何気に本音を言っている
日本に来る理由
〇誰でも大学生になれる
〇仕事目当て
〇女の子目当て、、すし女を手籠めにすることが目的、なめられたもんだね。
、、
優秀な留学生には日本国民の税金が使われてる。返さなくも良い奨学金制度。さらに小遣いも支給している。
日本国民は怒れよ。
ソースから
かつての韓国人留学生、ユンさんは穏やかながらも毅然(きぜん)とした口調で言い切った。ユンさんの日本語能力は高い。韓国の準難関大学を卒業、母国の専門学校を経て日本にやって来た。日本の有名私大に通った後、数年前から都内のIT系ベンチャーに勤めている。雨の強い日だったので、渋谷駅直結のカフェは助かる。ソーシャルゲームの仕事関係からユンさんを紹介されたが、本音で語ってくれる韓国人探しは正直難儀した。ありがたい。
「日本人と同じで韓国人留学生もいろいろです。『不良』だっています」
日本で言うところのヤンキーのことか。韓国では「ヤンアチ」と言うらしい(ユンさんによれば厳密にはニュアンスが異なるそうだ)。
「韓国で仕事のない人が、誰でも大学生になれる日本に来るのは事実ですし、仕事目当てだったり、女の子目当てだったりというのも事実です。韓流好きにはモテますし、ジョークでしょうけど日本女を屈服させるんだって人もネットで見かけました」
どこの国だってネットに変な人はいる。気に入らない日本の女性を物にしてトロフィーガールのつもりだろうか。
「韓国の女は怖くて生意気ですからね、日本の女の子が人気なのは仕方ありません」
■日本の若者は日本にいられるが…
ところで日本のヤンキーが海外留学なんて聞いたことがないが、韓国では珍しくないのか。私の地元、野田のヤンキーにはまずありえない。
「だって仕事がありません。韓国は日本みたいな新卒制度が一般的ではないので留学する人も多い。その中でいちばん近くて、簡単なのが日本ですから」
彼が「不良」と呼ぶのは、私が以前コロナ禍の新宿を取材中に知り合った韓国人留学生のことだ。コンビニでアルバイトをしていて、聞いたこともない大学に通っている。遊びの方は充実していて、日本人の女の子を取っ替え引っ替えとうそぶいていた。彼とはその後も新宿で一度出くわしたが、給付金が入ったと喜んでいた。
「それに韓国は超学歴社会なので、高卒なんてほとんどいません。悪い言い方かもしれませんが、何か欠陥があるのかなと思われます」
あくまでユンさんの意見だが、韓国の若者で高卒は少数派、マイスター高校や特性化高校(実業高校)などもあるが、上の年代から受け入れられているとは言い難い。やはり私立の名門やスポーツや芸術に特化したエリート高校からソウル、高麗、延世(三校でSKYと呼ばれる)といった難関大学校に進むか、日本のいわゆる公立高校のような一般高校からその他大学や専門学校に進む。
ちなみに韓国は一般高校に試験はない(内申点はある)が、私立の特別なエリート高校には試験がある。選ばれし少数のエリートとそうでない者が高校進学段階で選別される。もちろん例外はあるが、日本ほど逆転は容易ではない。
■韓国人から見た日本の評価
「留学もアメリカやフランス、イギリスの名門大学を目指します。欧米に留学するのに成績もお金も足りない人は日本に行きます」
欧米と言うが、先進国首脳会議の旧G7の国々と例えればいいのか。つまりアメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本が人気で、その中で一番近くて簡単なのが日本だと。
「そのとおりです。仕事もたくさんありますし、雇ってくれるところも多いので」
一緒にされたくないと言う割にはあのコンビニ店員の彼と同じことを言っている。その点の日本留学に関する韓国人の共通評価は真面目も不良も一緒ということか。ユンさんの大学もSKYほどではないにせよ上位大学出身だが、それでも厳しいという。
「とにかく韓国は仕事がない、これが一番の問題です。だから外に出るしかない」
それでも私の知る限り、韓国の若者はなんだかんだ非正規なり、チキン屋などのファストフードで働いている。そういう選択肢もあるのでは。
「それはあきらめた人ですね。優秀な人とあきらめの悪い人は留学します。目標が高いと留学です。聞こえの悪い仕事や会社には入りたくないので」
目標とは韓国の大手財閥企業に入ることを指す。インターン社員で奴隷のような非正規を続ける人もいれば、就職予備校に通い浪人する人もいる。それはユンさんのころも同じだったのか。
