goo blog サービス終了のお知らせ 

ガンバレ、ニッポン

なんか、不安定なニッポンですね。

シャインマスカットは年間100億円の被害 日本のフルーツの“中国への無断持ち出し”が止まらない

2022-10-17 06:41:48 | 中国
ソースから

シャインマスカットは年間100億円の被害 日本のフルーツの“中国への無断持ち出し”が止まらない

今年7月、農林水産省は高級ブドウ「シャインマスカット」が中国に無断で持ち出され、損失が年間100億円にものぼるという試算を発表した。 

シャインマスカットは茨城県つくば市にある農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が2006年に品種登録した。試験開始から登録まで33年という長い月日をかけて開発した日本が誇るブランドだ。食品の海外流出に詳しいビジネスジャーナリストの黒坂岳央氏はこう話す。

「シャインマスカットは2017年ごろから中国で広く栽培されているのが確認され、『陽光バラ』『香印翡翠』などの中国名で販売されています。シャインマスカットは国内の高級百貨店では1キロ1万円を超えるものもある高級品ですが、中国では日本の30倍以上の農地で栽培されていることもあり、1キロ400~600円ほどで安売りされ、幅広い層に浸透している。品質は国産より見劣りしますが、安さが後押ししています。中国だけでなく、韓国内でも栽培、販売されていることが確認されています」

 中国に流出しているのは、シャインマスカットだけではない。今年の春節では静岡県で開発された高級イチゴ「紅ほっぺ」が人気だったという。中国の検索エンジン『百度』で検索すると、「紅ほっぺ」とみられるイチゴが売られている。  

 現在、日本から中国に輸出できる果実はりんごと梨のみだが、そのりんごも決して盤石というわけではない。今年8月、青森県が開発したりんご「千雪」の苗木が、中国のネット通販サイトで売られているのを青森県が確認している。「千雪」は2008年に国内で品種登録され、2015年には中国でも品種登録されている。そのため、知的財産権を管理しているセンターの許可なく栽培・販売することはできないが、中国で複数の業者が「千雪」とみられる苗木を無許可で販売していたという。

 なぜ日本の果実がここまで中国に流出するのか。
「国内で長年の時間と労力をかけて開発した新品種でも、苗木を海外に持ち出せば、簡単に栽培できます。日本の果実は中国でも人気なので、作れば売れる。中国の検索サイトで『日本の新品種』という意味の中国語『日本新品○(○はのぎへんに中)』で検索すれば、花や果樹などが多くヒットしますし、現地で日本の品種を栽培したレポートなども出てきます。一部報道では年間1000億円超の被害額がでているのではないかという指摘がありましたが、決して的外れな数字ではないと思います」

農水省に聞くと、「1000億円ほどの被害が出ているのではないかという報道があることは認識していますが、農水省で算出しているのはシャインマスカットの100億円だけです」(輸出・国際局知的財産課種苗室)との回答だった。

 こうした事態に手をこまねいて見ているわけにはいかない。今年4月、改正種苗法が施行されたが、これにより、新品種の育成権利者の許諾なしに指定された地域以外で栽培したり、無断で海外に持ち出したりした場合は、生産・販売の差し止め対象とすることが可能になった。10年以下の懲役、1000万円以下の罰金を科すこともできる。また、来年には育成者権の管理や活用などを専門に扱う育成者権管理機関も設立予定で、遅ればせながら、国も育成者の権利保護に乗り出した。

「農林水産物・食品の輸出は2012年から9年連続で前年を上回っていて、とくにフルーツの伸びしろはまだまだある。ブドウは輸出額がこの10年で10倍以上にまで伸びています。そのため中国や韓国があたかも先に出した新品種のように見られないよう、流出前に世界に向けてブランディング戦略を構築しておくことが重要です。

 9月にも2022年の初競りで一房150万円の値がついた高級ブドウ『ルビーロマン』の苗木が韓国に流出してしまったことが明らかになりました。DNA検査でスピーディーに証拠をつかめるようにはなったが、重要なのはその後。流出に対するさらなる厳罰化と差し止めをするために政府が積極的に動いていく必要があります」

