セイナルボンジン

時代を逆行する大きなお友達ブログ。宇宙戦艦ヤマトや東映特撮ほか。

クリアーー!!

2004-10-11 14:53:19 | ヤマト
『宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶』
サルのようにやり込むこと3日、無事クリアしました!ゲームで徹夜なんて何年振りかしら…明日から普通の生活に戻れるかなぁ。

アニメパートは、予想よりも大分控えめでした。まあ、シナリオ場面がフルボイスで臨場感たっぷりなので物足りなくはないですが、「ゲーム苦手だから特典DVDだけ見ておこう」という方にはキツイかも…

今回は『新たなる旅立ち』がベースということで、ヤマト側、ガミラス側双方のエピソードが交互に、同時進行する形で話が進みました。
ガミラスサイドも話が膨らんだ分(タランの忠誠は何時見ても泣けるよなぁ、いいヒトだなぁ)、ヤマト側の掘り下げは前作の濃さに比べると一通りキャラに触れただけ、という感じでした。回想もちょっと半端だし。しかし、山崎機関長やCT隊などのオリジナル要素が加えられた人間関係はいい感じで、「もっと彼らのエピソードが見たい!」と思わせるには十分なので、早くも次回が楽しみになっています。

*****以下微妙にネタバレ*****

終盤、ヤマトとガミラスの「共闘」は燃えました。
ゴルバも、スターシャの自爆ではなく、ちゃんとデスラーとヤマトの力で倒しましたしね。おかげで、プレアデスを倒して「やたっ、クリアだ!」と喜んでいたら失意のどん底に突き落とされる羽目になりましたが。

しかし、今回の主役は総統でしたね。
「私はスターシャを愛していたのだよ!」のご乱心発言(笑)はなくなり、彼女と同じ立場(星を預かるもの)としての共感、使命感から共に戦うという演出になりました。部下に「これは命令ではない、逃げるものは逃げてよい(ただし今度会ったら潰す)」と言うところもよかった。
そしてラスト、ガミラスと地球が過去の遺恨を乗り越え、ともに助け合う姿を指し「これが、ガミラスと地球の新たなる旅立ちなのだよ」。
人によって好みはあると思うけど、個人的にはこの流れのほうが納得いきました。男っぽくていいよね。

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エピソードによっては、戦績により細かく分岐があるそうなので、まだまだ見ていないところもありそうです。
つうか、原作でカットになった真田さんのアクティブな活躍シーンが見られなかったのですが(本気で期待してた)、もしかしたら分岐によっては見られるのかもしれません(まだ諦め切れない)。

本作での真田さんのメインエピソードは、特に目立ってはなかったような。まあ、いつもどおり渋くキメてくれてはいたけども。萌えポイントは旧友の大山トチローとの絡みだとは思うけど、トチローの存在そのものが浮いていたので、あまりしっくりきませんでした。

ともあれこれで一段落。一旦はまると寝食忘れて遊んでしまうのですが、無事終わってほっとしてます。