2月13日放送
サワコの朝のゲスト中尾ミエさん
彼女流の楽しみ方の中のひとつに
誰にでも話しかける
というのがありました
ミエさんも新幹線で瀬戸内寂聴さんとたまたま乗り合わせたとき
面識がまったくなかったけれど話しかけたら
タモリさんのテレホンショッキングで寂聴さんがミエさんを指名されたとか
誰にでも話しかけるのはやはりかなりの勇気がいります
しかし、私もこんなことがありました
昨日のブログで書いた総合型地域スポーツクラブに体験参加したときのこと
最後の50分間は、バトミントン、卓球、スポンジテニスの体験でした
私は、卓球に参加
久しぶりにラケットを持つ人たちがほとんどでした
そんな中、とても上品な少し年配の女性と打ち合いました
時々鋭いスマッシュが返ってきました
終わってお互い「ありがとうございました」とお礼を言って分かれます
でも、お上手だったので彼女に
「こちらのクラブで練習されているのですか?」
と尋ねてみました
すると
「一度だけね
もっと来たいのだけど、介護と孫の世話をしなくていけないのでね」
と。
「思わず、ご自宅で介護されているのですか?」
と尋ねると
「10年自宅介護しました
昨年見送りました」
私は、思わず、
「ご苦労様でした。
ご卒業されたんですね。
本当にお疲れ様でした」
と心から言いました
介護話は、介護に関わってない人に話してもうっとうしがられるだけですからね
でも、自分ひとりの胸におさめてしまって我慢したらつぶれてしまう
同じ経験のある人に愚痴を聞いてもらうのが一番です
と話されました
そして、介護5年目の私の手をぎゅっと握って
頑張りすぎてはだめですよ
って
もう会うこともないだろう
本当に素敵な女性でした
ご主人のお母さんを見送った後は次が控えているのよ
自分の母親
ふふふ
という声を残して去られました
きゃっけいい~
私もいつかいつか義母を無事に見送って
そして介護デビューした人の手を握って
優しいアドバイスができる日がくるといいな~と思ったのでした