蒼生

風のふくまま気の向くまま自然にまかせて生きたいねえ

さむい

2006-03-30 23:29:24 | Weblog
寒い寒い寒い寒い!!!
もうすぐ4月。なのにこの寒さはなんやねん!
昨日も今日も、大阪では降らなかったが、奈良や京都ではかなり雪が降ったらしい。
何度も言うが、もうすぐ4月。お水取りも、彼岸も終わった。
今も寒くて、ジャケットを着たまま座っている。
灯油もなくなった。なんだかとても惨め。
今日は朝から頭がかるーーく痛かった。
どうやら風邪気味。今月は殺人的に仕事して、もうおしまいと思っていたのにだめ押しの仕事が入ったので、ついに体が悲鳴を上げたらしい。この寒さには弱った体と頭が耐えきれないらしい。
明日はもっと寒くなるとかいう、ふざけた予報。いや、予報がふざけているのではなく、気候がおかしいのだけれど。
それにしても毎年毎年、異常気象だと言っている。異常ばかりが続いたら、それが通常になるのでは?
日本の気候が四季ではなく、暑いと寒いの二季になったらどうしよう

いいことなんやけど・・・

2006-03-29 23:11:04 | Weblog
 ファーストフードの店やコーヒーショップ、セルフサービスの定食屋など、最近は自分で座席まで持っていく店が増えた。そんな店はちゃっかりと返却口もある。以前ならそれこそ、サービスエリアか学食もしくは社食くらいにしかなかったのでは?あれは、安いし人手も限られているし、一時に人がいっぱいになるので仕方がないと思っていた。
 ところが最近はどこもここも自分で運ぶ。自分で席を探して、セッティングして、自分で返す。当たり前のように。同じような値段の喫茶店なら、運んできてくれて片付けてくれるのに。
 そんな店で私が気になるのは若い子たちやおっちゃんたち。彼らも黙々と自分の席まで運び、店を出るときに文句一つ言うでもなく、片付けていく。「ごちそうさん」なんていいながら。いやあ、日本の男どももなんだかしらんまに教育されたもんだと感心する。それが悪いのではない。いいことである。
 けれど、私が釈然としないのは、そんな若い子たちやおっちゃんたちは家ではどうしているんだろう、ということ。当たり前のように、出てきたご飯を食べ、食べ終わったら何も言わずにそのまま席を立って部屋にこもってしまうか、テレビを見るか。多分そんなところではないか。たった数歩の台所まで、食べ終わった食器を片付けることもしないのではないだろうか。我が家がそうであるように。店ではお金を払っても片付けるくせに、なんで家ではただで食べさせてもらって茶碗一つ運ばないのか。
 何も、お母さんありがとうと言ってくれなくていい。でも、食べる前には「いただきます」食べ終わったら「ごちそうさま」、そして、食べ終わった食器は流しまで持っていこうよ。せめて、店でやっているくらいには。

やーごんぼ

2006-03-26 19:50:03 | Weblog
 以前、何かの記事で最近の若い家庭では食事の内容が飲み屋メニューになっていると批判していた。さて?何がいかんの?どうもその記事では、ウインナーやらスパゲティ、ピザなどが夕食のメニューになっていると言いたかったらしい。私が考えている飲み屋とはどうも店そのものが違うらしい。書いた記者も若かったのか。
 我が家の食卓はよく飲み屋になる。いや、お酒はともかく、メインがないとよく言われる。小鉢料理になるはずのものを大鉢にどーーーんと盛るのだが。ステーキとかトンカツなんて、あんまりないなあ。
 今日のメニュー。つくしごはん、イカとわけぎのぬた、大根とすじ肉の煮物、キクナのごまあえ、ほうれん草の油炒め、やーごんぼ。大根の葉っぱ。なんでも、春先のアクのあるものはデトックス効果があるらしい。旦那に食べさせねば。
 この、やーごんぼ、若ごぼうと世間では言うが、ごぼうの若取りしたもので、葉っぱから茎、根っこ(いわゆるごぼう)まで全部食べられる。初春の味。ところで、やーごんぼは柔らかいごぼうだと思っていたのだが、生産地が大阪の八尾。八尾のごぼうのことか?