「数年前からそうです。今はもっとひどいかもしれません。日本は少子化で大学も余ってる。だから質の悪い韓国人留学生が増えた。チキン屋で終わるような人が日本の大学に入る」
■とりあえず日本という感覚にすぎない
日本は同じ少子化でも、氷河期世代に比べれば民間も公務員も格段に入りやすくなった。韓国も少子化のはずなのになぜ。
「大企業の数が少ないんです。それに韓国の大企業はグローバル化が進んでいるので韓国以外の学生との競争にもなります。あとはさっき言ったように、日本のような新卒の一括採用が少ないので、特別な人以外はソウル大学校を出ても安泰ではありません」
特別な人、とはコネクションのある人のことを指す。日本で言うところの「コネ入社」だが韓国のそれはもっとおおっぴらだ。そして日本ではどこか後ろめたい部分があったりネガティブに語られるが、韓国ではコネも実力の一つ、むしろ特権階級のステータスだ。強力なコネはSKYを卒業する苦労など軽く蹴散らしてしまうほどの力を持つ。
「なので仕事がないからとりあえず日本、という人は多いと思います。ハングル表記も多くて困ることは少ないです」
確かに観光地はもちろん、交通機関から公共、商業施設に至るまで韓国語の併記のない場所を探すほうが難しいくらいに「いたれりつくせり」だ。
「世界で日本ほどハングルが使われてる国もないと思います。その点も人気です」
日本語もそうだが韓国語もローカル言語である。まして南北合わせても人口は7500万人程度、各国のコリアタウンを除けば日本ほど街にハングルが溢れた国もあるまい。
■日本は正直好きじゃない
「私も本音のところ日本は好きではありません。でも国と私は別問題、仕事と夢のために我慢です」
ユンさんもまた「嫌いな国に来る留学生」だった。いまは「嫌いな国で働く会社員」である。人それぞれの話なので彼のみで韓国全体の話に広げる気は毛頭ないが、私の知る限りでも韓国人の若者にとっての本音は「日本という国は嫌だけど」である。
もちろんその後、「文化は好き」「人は好き」のエクスキューズはつくが、他国の留学生や元留学生に比べても日本に来る韓国人は特殊な立ち位置にある。嫌な人は出ていくし、日本に近寄ったりしないが、韓国の若者は分けて考える。しかし日本は中曽根内閣の留学生受け入れ10万人計画以来、さらなる少子化を見越した労働力の供給と、四年制大学781校(2020年4月1日時点・文部科学省学校基本調査)に加えて短大326校(2019年4月1日時点・同)、専門学校およそ2800校の経営のために数値目標だけを追い続け、日本のたたき売りのように留学生をいたれりつくせりで受け入れ続けた。質より数を優先して。
「でも私の留学先は日本でも有名大学です。その人(無名大学の韓国人留学生)とは違う。同じにされたくない」
■日本は「聞いたことのない」私立大学の山
1990年には507校だった日本の大学は、30年で274校増えている。短大昇格組などを加味しても多すぎる。そもそも2000年の649校、つまり完全に少子高齢化が決定づけられた時期からすらも132校増えた。この781校のうち私立大学が8割近くを占める。
私は何も偏差値が低いから潰せとか、定員に満たないから潰せと言いたいわけではない。ネットスラングの「Fラン大学」の話ではない。学生の9割が外国人とか、大半が1年目に集団失踪する大学を作る必要が、残す必要があるかという話をしている。確かにユンさんからすれば、そんな不良留学生は迷惑、「ああいう人と一緒にされたくないですね」だろう。
「私の地元(韓国)の悪い子も日本に来たいと言っています。バイトはたくさんあるし、誰でも日本の学校は入れる。そんな子が来るとまた韓国人の印象が悪くなるので困ります」
■過度の特別扱いが分断を生む
自民党の外国人労働者等特別委員会は2020年6月17日、外国人労働者のためにコンビニエンスストアの店員を在留資格の特定技能に加えるよう求める提言を作成した。コロナ禍で国民が苦しんでいる状況で推し進める神経がわからない。
留学生の多いコンビニバイトを特定技能とするなら、さらなる留学生の就労目的化を加速させてしまうだろう。過度の特別扱いは「おもてなし」とは違う。分断とヘイトはこうした安易な受け入れ政策から生まれる。
ユンさんの夢はアメリカの名門大学院に進むことだという。結構な話だが、これが国民の血税を注ぎ込み、日本の30年以上におよぶ留学生受け入れ政策が成し遂げたかったことなのだろうか。
