ですが、和月伸宏作『武装錬金』より、ヒロインのスパルタ少女・斗貴子(トキコ)さん。
5巻のクライマックス以降、だんだん盛り下がってしまったのが残念。


ところで、『宇宙からのメッセージ』は見たんだけど、『スター・ウォーズ』って見たこと無いんだよなあ。

というのもなにか損してるような気がしたので、日曜洋画劇場で初めて見ました、「SW」。
一作目を見た限り、最新作のフォースの暗黒面がどうとかいうPRからは想像もつかない(笑)明るい内容でびびったのですが。
今夜放送のエピソード5を楽しみにしてます。

ちなみに、『宇宙からの~』は、千葉真一のカブリモノ王子と、天本英世演じる怪しい車椅子に乗った怪しい老婆が印象的でした。