セイナルボンジン

時代を逆行する大きなお友達ブログ。宇宙戦艦ヤマトや東映特撮ほか。

容疑者 室井慎次

2011-01-28 20:07:02 | 映画
柳葉敏郎。
ヤマトの真田さん役は神懸かってたと思うの。
この人を見ると、東北のDNAを感じずにはいられません。
秋田名物いぶりがっこ、美味しいです。

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『SPACE BATTLESHIP ヤマト』で興味を持った俳優さんの出演作品を見てみようと思い、真田さんを大熱演したギバさんの主演作『容疑者 室井慎次』をレンタルしてきました。
『踊る大捜査線』シリーズの人気キャラクターを主人公にした、スピンオフ作品です。

殺人事件の捜査中、容疑者が死亡。責任者の室井は再度事件を調べなおそうとするが、それをよく思わない上層部により罪に陥れられ、逮捕されてしまう、というお話。

私は『踊る』シリーズは見た事がないので、正直あまりピンとこなかったのですが、室井のキャラクター自体はとても魅力的だと思いました。さまざまなしがらみに縛られつつも、不器用に、誠実に正義を貫くのみ、ってところがいい。
黒幕が矮小であればあるほど、彼の高潔さが引き立つという構図であり、作り手の狙いなんでしょう。映画として面白いかどうかは別だけど。

クールなエリートが人間的な弱さを出すのは、萌えのお約束。特に、場末の喫茶店で、自分の過去を語るシーンは印象に残ります。
でも、心を許した相手にぽろっと秋田弁を出すのは、あざといと思うw
田中麗奈演じる、刑事ドラマばりに走る新米弁護士と、八嶋智人のヒールっぷりもよかったです。

室井のキャラは真田さんに結構似通っているので(だからオファーがいったのか?)、次はもっと違った役柄を演じている作品を探してみようかと思います。

世紀末の詩

2011-01-21 23:28:04 | 映画
実写版ヤマトで沖田艦長を演じていた、山崎努。
最初、アニメとずいぶん雰囲気が違っていて戸惑ったのですが、監督の「スター・ウォーズのオビ・ワンみたいな感じ」との言葉を聞いて納得しました。

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今回の山崎努を見ていて、なんとなく、10数年前の『世紀末の詩』というドラマを思い出しました。
オッサン2人による「真実の愛とは何か?」を問う、こっ恥ずかしいポエムめいたやりとりが全編にわたって繰り広げられる、野島信司脚本の変なドラマですw

山崎努演じる百瀬は、飄々としてシビアな意見を言いながらも、主人公(竹野内豊)を教え導いていくような役回りでした。後半から病気になってだんだん弱っていき、最終的には、この世でもっとも美しい真理に辿りつきつつ、低俗な場所で薄汚れて死んでいくというキャラクターです。

好きなエピソードは、
・盲目の若く美しい女性と、貧しくさえない中年男のカップル。男は献身的に彼女に尽くし、彼女の目も回復する。それはまさに真の愛に見えた。が、視力を取り戻した途端、女は自分の「美」という価値に気づき、男を捨ててしまうのだった。(第2話・パンドラの箱)

・血はつながっていないものの、仲睦まじく暮らしていた親子の前に、実の親が子供を引き取りたいと現れる。貧しく、子供に満足な暮らしをさせてやれない養父は、悩んだ末に子供と別れることを選ぶ。人生の全てであった子供を手放してしまった養父は、生きる希望を失い、もとの浮浪者へと戻っていった。(第4話・星の王子様。養父を演じた谷啓がよかった)

などです。
このドラマ、高校生のときに見て妙に印象に残っていたのですが、彼氏と別れた後ふと思い出してレンタルし、しみじみと泣きました(笑)
エンディングはジョン・レノンの『LOVE』で、切ないストーリーの内容によく合っていたと思います。

実写版・島

2011-01-16 20:55:15 | ヤマト
緒形直人を描いてみた。
いい感じで年を重ねていらっしゃる。

1992年主演の大河ドラマ『信長 KING OF ZIPANGU』は、毎週欠かさずに見ていました。
自分は当時小学生でしたが、このドラマにちなんで、ペットの手乗りインコに「信長」と名づけてましたw
なにもかも皆、懐かしい…。


『SPACE BATTLE SHIP ヤマト』で演じていた島大介は、原作のイメージとは少し違っていたけれどナイスキャスティングだったと思います。私はすごく好き。
多分、役者さんは原作のアニメをよく知らないで演じたんだろうな~とは思いましたけど、これはこれで良かったですよ。
古代や真田さんにはできない、一番人間くさい部分を担当してくれてました。
熱血だけどちょっととっぽい感じの古代、原作そのまんま(笑)の真田さん、そして、優しいパパで、控えめながら感情を豊かに出してくる島という、メインの男性陣3名がバランス取れてたと思います。
航海長としての見せ場もたくさんあったしね!