かなしいぴらにあ

2006-03-26 00:15:41 | Weblog
 地下鉄本町の駅に海遊館が提供している水槽がある。最近はあまり通らないのでどれくらいの頻度で魚が入れ替わっているのか知らないが、珍しい魚、きれいな魚が目を楽しませてくれる。電車が来るまでのわずかな時間の楽しみ。
 先日、久しぶりに通りかかったら、同じ形をした魚が一斉に同じ方向を向いて、じっとしている。なんだか少し不気味。大きめの魚は水槽の中では端っこの方でじっとしていることも多い。でも、そんなときはだいたい1、2匹。
 今回は数も多いからということもあるかもしれないが、結構な数の魚が、同じ方向を向いて、大体同じ距離を置いて浮かんでいるという感じ。よくよくみると、背中が丸く欠けているのが2匹。それでも、他の魚と同じようにじっと浮かんでいるのだ。その魚とは、ピラニア。確かに、金魚でも共食いはする。でも、こんな風に背中をかじられてるなんて・・・もっとよく見ると、せびれがまともなやつがいない。程度に差こそあれ、どれもこれも、何らかの形でかじられているのだ。
 もともと獰猛と言われる魚だが、それがこんな狭い水槽の中に入れられてストレスでもたまるのか。それにしても、そいつたちがじっと距離を置いて浮かんでいる姿はなんだか悲しくて、無表情に見えた。まあ、魚に表情があったらもっとこわいか。

ごめんですんだら警察いらん

2006-03-24 22:49:22 | Weblog
 今日、阪神高速をおりようとしたら、前の車2台が急に変な動きをして、危うくぶつかってしまうところだった。なんやねん、と思ったら、1台のバンが出口からバックしてあがってきている。降り口を間違えたのかと思ったが、それにしても危ない!その横をおりていったところで飲酒検問をしていた。ああ、これを逃げたのか。確かに、本当に飲んでいたら痛い。50万円の罰金。同乗者には20万円。でも、もしあそこで事故になっていたらそんなものではすまないのに。検問をしていた警官に「危なかった」と伝えたが、「すみません」ですまされてしまった。すみませんと違うやろ。ごめんですんだら警察いらん!あれ??追いかけるでもなく、こっちの検問をしている。こっちは何もやましいことないんだから検問が見えてもおりてきたんだし、それより逃げた車を追いかけたら?と思うが、歩いて警官があがってきただけ。なんのための検問なの?
 先日もパトカーが交差点で右折しようと待っていたが、なかなか信号がかわらなかった。すると突然、サイレンを鳴らして無理無理右折。ところが、交差点に立っているコーンのようなものを巻き込んでいる!あまりの下手さに笑ってしまった。でも。本当に事件かなにかで急いでいたのなら、信号で待ってはいなかったはず。待ったあげくに急にサイレンを鳴らすのは変。
 そう、私は警官は嫌いだ。なんでとはいわないが。弱きに強いやつはきらいだ!!

