セイナルボンジン

時代を逆行する大きなお友達ブログ。宇宙戦艦ヤマトや東映特撮ほか。

牙狼-GARO- ~蒼哭ノ魔竜~

2014-06-28 22:34:41 | 特撮


牙狼-GARO- ~蒼哭ノ魔竜~
2013年雨宮慶太監督作品

ホントはマフラーは変身前しか付けてないんだけど、変身後にも似合うだろうなあと思って描いてみました。

魔戒騎士・牙狼の称号を受け継ぐ青年、冴島鋼牙は、契約を果たすべく「約束の地」を訪れる。そこは人間に忘れられた「モノ」達の住まう世界だった…という話。

雨宮作品は、「未来忍者」「ゼイラム」をはじめ、特撮好きとして基本的な所は押さえてきたつもり。
1番好きなのは「人造人間ハカイダー」です。
「牙狼」シリーズも、冴島鋼牙編は一通り見ました。筆を生かした独特のビジュアルや良い意味での泥臭さ、型を重視した力強い殺陣など、好きな要素は凄く多いんですけど「ハマりそうでハマらない」と言うのが正直な所だったりします。

牙狼は現代の闇で戦うことが多かったのですが、今回は約束の地という異世界が舞台。当然CGバリバリなのですが、絵本を思わせる鮮やかな色彩が美しく、画集などで見ていた雨宮ファンタジーを実写化した!という感動が大きかったです。

メインキャラも話の舞台も全て本作オリジナルなのですが、やってることは驚く程いつもの「牙狼」。
主人公の精神世界に突入、死んだ父親と再会して奮起…ってコレ何回やれば気が済むんだ!とか(笑)

ラスボスの松坂慶子(巨乳ですな)といい、「MAKAISENKI」の池畑慎之介(べっぴんさんでした!)といい、大物を贅沢に、上手に使う所は流石だなと思った次第。

あとは、カカシ役の貴虎兄さんの愉快なイケメン振りが楽しかったです。いつムーンウォークするのかとハラハラした(笑)

冴島鋼牙の物語はこれにて終了ですが、牙狼シリーズはこの後も続いている模様。今秋にはアニメも始まるらしいので、ちょっと気になっています。

狼よさらば

2014-06-22 00:47:43 | 映画
名優、チャールズ・ブロンソン。
「イケメンか、そうでないか」で言えば間違いなく「そうでない方」に入るとは思うんですが、
「ううむ、渋い!カッコいい!!」って思ってしまうから不思議なものです。
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狼よさらば (1974年 マイケル・ウィナー監督作品)

ゴロツキ共に妻を殺され、娘を廃人にされたブロンソンが、リボルバー片手に街の犯罪者を処刑していく、という話。



超面白かった!
テーマが自作ゲームと似てるので気になっていたのですが、これは見ないでおいて良かったです。凄すぎてやる気なくしてたと思うので(笑)

主人公(チャールズ・ブロンソン)はニューヨークの設計士(見えないけど=笑)
兵役も拒否した平和主義者でしたが、家族を傷つけられたことから悪党どもへの私的な制裁を開始します。

初めて強盗を射殺した時は、「何てことを!」とガタガタ震えながら嘔吐していたのですが、徐々に危険な「狩り」にのめり込んでいき、顔色一つ変えず次々殺人を重ねるようになります。

ポイントは「敵討ち」をしている訳ではないということ。
家族を傷つけた犯人は結局分からずじまいで、主人公は手当たり次第にチンピラを殺しているだけです。
「財布出しな」って言っただけで即処刑ですからね、やってることは殆ど殺人鬼と大差なかったりします。

街のダニ共を片っ端から始末するブロンソン、マスコミにも英雄扱いされますがヒーロー的爽快感は微塵もなく、警察にもマークされ、深みにズブズブのめり込んでいく姿が非常に危うく目が離せません。

彼を追うオチョア警部のキャラも良かったです。最後の主人公とのやり取りは必見です。
ここは吹替と字幕でかなり印象が違いますが、私は吹替の方が好きですね。原語と比べて少し「盛って」いる感じですが、ドラマ的に凄く分かり易く、流れが美しいです。
大塚周夫の名演も素晴らしかったです。

ラストシーンを「続編を狙ったもの」と捉える向きもあるようですが、私は続編関係なくこの終わり方がベストだと思います。
色々な解釈があると思うのですが、個人的には、完全に主人公は「向こう側」の人になってしまった、もう元には戻れないのだな…という、何やら恐ろしくも悲しいものに感じられました。

五作までシリーズ化されたようですが、どうなんでしょう?
邦題を見る限り、「スーパー・マグナム」「地獄のリベンジャー」とやりたい放題ですよ。
悪党どもは俺が裁く!おっさんアウトローが痛快大暴れ!みたいな感じなのかしら?
それはそれで、自分好みではありそうなんですけども(笑)

DENGEKI/電撃

2014-06-15 00:12:36 | 映画

親父無双と言えばセガール、
セガールと言えば親父無双。

スティーヴン・セガールは万国共通のロマンですね!


DENGEKI/電撃 (2001年 アンジェイ・バートコウィアク監督作品)

セガールがいつも通り、悪党共を一方的にブチのめす話。
や、面白かった!ご都合主義ではあるけれどドンデン返しもあり、勢いで楽しめました。ダークヒーロー的な役柄を演じる、ラッパーのDMXがかっこよかったです。

本作の制作は大物プロデューサー、ジョエル・シルバー(ダイ・ハード、マトリックスなど)。
セガールおなじみの合気道アクションに香港系の派手でスピーディな格闘シーンが加わっていて新鮮でした。派手な銃撃戦やカーチェイスに、お色気やコメディ要素も盛り込まれていて、B級アクションとしてとても楽しめました。

セガール自体は、お世辞にも良作が多いとは言い難いのですが、なんだかんだで20年以上アクション映画で主演を張り続けているのは、やはり凄いことだと思います。

「マチェーテ」で楽しそうに悪役を演じていたのが妙に印象に残っています(笑)


ところで、私はいつか藤岡弘、主演で「東映版セガール映画」が作られないかと夢見ているのですが、いかがなものでしょうかね。

ハードボイルドは計画的に

2014-06-07 12:45:02 | ゲーム制作

iPadのお絵かきアプリ使用。

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自作ゲームで、没になったシーンを思い出して描いてみました。
ハードボイルドと言えばこんな感じの喫煙シーンよね、と書いたのですが、
「この人、さっき半袖だったのになんで突然コート着込んでるの?」という理由で没。
画力が足りず格好よく描けなかった、というのもありますが。

本編中に使用した画像は400枚弱ですが、
キャラ設定や絵の方向性をあまり詰めず、なんとなく描きだした結果
上記のような辻褄の合わない場面が続出し、
大幅に描き直す羽目になったのも今となっては良い思い出です。
たぶん、600枚は描いてますな…

計画性って大事だね!という話でした。