 日本が誇るフルーツブランドの海外流出を食い止められるか。




日本にただいま潜伏中…国営放送CCTVの元編集委員「中国の池上彰」がぶちまける中国メディアの内情

2022-09-12 18:37:17 | 中国
ソースから

日本にただいま潜伏中…国営放送CCTVの元編集委員「中国の池上彰」がぶちまける中国メディアの内情

近年、コロナ禍のなかで中国のジャーナリズム界の大物が日本に移り住んだ。その名は王志安。かつてCCTV(中国中央電視台)で人気報道ドキュメンタリー番組の調査記者および解説員を務めていた、中国では顔と名前が広く知られている人物だ。彼は学生時代に天安門事件のデモに参加した経歴を持ち、CCTVでも体制との距離感を保って、中国社会の闇をえぐるドキュメンタリー報道を手掛けてきた。 

 国営放送の編集委員だった点では、日本で例えるならば池上彰クラスの知名度と影響力があった人物だ(仕事の方向性はちょっと違うが)。当然、池上彰が自民党や公明党やNHKの事情を知るのと同じく、王志安も中国の権力やプロパガンダメディアの表と裏を非常によく知っている。そういう人物が、いまや中国を見限って海外に脱出する時代なのである。 

 彼は天安門事件から30年が経った2019年6月4日、673万もフォロワーがいた「微博」(中国のSNS)のアカウントを当局から突然閉鎖された。その後は日本に拠点を移し、2022年5月からYouTubeで中国語の時事解説動画の配信を開始。短期間のうちにチャンネル登録者が34.1万人(2022年9月10日現在)に達し、東京で数奇な第二の人生を歩んでいる。 

 私は今年8月上旬、『文藝春秋』10月号(9月9日発売)向けに彼にインタビューしている。だが、実はそれより2ヶ月前、別途に話を聞いていた。今回、『文春オンライン』上では、本誌とは別のインタビューについて掲載しておきたい

日本は逃亡先として選ばれやすい


──まずは日本で暮らすことになった経緯からお願いします。 王:以前、外務省系の国際交流団体の招聘で来日して地方選挙を視察したことがあり、そのときの印象がよかった。なので、コロナ前はもともとよく日本に来ていたんです。自分の微博が閉鎖された(2019年6月4日)後、日本で会社を作ったりしながら日中間を往来していたらパンデミックが起こり、そのまま日本に住むことになりました。

 ──近年、体制に違和感を覚えた中国人が国外に脱出するプチブームが起きています。日本は中国との地理的・文化的な近さもあって、有力な脱出先らしいですが。 王:他の先進国と比べてハードルが低いんです。現在、中国人(の中上流層)が海外に脱出する場合のいちばん簡単でメジャーな方法は投資移民になること。ただ、以前は100万ドルの投資でアメリカの投資移民ビザを得られたのですが、いまや各国で簡単ではありません。

 いっぽう日本の場合、会社を作ってまともに経営していれば大丈夫です(注.在留資格「経営管理」取得には資本金500万円以上の企業経営が条件のひとつ)。また、経営者であれば原則的には家族を呼び寄せることもできます。私自身については、将来的に華人社会の規模が大きいアメリカなどに移る可能性もありますが、まずは日本にいる形です。

日本から中国国内向けの配信で登録者は数十万人

──王さんのYouTubeチャンネルは中国語で、日本語の字幕がないものもあります。数十万人のチャンネル登録者の大部分は、おそらく中国人でしょう。

 王:ええ。私自身、本当は中国国内で取材活動を継続して、14億人に向けて情報を届けたいのです。海外にいたのでは中国社会の改善のために携わることができませんから。しかし、前回の帰国時(注.2021年5月末に母親が逝去して一時帰国)、もはや現在の情勢では中国国内で活動できる可能性はないと悟りました。ならば海外に拠点を置くしかありません。

 ──誰に向けての情報発信を意識していますか? 王:あくまでも中国国内向けの情報発信を意識しています。さいわい、中国国内からも多くの人が翻牆(壁超え。技術的にネット閲覧規制を突破すること)で私のチャンネルを見ていてくれるみたいです。中国国内のネット空間にこっそりシェアしてくれる人もいますから、数十万人いるチャンネル登録者数以上の影響力はあるのでしょう。

