蒼生

風のふくまま気の向くまま自然にまかせて生きたいねえ

保冷剤

2012-01-25 00:44:59 | Weblog
休みの日はゴロゴロして何もしないダンナ。
私が仕事に行って自分は休みでも、きっと何もしてないだろうと思って家に帰った。
なんだか、台所に山ができている。
これ何??

どうも、冷凍庫の掃除をしたらしい。
放り出されたのは、保冷剤。
確かに、たくさん入ってたもんなあ。
なんとなく、捨て難くて溜まっていたもの。
それほど役に立つわけでもないのに。

保冷剤を出したら、すっきりしたと言われた。
綺麗にしてくれてありがたいんだけど、
本音を言うとちょっとむかつく。
テリトリーを荒らされた気分??

ところで、保冷剤って、何ゴミ??
こんなに大量に、どうしよう・・

今日は朝から庭掃除もしたし、清掃センターへ大ゴミを出しに行った。
保冷剤はこっそり燃えないゴミに混ぜ込んでおいた。
さっき調べてみたら、奈良市は燃えないゴミで正解。
自治体によっては燃えるゴミらしい。
あのプルプルが燃えるゴミといわれるとちょっと違和感あるけどなあ・・

道具

2012-01-23 00:26:04 | Weblog
子供の頃、親戚に左官やさんがいた。
その頃は日本でも建築が一番ダメな頃だったのだろう、
壁はパルプで簡単に塗れるようになっていた。
とにかくたくさんの建築物を短期間で作るような工法が盛んだった頃の話。
実家の壁もそのおじさんが塗ってくれたが、父はいつも不満そうだった。
こんなん、壁ちゃう、って。

その思いが強かったのか、数年前に立て直したときは、壁は漆喰。
艶っと光る壁はいいものだと思った。

あまりに有名人だけれど、左官職人:久住有生の番組を見た。
密着して仕事の場面を見せてもらうと、今までなんとなく見ていた壁が素晴らしい物に思えてくる。
複合ビルやホテル、デパートに入っている店の内装は、本当にいいものなのかどうか、見分けがつかない。
つやつやしているものは新素材を使っているんじゃないかと思い込んでいた。
そうか、磨くのか。
ちょっと感動。

さて、左官に欠かせないのが鏝(こて)。
またまた難漢字なのだけれど、先日こんな幟を見た。



大工道具で南無阿弥陀仏と描かれている。



ああ、いかに漢字の読めないことか。
鋸(のこぎり)、鉈(なた)、鎚(つち)、釘(くぎ)、鉋(かんな)、鑿(のみ)、鑢(やすり)、鋼(はがね)、鍛冶(かじ)、錐(きり)、、、、
私が知っている大工道具にまつわる金偏の漢字だけでもこんなにある。
それだけの種類の道具があるということなんだと、改めて思い至った。

先出の久住さんは、鏝だけでも100種類を使い分けるとか。
道具を使いこなしてこその職人。
ものづくりにだけこだわっているから日本の産業はジリ貧になっているという記事を読んだけれど、
本当にそうだろうか。
伝統に裏打ちされて新しいことに挑戦する人達がいることが日本の誇りなのではないかと私は思うよ。

あんまりすぎる

2012-01-16 21:16:32 | Weblog
たった今、ニュースで知ったショッキングな事件。
おととい、モモを食べた店のオーナーが殺された。
お店は天王寺区のネパール料理レストラン& Bar『NEPALI VANSA』 ネパリバンサ