島が「宇宙戦艦ヤマト、発進!」と言って、ヤマトが浮上したシーンでは、緒形直人に本気で嫉妬しました。私もあれやりたい!
やっぱり「宇宙戦艦ヤマト発進!」は、男のロマンですよね!

007マニアックス

2011-01-12 20:35:46 | 映画


gooブログに、なにやら「フォトチャンネル」という機能があるようなので、いじってみました。
お題は以前書いた、007シリーズの似顔絵(+α)です。
ついつい思い入れも書いちゃったんだけど、実際再生したら全然読めないでやんの。
使い方として間違ってたのかな?

ブログ画面の一番下にも、リンクがあります。そちらの方が見やすいかもしれません。

ツマヌダ格闘街

2011-01-07 19:07:54 | アニメ・漫画
コツコツ単行本集めている漫画です。
『ツマヌダ格闘街(ファイトタウン)』上山道郎・作、ヤングキングアワーズにて好評連載中!

イラストレーター志望のひ弱なオタク少年・八重樫ミツルは、偶然、謎のメイド・ドラエさんから古流柔術を習うことになります。町おこしでストリートファイトを制度化した「ツマヌダ市」を舞台に、ミツルは多くのライバルと出会い、少しずつ強さを身につけていく…というお話。

突飛な設定ですが、武術に関するウンチクや、理論的なバトル描写が(漫画的誇張をしつつも)リアルで面白いです。筋肉のつき方や、身体操作などの点から武術を合理的に解説してくれます。
とはいえ、決して超人的な世界ではなく「日常」に根ざしたストーリーなので、格闘に詳しくない人にも楽しく読めます。

ミツルはじめ登場人物が基本的に前向きで気持ちいい連中ばかりなので、非常に爽やかな成長譚となっています。派手なバトルだけでなく、強さとはなにか?護身術の本当の意義とは?といったテーマを真面目に描いているのも好きな点です。
作者が藤子不二雄ファンなので、オマージュキャラが大勢登場するのも、また楽しいw


作者の上山道郎先生は、『怪奇警察サイポリス』でデビュー後、アニメ「『ゾイド(無印)』の基本設定及び漫画連載などで知られる方です。

私の趣味はイラストを描くことですが、最も影響を受けたのが上山道郎先生です。ハマった漫画は他にも沢山ありますが、一番真似して描いて、ベースになったのが『サイポリス』などの上山作品でした。
今でも『サイポリス』の主人公は、何も見ないで描けます。たぶん。

Wタラン

2011-01-05 15:02:31 | ヤマト
『私たちは、2人で1人のガミラス軍人ですぞ!』(嘘)


仮面ライダーW、面白かったです。
一年間、ガッツリはまって見ていました。
どーせならWの変身ポーズで描けばよかった。

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今日のお題は宇宙戦艦ヤマトシリーズより、ガミラスの軍人・タラン将軍です。

左が、パート1から「さらば」にかけて、右が「2」以降のデザイン。
長いこと、単に「たまたま名前が同じだけの他人」だと解釈してました。
デザイン設定の変更だったのね…

個人的には「2」以降の方が、人間味の感じられるキャラクターになってて好きかな。
「あの」デスラー総統に忠実に仕える、健気なお人ですよ。

前期のが嫌い、というわけではないですが。
やっぱりこの2人のタラン、「たまたま名前が同じだけの他人」という感じがしてならないです。

あけまして2011

2011-01-01 00:00:01 | ヤマト
あけましておめでとうございます。

昨年は、SBヤマトでオタク魂が再燃しました。
本年もよろしくお願いします。

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イラストは、ヤマト復活篇より古代美雪。
劇中は、父親(古代進)とギクシャクしてましたが、
本質的にはこの子、確実にファザコンなんだろーな…という気がします。

手に持ってるのはヤマト抱き枕。定価14,800円也。嘘ですが。