  海外の(伝統的な反体制派の)華人向けの放送をやると、どうしてもセンセーショナルになります。やがてアクセス稼ぎのためにどんどん過激になって「習近平が脳動脈瘤で倒れる!」みたいなデマや陰謀論を連発するようになってしまいますから。私はそれとは目指すところが違います。

党がメディアを徹底的に管理する

スローガンがかつて以上に街にあふれるようになったのが習近平政権下の中国だ。写真はベトナム語が併記された「社会主義核心価値観」。中越国境の東興市で2019年6月26日に筆者撮影。

──習近平政権の成立以来、国内のニュースを肯定的にしか伝えない「正能量」(プラスエネルギー)の風潮が非常に強まりました。メディアの環境はどう変わりましたか?  王:最大の変化は、社会問題の「批評」が許されなくなったことです。

また、中国共産党が国内メディアの資本や人事・報道内容・報道の方向性などをすべて管理するように変わったことも非常に大きい。  アリババやテンセントなどの民間企業に対しては、メディア事業からの資本の引き上げを求めています。メディアに対する民間企業の影響力を排し、党のみのコントロール下に置くべきというわけですね。

もちろん、報道各社のあらゆる社内人事も党に左右されます。優秀な人材でも、党のチェックを経た人物でなければ編集長その他のポストには就けません。論調が「正能量」ばかりになったのも言うまでもないでしょう。

──管理の強化は、習近平氏本人の意向によるものだと思いますか? 王:そう思います。指導者としての彼は、メディアが第三の社会的なパワーになることを嫌っていて、党の絶対的な権威を確立したいと考えている。

メディアによる権力の監督は不要だ、自分で自分を監督すれば十分だと思っているのでしょう。政府や党内の問題についても、国家監察委員会と党中央規律検査委員会があれば足りる、自分たちの問題は自分たちで探す、外部から指摘してもらうには及ばないというわけです。

「習近平への不満が爆発寸前」はウソである

──そうした習近平の姿勢は、実は中国の社会ではかなり「評価」されています。この点は日本人が知らないところで「習近平への不満が爆発寸前」みたいな煽りが多いですが、実際は違う。 

王:習近平は王岐山と組んで党中央規律委員会を動かし、(汚職の摘発を理由に)高官でも平気で捕まえました。党幹部の大宴会や公私混同など、多くの人が問題を認識していても解決が不可能だと思っていた問題を、習近平は解決してしまった。 

 また、習近平時代になって行政サービスの水準がすごく上がったのも間違いありません。これは私の感覚でもそうで、窓口の対応が目に見えて良くなった。海外の人はまずわからない点ですが、中国国内の一般的な民衆の中国共産党政治に対する信頼度が非常に高くなった。

これは習近平体制のもとで進んだことです。 ──大多数の中国の庶民は、現在の習近平体制下で中国が「良くなった」と考えています。では、習体制になってから不満を強めたのはどんな人たちですか。

 王:汎エリート層、広い意味での知識人たちです。たとえば、まずは言論が封殺され批判ができなくなった言論人、次に報道が自由ではなくなったメディア人、3番目が弁護士でしょう。弁護士の感覚では、習近平体制のもとで中国の法の支配は後退しました。司法が独立せず党の意向に従属するなかでは、いかなる弁護をおこなっても判決になんら影響しません。

「人文系エリート」を叩いて庶民の人気を集める

──生きることはできても、仕事のやりがいがないのは困ります。 王:やはり悲惨なのはメディア人です。世論による監督も、正常な批判も禁じられている。もともとメディアはお金を稼ぎにくい業種なのに、仕事がつまらなくなっては、もうどうしようもありません。

弁護士は習体制のなかで法の支配が後退しても、それでもお金は稼げますが、メディア人はしんどいですよ。

 ──ただ、習近平体制で困っているのは、いわゆる人文系のエリートだけ。大多数の一般の人からは、むしろ歓迎すらされかねません。 王:ええ。習近平は中国共産党のほかに(メディアや知識人など)いかなる勢力が権力を持つことも許さず、そうした対象は絶対に鎮圧します。