大阪・阿倍野区 男女4人組が暴行 ネパール人男性死亡

たまたま店の前を通りかかったら、ニッコリと笑って、「いらっしゃいませ」と言われた。
一度は通り過ぎたのだけれど、あの笑顔と、モモにひかれて引き返して、店に入った。
山が好きで、ヒマラヤを始めネパールの山を何度も登り、その写真を撮るのが大好きだと言っていた。
写真をたくさん見せてもらった。
自分で登った者にしか写せない、ほんとうに美しい山の写真をいっぱい。
富士山にも何度も登ったと言っていた。
私がたった3200mで高山病になったと言っても笑わずに、すごく真剣に、少しずつ高度を上げていかないとダメです、一日二日はゆっくりとしないとダメです、とアドバイスしてくれた。
もう行くこともないけどなあと思いながら話を聞いていたのだが、
一週間あったら、ネパールの山を案内します、私のお父さんがネパールでトレッキングガイドの会社をしてるね、と言っていた。
ラダックに行ったというと、インドから行くより、ネパールから行くほうが楽しいね、と。
デリーは人が多すぎて、空気が悪くて、気分が悪くなります、と言うので、「私もおんなじ!」と盛り上がっていたのに。

自然が大好きで、とても穏やかで、まあるいお腹で、笑顔が可愛くて・・
そんな人が喧嘩をしたとは思えない。
そんな彼が、こんな異国の、路上で死ぬことになるなんて、だれも想像出来なかっただろう。
一緒にいたダマラさんの友達が、一方的に殴りかかられたと話していたが、多分そうだと思う。


ほんの少しのご縁だったけれど、冥福を祈りたい。



四天王寺どやどや

2012-01-15 19:27:31 | Weblog
実は、今回のウォーキングに予定されていなかったのだが、
四天王寺に行くとたまたまどやどや(読みにくい!)
四天王寺どやどやは日本三大奇祭といわれ、
元旦からの修正会の結願の日に催される祭り。
そもそもは鉢巻と紅白のふんどし姿の男たちが東西から現れ、全員で押し合って押し切ったほうが勝ちということだったそうだ。そして護符がお堂の梁からまかれ、取った護符を水田に立てておくと虫よけになり、豊作になると言われたそうだ。
今も、五穀豊穣、国家安泰などの幟を押し立てている。
ただ、今は学生だけが参加しているということもあり、どうも、学業成就、合格祈願が一番の目的になっているように思った。
実際、私のそばにいた保護者らしい人は、「お札を取ってこい!」と声をかけていた。
高校生が五穀豊穣や家庭円満を願ってはいないだろうと思うねえ。

行事そのものは今はまったくの真似事になっている。
まずは保育園児の行進。(としか思えない)
危ないから押さないでね、と先生の声。
押し合わないで何がどやどややねん、と突っ込みたくなるが、今は怪我をさせると大変。

その次は四天王寺学園の中高生によるどやどや。
さすがに四天王寺学園、お堂の前で般若心経をあげる。
宗教行事っぽい!
でも、残念ながら人数が少ないので迫力もない。先生の掛け声は勢いがあるのだけれど。
押し合っていないのでそれほど暑くもなっていないだろうに、容赦なく水が浴びせかけられる。
今年は天気もよく暖かかったので例年よりはましらしいが、
かわいそうになってくる。


そしてメインの清風学園、清風南海の中高生によるどやどや。
慣れているということもあるだろうし、人数も多いので様にはなっている。
そしてさすがに水をまかれると湯気が立ち上る。


意気揚々と引き上げていく姿、と言いたいが、実際は寒そうに身をちぢかませている子が多い。
そりゃそうだろうねえ。
こんなふんどし姿になりたくてなっているわけでもなく、
寒いのに駆り出され・・・
でも、強制的にでもこんな経験も悪くないんだろうなあと思った。
実際、学生は嫌がるというが、友達の息子はこの赤ふんどしを今も置いているという。


天王寺七坂

2012-01-15 18:40:12 | 歩く
今回のウォーキングは上本町から天王寺界隈という予定で出発。
最初に、七つの坂があるらしいから全部歩いてみようか、ということに。
昔、天王寺区で働いていた頃は少しずつは歩いたことがあったが、
まとめて考えたことがなく、それも面白そうということになり出発。
天王寺七坂と命名され、街歩きの有名所になっているようだ。
あ、そうそう、私は坂道マニアではないんですよ。
狭い道、もしくは先が見えない道に入りたくなる、というだけ。
路地とか、行き止まりになっていそうな道とか・・