主張するとき

2006-03-23 21:34:54 | Weblog
 寒いのか暖かいのかよくわからないこのところの天気。今日は一駅たくさん歩いてみることにした。何せ、田舎なので薄暗い。街灯がついていても薄暗い。以前、妹がきたときに「こんな暗いところ、こわくて住めない」と言い放ったようなところである。駅から家までは閑静な住宅街といえば聞こえがいいが、人が住んでいるのか住んでいないのかよくわからないような住宅地を通りながら歩く。昼間は今、結構庭の木々に花が咲いていてなかなかきれいなのだが、夜はよく見えない。
 夜にひとり歩くのは、いろいろ考え事をするのにいい時間である。といっても、とりとめのないことや、今日あった嫌なこととか、いいこととか、そんなこと程度であるが、最近一人でゆっくり物思いにふけることがなくなっているので、気持ちがいい。と、どこからかジンチョウゲの香り。辺りを見回してみたが花は見えない。多分、昼間はそれほど気がつかないんじゃないだろうか。昼間よりも夜の方が香りがきつくなるのか?多分、静かで物音もあまりせず、暗いのであまり見えず、嗅覚が働きやすいのだろう。帰り道で何度か香りはしたのだが、結局花は見つからなかった。
 今このときを主張している花。花が咲いていないときはなんの木かも気がつかないだろう。
 普段はひっそりとしていて、いざ、このとき、に主張できる植物。人間にもこんな人、いるかなあ、と思いながら。でも、ジンチョウゲの香りは、控えめな人というより、妖艶な夜の蝶という香りですけどね。

ツバメ飛来

2006-03-19 18:08:12 | Weblog
 今日も雪がちらついている。3月になってから何度目の雪だろう。寒い。にもかかわらず、次々に花が咲いていく。
それも、順番をバラバラに。まださざんかが咲いていて、椿はこれから。我が家の椿はまだつぼみ。ようやく一つ二つ、咲き出した感じ。すっかり、桜に抜かされてしまった。百花繚乱と言えばいいのだが、この寒さではそれもなあ。。花見どころではない。ふつう、百花繚乱と言えば陽気が良くて、いかにもいい季節のことだと思うんだけれど?
 この寒いのに、ツバメがきた。近くの池は渡り鳥のすみかなのだが、今年は鴨が少なかった。本当に数えるくらいしかいなかった。そこへ、ツバメの大群。今日、池の上をたくさんのツバメが忙しそうに飛び交っていた。本当に着いたところみたい。これから巣を作るのだろうが、この寒さに、さぞツバメも慌てていることだろう。日本の気候は向こうの国を飛び立つときにはわからんよなあ・・かわいそうに。この寒さがいつまで続くのか、気がかり。さて、今年のツバメは本当に大丈夫なのか。無事に生き抜いてほしい。
 でも、池の近くの人はツバメの飛来をそれほど喜んではいないみたい。汚い、汚れる、不潔・・そうか、見ているだけならわからないが、一緒に暮らすと、そういう問題もあるんだなあ。かわいいだけではすまないんだと複雑。自然とともに暮らすというのは難しいものだ。

おいしい店紹介

2006-03-18 17:49:21 | Weblog
 暇な主婦の常として、ランチのおいしいところはそりゃもう、口コミでどんどん広まります。逆にいくら宣伝してもおいしくないところ、値段に見合わないところは悪い噂も広まります。食べ物商売って難しい。
 そんな中で、最近おいしかった店。ひとつは割と最近できたところで、なら絵は超有名なくるみの木の新しいレストラン、秋篠の森「なず菜」。旬の素材にこだわった店で、完全予約、お昼で3000円。もともとは古いペンションを改装したらしいのですが、インテリアや食器にオーナーの趣味がよくでていて和める空間です。さりげなくテーブルセンターにしていたのがマキテキスタイルのショールだと友人が申しておりました。いくらすると思ってるんや!というくらい趣味性の高いインテリアなんです。一緒にいった友人曰く、「あんまり素材にお金をかけないでできてるなあ」でしたが、目に楽しく、雰囲気が良く、お客さんには一斉に同じ料理が出てくるので、冷たいものは冷たく、熱いものは熱く。女性に人気のお店です。ものすごくおいしいかと聞かれるとちょっと??ですが、雰囲気がいい。ただし、今前に住宅地ができつつあるので、それができてしまうとその雰囲気も微妙かも。
 もうひとつは大和郡山にある「ぐう」という居酒屋さん。ランチタイムの予約は早めにしないととれません。おいしい刺身やフライ、魚、煮物と盛りだくさんで、最後にデザートまで。これで1300円はかなりお得。今まで食べた店で、値段からいって最高の部類です。ただし、予約の電話のときに店主から「忙しい」といわれます。
 もう一つのおすすめは、女性だけで、きれいな格好をしては決して行ってはならない大阪、西九条にある居酒屋「大黒」。小汚い店ですが、なんと言っても扱っている魚の豊富なこと、安いこと、おいしいこと!鯨やクエやマグロのほほ肉なんていうあまりほかでは食べられないものもたくさん。お酒も安い。だいたいひとり3000円もあったら満腹します。ここはランチはありません、念のため。
 世にあまたある店の中で、自分のお気に入りを見つけるのはなかなか大変。足と口でぼちぼちお気に入りを増やしている今日このごろ。家族で行ける店が少ないのが残念。
 最近、有名店の常連になる方法なんて情報があるそうですが、馬鹿みたい。自分で開拓して、いろいろ試してみて、店の人と話して、覚えてもらうしか方法はないと思うんですけど。 