ただ、他の分野については、できるだけ良き統治をやる。経済を発展させ、役所のサービスを向上させる。中国共産党は経済の面では「社会民主党」ですし、「人々の権利を守ってくれる」存在としての顔すらある。この複雑性が中国共産党なのです。


 中国共産党の経済政策は非常に「右」(自由主義的)です。それによって中国は過去40年の経済的成功を果たしてきました。ただ、彼らは政治面では極めて「左」(マルクス・レーニン主義、スターリン主義的)です。つまり党以外のいかなる権力も認めない。このような特殊な政治体制は人類の歴史上に存在しません。


「中国人の98%が台湾武力侵攻を支持してしまう」理由

──習近平体制のもとでメディア管理が強化されたことは、庶民の考えにどのくらい影響を及ぼしていますか。 王:いわゆる「洗脳」は、実は強力なプロパガンダのみによるのではなく、情報を制限することでなされると感じています。その方法はふたつです。まずは情報の壁。人々が海外の情報を得られないようにしてしまい、国外から自国がどのように見られているのかをわからなくする。

 ──その結果、中国人の多くは、自国が国際社会から複雑な目で見られていることをまったく理解していませんね。 王:2番目の方法は、特定の情報だけを伝えることです。たとえば列車事故が起きたとすれば、「運転士が乗客の生命を救おうと殉職した」といった情報ばかりを伝え、他の情報(詳しい事故原因や背景など)は制限します。

真実を伝える情報を大量に制限し、いっぽうで特定の情報だけを大量に流す。一般の人に対しては、これで十分に洗脳をおこなうことができます。

 ──加えて、近年の愛国主義的な風潮も心配です。 王:ええ。他の問題についてならば客観的で、こうした「洗脳」から距離を置ける人でも、たとえば台湾や新疆の問題については扇動されてしまいやすい。

たとえば台湾について、武力による両岸統一を支持するかをアンケートしたとすれば、おそらく現代の中国人の98%は武力行使に賛成するでしょう。たとえ、見識が広いタイプで良質な教育を受けている人でも、こうした問題には冷静さを失います。  

すると、中国国内での言論はますます難しくなります。台湾や新疆の問題について冷静な意見を口にすれば、国賊だ売国奴だと吊し上げを受けることになる。ならば、常識的な判断をする人は、たとえ心に思うことがあっても、口を閉ざしてしまいます。 

◆ 王志安(Wang Zhi’an):1968年4⽉21⽇生まれ。調査報道ジャーナリスト。過去にCCTV(中国中央電視台)のキャスター・記者・解説員、北京大手紙『新京報』⾸席調査記者を歴任。

かつては武漢大学政治学部の学生として天安門事件の学生デモにかかわるも卒業、⼤学講師を経て北京大学歴史学系で修士号(中国近代史)取得。9月9日発売の『文藝春秋』10月号にて、台湾問題やウクライナ取材など今回の記事とは別内容のインタビューを掲載。  20人死んだ鉱山事故でも「死者2人」と発表…日本に逃げ込んだ中国“超大物ジャーナリスト”が暴いた闇  





中国で“山上容疑者フィギュア”販売 コスプレやイラストで“英雄視”も…反日だけじゃない背景とは

2022-07-20 14:29:21 | 中国
ソースから

中国で“山上容疑者フィギュア”販売 コスプレやイラストで“英雄視”も…反日だけじゃない背景とは

「不謹慎」…中国で山上容疑者のフィギュア販売

半袖シャツに斜めがけのかばん。テープで巻かれた拳銃のようなものを手にして、太もものポケットが膨らんでいる様まで再現されています。

犯行当時の山上徹也容疑者を模したこのフィギュアは、事件3日後の7月11日、中国のインターネット上で販売されたといいます。

 さらに、この画像の説明文には… 中国のSNSより: 64分の1スケール 武器は今後更新 現場のSPを数人追加 といった文章まで添えられ、日本円で約2600円の値がつけられていました。

その後、銃を持った手を上げた、別バージョンのフィギュアも登場。 この動きに中国国内からは… 「本物にそっくり!」「亡くなった方に失礼だ」「不謹慎極まりない」などと、賛否の声が。

 そして、このフィギュアの存在がインターネットで拡散されると、日本からも批判が殺到。

ついには… フィギュアを製作した会社: 日本の事件再現シリーズは生産中止!