日本に来る理由
〇誰でも大学生になれる
〇仕事目当て
〇女の子目当て、、すし女を手籠めにすることが目的、なめられたもんだね。
、、
優秀な留学生には日本国民の税金が使われてる。返さなくも良い奨学金制度。さらに小遣いも支給している。
日本国民は怒れよ。
ソースから
かつての韓国人留学生、ユンさんは穏やかながらも毅然(きぜん)とした口調で言い切った。ユンさんの日本語能力は高い。韓国の準難関大学を卒業、母国の専門学校を経て日本にやって来た。日本の有名私大に通った後、数年前から都内のIT系ベンチャーに勤めている。雨の強い日だったので、渋谷駅直結のカフェは助かる。ソーシャルゲームの仕事関係からユンさんを紹介されたが、本音で語ってくれる韓国人探しは正直難儀した。ありがたい。
「日本人と同じで韓国人留学生もいろいろです。『不良』だっています」
日本で言うところのヤンキーのことか。韓国では「ヤンアチ」と言うらしい(ユンさんによれば厳密にはニュアンスが異なるそうだ)。
「韓国で仕事のない人が、誰でも大学生になれる日本に来るのは事実ですし、仕事目当てだったり、女の子目当てだったりというのも事実です。韓流好きにはモテますし、ジョークでしょうけど日本女を屈服させるんだって人もネットで見かけました」
どこの国だってネットに変な人はいる。気に入らない日本の女性を物にしてトロフィーガールのつもりだろうか。
「韓国の女は怖くて生意気ですからね、日本の女の子が人気なのは仕方ありません」
■日本の若者は日本にいられるが…
ところで日本のヤンキーが海外留学なんて聞いたことがないが、韓国では珍しくないのか。私の地元、野田のヤンキーにはまずありえない。
「だって仕事がありません。韓国は日本みたいな新卒制度が一般的ではないので留学する人も多い。その中でいちばん近くて、簡単なのが日本ですから」
彼が「不良」と呼ぶのは、私が以前コロナ禍の新宿を取材中に知り合った韓国人留学生のことだ。コンビニでアルバイトをしていて、聞いたこともない大学に通っている。遊びの方は充実していて、日本人の女の子を取っ替え引っ替えとうそぶいていた。彼とはその後も新宿で一度出くわしたが、給付金が入ったと喜んでいた。
「それに韓国は超学歴社会なので、高卒なんてほとんどいません。悪い言い方かもしれませんが、何か欠陥があるのかなと思われます」
あくまでユンさんの意見だが、韓国の若者で高卒は少数派、マイスター高校や特性化高校(実業高校)などもあるが、上の年代から受け入れられているとは言い難い。やはり私立の名門やスポーツや芸術に特化したエリート高校からソウル、高麗、延世(三校でSKYと呼ばれる)といった難関大学校に進むか、日本のいわゆる公立高校のような一般高校からその他大学や専門学校に進む。
ちなみに韓国は一般高校に試験はない(内申点はある)が、私立の特別なエリート高校には試験がある。選ばれし少数のエリートとそうでない者が高校進学段階で選別される。もちろん例外はあるが、日本ほど逆転は容易ではない。
■韓国人から見た日本の評価
「留学もアメリカやフランス、イギリスの名門大学を目指します。欧米に留学するのに成績もお金も足りない人は日本に行きます」
欧米と言うが、先進国首脳会議の旧G7の国々と例えればいいのか。つまりアメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本が人気で、その中で一番近くて簡単なのが日本だと。
「そのとおりです。仕事もたくさんありますし、雇ってくれるところも多いので」
一緒にされたくないと言う割にはあのコンビニ店員の彼と同じことを言っている。その点の日本留学に関する韓国人の共通評価は真面目も不良も一緒ということか。ユンさんの大学もSKYほどではないにせよ上位大学出身だが、それでも厳しいという。
「とにかく韓国は仕事がない、これが一番の問題です。だから外に出るしかない」
それでも私の知る限り、韓国の若者はなんだかんだ非正規なり、チキン屋などのファストフードで働いている。そういう選択肢もあるのでは。
「それはあきらめた人ですね。優秀な人とあきらめの悪い人は留学します。目標が高いと留学です。聞こえの悪い仕事や会社には入りたくないので」
目標とは韓国の大手財閥企業に入ることを指す。インターン社員で奴隷のような非正規を続ける人もいれば、就職予備校に通い浪人する人もいる。それはユンさんのころも同じだったのか。