鬢付け油

2006-03-15 00:57:48 | Weblog
 スーパーでお相撲さんを見かけた。さすがに大阪場所、である。使いに出されたものか、はたまた自分のおやつを買いに来たのか、かなりうろうろしていた。髷を結っていなければ、お相撲さんとはわからないくらいの、ちょっと大きな男の子である。その髷のつやつやに目を引かれた。なんてきれいなんだろう。そして、後ろを通り過ぎていくときの、あの鬢付け油の香り。何ともいえず、懐かしい気がする。鬢付け油って、実際には知らないのに、何で知ってる気がするのかと思って調べてみたら、こんな文章があった。

「和ろうそくは、ハゼノキという木の実を原料に使っています。ウルシの木の親戚で、触るとかぶれることがあります。5月から6月にかけて黄緑色の花が咲いて白色の実を結びます。この実から抽出する油が蝋(ロウ)になります。お相撲さんの鬢付け油の原料でもあります。お相撲さんのそばにいくと独特の香りがしますが、それはこのハゼロウの鬢付け油の香りなのです。」

 なるほど、和ろうそくだったのね。それにしても、いい香り。昔、谷町にある会社に行っていたので、この時期になるとよく見かけた。着物を着てタクシーに乗り込んでいたのはちょっと上の位?中には、ジャージを着て自転車に乗っているお相撲さんもいた。これも風物詩?最近は大阪市内に相撲部屋がなくなってきたので以前ほど見かけることがなくなってきて、ちょっとさびしい。

梅に鶯、桜に雪?

2006-03-14 00:54:56 | Weblog
 朝、いい天気だと思ったので、時間がないにもかかわらず、洗濯物を干して出かけた。いや、ホントに、いい天気だったんだから。なにせ、天気予報は聞かないもので・・
 駅の近くの池に面したおうちの、しだれ桜が満開に咲いていた。つい何日か前にやっと梅が咲いたところなのに、もうさくら??電車に乗って見える家でもどう見ても桜が咲いている。まあ、お水取りも終わったし、春なんやと思っていた。
 なのに!!昼頃から雪が舞う、まう、まう・・桜を見たといっても、しだれ桜だといっても、信じてもらえない。だって、外は雪。さすがに大阪では積もることはなく、夕方にはすっかりやんでいた。そして、大阪で桜が咲いているのを発見。まだ、3月、卒業式もまだだというのに。
 電車が生駒に着いたときも、さすがに雪、ないなあ、と思っていたら、富雄くらいから、すっかり雪景色。確か、朝桜を見たのも富雄・・駅に降り立ったら、すごい雪。至る所、真っ白である。木にも雪が積もって、まるでクリスマスツリー。この調子では、桜に雪が積もってるだろうなあ。1週間暖かい日が続くと桜は咲くらしいが、あわてもんのさくらは今頃、雪をかぶって震えていることだろう。それにしても、梅に雪の写真は見たことがあるが、桜に雪ですか・・昨日鳴いていたウグイスも今頃ふるえてることじゃろうて・・