 ご迷惑をおかけしてどうかお許しください! 国際的な問題になってしまい、悪影響を与えたこと深くお詫びを申し上げます と謝罪文を出し、この業者はフィギュアの生産中止を発表しました。

 しかし、中国における山上容疑者に関する話題はフィギュアだけではありません。


イラストやコスプレも登場…背景に中国国内の政治への不満か

SNS上では、まるでアニメの登場人物のように描かれた山上容疑者のイラストや、山上容疑者のコスプレ動画まで投稿されているのです。

 さらに中国の地元メディアによると、人民日報日本支局の記者が、自民党本部の献花台に花を供える画像と、哀悼の言葉をSNSに投稿したところ… 「なぜ自主的に献花しているのか」「国営メディアの記者として正しい行為なのか」などといった批判の声が多く寄せられ、炎上する騒ぎとなりました。

 フィギュアにコスプレ… 中国のネット上で起きた、こうした山上容疑者をもてはやす動きの背景にあるのは、単純な反日感情だけではないとジャーナリスト・福島香織さんは指摘します。

 ジャーナリスト 福島香織さん: 今の中国の共産党支配に、なんとなく不満を持っている。

でも、あんまり大きな声で言えないネットのユーザー達というのが、やはりいるんですね。貧しい人が巨大な力を持つ政治家をやっつけたっていうことに対する羨望というか、共感というか、すごいなと 政治に対する不満があってもそれを自由に表現できない中国で、一部の若者達は自分の国に置き換えて、山上容疑者に憧れを抱いているというのです。

 我々日本人には到底受け入れがたい不謹慎な行為ですが、その背景には単なる反日感情にとどまらない、複雑な感情が渦巻いているようです。



これからの日本。。

2022-06-20 09:44:39 | 中国
内需拡大の限界から

日本の企業は外国へ進出

特に10億人以上いる中国に市場を求めた

結果どうなったか

いくら稼いでも売り上げは日本へ持って帰れない

中国人従業員の賃金があがり

企業は持ちこたえなれないので

中国以外の国にシフトしてきた

世界二位の大国になったが

個人の賃金レベルは世界の20位にもなっていない

8000億円が預金凍結で中国はデモが起きている

これは氷山の一角とされている

バブル崩壊の現実味

そんな中国が静かに日本を奪おうとしている

親中派の国会議員が野党与党関係なく存在する

NHK党の立花孝志が一時中国人の日本国籍者を

候補に挙げたが中国共産とがらみから取り消した

紹介した人物は旧民主党の議員連中だった

もう一人は10億円で国会議員を買おうとした人物も

中国人の日本国籍の人物だった

こられの事はTVやマスコミはだんまり

ある意味TVもマスコミも中国に支配されているという事だ

危うい日本

このままで良いのだろうか?



中国・豪雨で低地トンネルが“浴槽”状態――「振り向くと、私の車は浮いていた」

2021-07-27 10:26:40 | 中国
ソースから

中国河南(Henan)省で今月中旬、「1000年に一度」といわれる豪雨が発生した。省都・鄭州(Zhengzhou)の低地にあるトンネルでは、水が溜まって“浴槽”のような状態になり、大勢の人と車が被害に遭った。トンネルでの浸水から逃れた3人が中国メディアの取材に応じ、当時の様子を詳細に語っている。