「数年前からそうです。今はもっとひどいかもしれません。日本は少子化で大学も余ってる。だから質の悪い韓国人留学生が増えた。チキン屋で終わるような人が日本の大学に入る」
■とりあえず日本という感覚にすぎない
日本は同じ少子化でも、氷河期世代に比べれば民間も公務員も格段に入りやすくなった。韓国も少子化のはずなのになぜ。
「大企業の数が少ないんです。それに韓国の大企業はグローバル化が進んでいるので韓国以外の学生との競争にもなります。あとはさっき言ったように、日本のような新卒の一括採用が少ないので、特別な人以外はソウル大学校を出ても安泰ではありません」
特別な人、とはコネクションのある人のことを指す。日本で言うところの「コネ入社」だが韓国のそれはもっとおおっぴらだ。そして日本ではどこか後ろめたい部分があったりネガティブに語られるが、韓国ではコネも実力の一つ、むしろ特権階級のステータスだ。強力なコネはSKYを卒業する苦労など軽く蹴散らしてしまうほどの力を持つ。
「なので仕事がないからとりあえず日本、という人は多いと思います。ハングル表記も多くて困ることは少ないです」
確かに観光地はもちろん、交通機関から公共、商業施設に至るまで韓国語の併記のない場所を探すほうが難しいくらいに「いたれりつくせり」だ。
「世界で日本ほどハングルが使われてる国もないと思います。その点も人気です」
日本語もそうだが韓国語もローカル言語である。まして南北合わせても人口は7500万人程度、各国のコリアタウンを除けば日本ほど街にハングルが溢れた国もあるまい。
■日本は正直好きじゃない
「私も本音のところ日本は好きではありません。でも国と私は別問題、仕事と夢のために我慢です」
ユンさんもまた「嫌いな国に来る留学生」だった。いまは「嫌いな国で働く会社員」である。人それぞれの話なので彼のみで韓国全体の話に広げる気は毛頭ないが、私の知る限りでも韓国人の若者にとっての本音は「日本という国は嫌だけど」である。
もちろんその後、「文化は好き」「人は好き」のエクスキューズはつくが、他国の留学生や元留学生に比べても日本に来る韓国人は特殊な立ち位置にある。嫌な人は出ていくし、日本に近寄ったりしないが、韓国の若者は分けて考える。しかし日本は中曽根内閣の留学生受け入れ10万人計画以来、さらなる少子化を見越した労働力の供給と、四年制大学781校(2020年4月1日時点・文部科学省学校基本調査)に加えて短大326校(2019年4月1日時点・同)、専門学校およそ2800校の経営のために数値目標だけを追い続け、日本のたたき売りのように留学生をいたれりつくせりで受け入れ続けた。質より数を優先して。
「でも私の留学先は日本でも有名大学です。その人(無名大学の韓国人留学生)とは違う。同じにされたくない」
■日本は「聞いたことのない」私立大学の山
1990年には507校だった日本の大学は、30年で274校増えている。短大昇格組などを加味しても多すぎる。そもそも2000年の649校、つまり完全に少子高齢化が決定づけられた時期からすらも132校増えた。この781校のうち私立大学が8割近くを占める。
私は何も偏差値が低いから潰せとか、定員に満たないから潰せと言いたいわけではない。ネットスラングの「Fラン大学」の話ではない。学生の9割が外国人とか、大半が1年目に集団失踪する大学を作る必要が、残す必要があるかという話をしている。確かにユンさんからすれば、そんな不良留学生は迷惑、「ああいう人と一緒にされたくないですね」だろう。
「私の地元(韓国)の悪い子も日本に来たいと言っています。バイトはたくさんあるし、誰でも日本の学校は入れる。そんな子が来るとまた韓国人の印象が悪くなるので困ります」
■過度の特別扱いが分断を生む
自民党の外国人労働者等特別委員会は2020年6月17日、外国人労働者のためにコンビニエンスストアの店員を在留資格の特定技能に加えるよう求める提言を作成した。コロナ禍で国民が苦しんでいる状況で推し進める神経がわからない。
留学生の多いコンビニバイトを特定技能とするなら、さらなる留学生の就労目的化を加速させてしまうだろう。過度の特別扱いは「おもてなし」とは違う。分断とヘイトはこうした安易な受け入れ政策から生まれる。
ユンさんの夢はアメリカの名門大学院に進むことだという。結構な話だが、これが国民の血税を注ぎ込み、日本の30年以上におよぶ留学生受け入れ政策が成し遂げたかったことなのだろうか。