小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

おおいた美の風景

2010-12-03 21:49:54 | 小さな気付き

19時からのNHKのニュースを観終わり

チャンネルをそのままにしていたら

 

その後の番組NHK大分放送局制作の

「おおいた美の風景」

という番組で、熊野磨崖仏が紹介されていました

 

そういえば、10月にそこへ行ってました

これはアップしなくては・・・

 

場所は、国東半島、豊後高田市

鋸山

鋸の歯のように険しい山々を修験者が修行していたんですね

 

今年の春、10年に一度の峯入りもここからスタートしました

 

 

磨崖仏を見上げるところまでは、長い長い石段が延々と続きます

入口に杖が置いてあります

帰りにはその杖、納得しました

 

 

日中でも薄暗い杉並木

杉と杉が風に揺れて、こすれあう音が聞こえてきます

 

すれ違う人と

「まだまだ、先は長いですよ」

「あ~そうですか」

 

 

ここはまだ道半ば

ここからは自然石が100メートル積まれています

多くの人の足で、石が丸くすり減っています

この自然石の並べ方がとっても男性っぽいんです

 

と思ったら、この石段赤鬼がつくったんですって

 

何でも、人間を食べる赤鬼が出没

熊野権現様

何かいい方法は?

一晩で100の石段をつくることができたら許してやる

と約束

できるはずもないと思ったら、この赤鬼仕事ができる

あっというまに99段まで築いちゃいました

100段目の石を担いだとき、権現様

「コケッコッコー」

とにわとりの鳴きまね

赤鬼君、100段目の石を担いだまますたこら逃げだしたそうな

 

 

汗をふきふき、やっとたどりつくと

二体の磨崖仏

 

 

8メートルの不動明王

平安末期に修行僧が掘ったそうです

右に剣を持っています

剣は持っていますが、お顔が不動明王にしてはとても優しい

 

 

アップで見ると、右目は大きく開き

左目は半分閉じてます

ウインクしてるように見える

今夜の「おおいた美の風景」でそう説明

そういわれてみれば・・・

 

「へい~、そこのひと、仏様を信じようじゃない!」

みたいな

とってもフレンドリー感がします

 

 

もう一体は、大日如来像

平安中期

九州では一番古い

1000年たったのに、羅髪の模様もくっきりはっきりと残っています

 

 

 

仏の里、国東

 

まだまだ古刹、名刹が沢山あります

 

今日の私の小さな幸せ

 

今日、風強かったですね~

信号待ちしていたら、横風に車が揺れました

飛ばされるはずはないとわかっていても、やっぱり怖かったです

コメント (16)
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