◇「1000年に一度の暴雨」
 河南省では今月17日以降、記録的な大雨が続き、鄭州では17日午後6時~20日午後6時の累積降水量が、年間降水量(平均640.8mm)に匹敵する617.1mmに達した。気象当局は「1000年に一度の暴雨」と表現している。特に20日午後4~5時の1時間は201・9mmの豪雨となり、地下鉄やトンネルが浸水するなどの重大な被害が出た。
 河南省当局によると、省内で25日現在、死者63人、行方不明5人、被災者1144万7800人に上り、この数はさらに増える恐れがある。
 北京紙・新京報などによると、深刻な浸水被害が出たのは、鄭州の主要幹線道路である京広路(Jingguang-lu)の「京広北路トンネル」と「京広南路トンネル」。2カ所とも低地にあるため、20日夕の集中豪雨によって、短時間で冠水したそうだ。22日にトンネルにたまった水を吸い上げる作業が始まり、24日までに4人の遺体を収容、200台以上の車が搬出された。被害の全貌ははっきりしていない。

◇「停車しているはずの車が動いている」
 中国ネットメディア「界面新聞」は25日、京広北路トンネル出口付近で被害に遭った3人の証言を伝えた。
 そのひとり、王文学(Wang Wenxue)さんは午後4時すぎ、乗用車を運転し、地上に出るための上り坂に差し掛かったところで渋滞に巻き込まれた。“黒くて重い雨”が降り注ぎ、地上からの水が車の右側に流れ込んできた。ほどなくして車は水に浸かってしまう。水の速度はどんどん増して「停車しているはずの自分の車が動いている」と錯覚するほどだった。
 王文学さんは「車が浮いてしまう」と危機感を覚え、窓から車外に出てルーフに上った。すると、自身の重みで車の前部が沈んだため、慌てて後部に移動した。
 ふと気がつくと、目の前に高架橋が見え、そこに人がいるのがわかった。その間にも車はゆっくりと沈んだため隣の車に飛び移り、ほどなくして救出された。

乗用車のルーフに立って救助を待つ王文学さん=界面新聞より

 王文学さんが車のルーフに立つ様子が通行人によって撮影された。その動画は被害の深刻さを物語るものとして中国のインターネット上に拡散された。

王文学さんが立っていたのは赤印の場所。当時の水位はかなりの高さに達していたようだ=界面新聞より

◇立っていられない状態
 別のひとり、江(Jiang)さんは出口の4~5m手前で渋滞に巻き込まれた。その時、トンネルには水はなく、不安を感じることもなかった。
 だが、ほどなく水が入ってきた。午後5時を過ぎると勢いは強くなり、車から脱出する人が増えていった。江さんは交通無線を聞いて状況を判断しようとしたが、関連情報はなかった。
 タイヤを覆うほどの水位になったところで車を出た。だが水の流れが速く、立っていられない状態だった。近くにいた人と手をつないでトンネルを脱出した。振り返ると、トンネルは完全に水に浸り、水に流された車が浮かんでいた。その中には自分の愛車もあった。
 もうひとり、侯文超(Hou Wenchao)さんは、北京で2012年7月21日に起きた豪雨被害を経験していたため、トンネル浸水の危険性を認識していた。渋滞で待っているうち水量が急増し、水位がタイヤの3分の2の高さを超えた時点で車を捨てる決断をした。ドアを開けると水が流れ込んだ。
 脱出の際、周囲の車の窓ガラスを次々と叩き、ドライバーに「車から降りて逃げよう」と呼びかけた。20台以上のドライバーが侯文超さんに促されて車から出た。中には、事態の深刻さを認識していなかったり、車のことをあきらめきれなかったりして、躊躇する人もいたという。

◇洪水被害には脆弱な構造
 このトンネルについては、地上の道路よりも低い場所にあるため洪水被害には脆弱であると指摘されてきた。
 米紙ニューヨーク・タイムズによると、中国の専門家グループが2011年、当時建設中だった同トンネルについて「低地にあるため、滞留した水による池が頻繁に形成される」と指摘する技術論文を発表している。
 だが、トンネルが翌年開通し、その際には「50年に一度の大雨」を想定した排水システムが備わっていると説明されていた。だが、今回の大雨は「1000年に一度」であり、想定外というわけだ。
 テキサス大オースティン校のコッケルマン教授(交通工学)は同紙の取材に「高速道路のトンネルは、雨が降ると浴槽のごとく満たされてしまう可能性があるものだ。その状況は気候変動の影響でさらに深刻化するだろう」と指摘している。