生國魂神社の北側の門を出たところ、普通の家の庭先にある碑。
右京道とある。
その先にあるのが、真言坂。短い坂道。



松屋町筋に源聖寺というお寺があり、その名を取った源聖寺坂。
上本町界隈は寺町ではあったけれど、今はすっかり住宅地になっている。
その中にあってもこの佇まい。
私は、この石碑の文字、大好きだなあ。
歴史街道を整備したときに道の由来の看板と共に坂の名の石碑を建てたようだが、
その文字がすべて違っていて、とても面白かった。
粋な計らいだと思う。

学園坂は大阪女子学園(今は夕陽丘学園に改名されている)にちなんだ坂で、かなり後になって車のために造られた坂道で、風情はない。
ので、写真はなし。


口縄坂は、七坂の中で一番有名な坂道。
途中が階段になっているので、車や自転車も通行できない。
春には枝垂れ桜がきれい、なはず。
風情はあるんだけれど、手すりの竹もどきは私はいやだなあ。
写真で見るとそこそこに見えるかもしれないけれど。
なんか工夫できないものだろうか。せっかくの風情を台無しにしていると思う。


愛染まつり、宝恵かごで有名な愛染堂。
縁結びの神様なので、さすがにここだけは若い女の子の姿が。
あとははっきり言って、かなり壮年の人しか見かけない。
この塔は国宝らしい。いまは国宝とは言わないらしいが。
国宝の塔と近代的なビルが並び立つのも大阪らしい。


愛染坂を下り、清水寺へ。
このあたりは地図がなくても道に嵌めこまれた歴史街道の標識をたどっていけば間違いなく行きつける。
普段なかなかこんな裏道に入ることはないので、大阪のいいところを再確認。


清水坂はずっと階段ではあるけれど、人と自転車のみ通行できる。
綺麗に整備された気持ちのいい道。
清水坂を上るとかつてはかなり見晴らしが良かったと思われる。
今もかなりの高台にある。
清水寺に入ると「お墓の見学ですか」とすぐさま人が寄ってきた。このあたりのお寺はほとんどが墓地をもっていて、それが本業より主流になっているのだはないかと思わされるところもあり、フクザツな気分。
この龍は墓地にあった鐘の文様。とりあえず、辰年ということで・・
この鐘も、あまりに人が勝手に衝いてうるさいと苦情が来たのだろう、撞木が巻きあげてあった。
清水寺の中には玉出の滝があり、本家本元の清水寺と同じように三本の滝を落としている。
この上町台地は良い水が湧き出るところだったらしく、あちこちに井戸がある。
残念ながら今は飲用はしないようにという注意書きがしてある。
多分、自己責任でならいいんじゃないかなあ。(あかんか)


天神坂には水が湧いていたイメージを再現というモニュメントがあるが、それも今は水が漏れるとのことで水そのものは止めてある。
このマンホールのふたはおしゃれ、だと思いませんか?

最後に逢坂を通るのだが、これは国道25号線でもあり、風情も何も無い。
名前だけが風情、かな。

このあと、四天王寺から天王寺、飛田(綺麗なお姉ちゃんと呼びこみ婆さん、もしくはおばさんがセットで座っているようないわゆる遊郭)を見学(後世のため??)、昔の遊郭のあとはイマドキの呼び込み嬢のメイドでも見るかということで日本橋、難波と歩きまわった。

今日の歩数は20000少々、距離は10キロ少々。
ただし、お昼に食べた定食がガッツリ系で多かったこと、四天王寺門前町でネパール料理の店があり、ラダックで食べられなかったモモ(蒸し餃子)を見つけてしまい、しっかり食べたこと、難波で入った焼き鳥屋でいつもくらいの感じで注文したら一串が多くて食べ過ぎたことなどで、ダイエット効果は全くなかったけど。




新年ウォーキング

2012-01-09 11:48:07 | 歩く
おとなりのご主人は会社の健康診断でひっかかり、指導を受けてウォーキングを始められた。
今や、3ヵ月で100万歩をクリアするほどのウォーカー。
何でも100万歩クリアしたら会社から報奨が出るらしい。
1日1万歩として3ヵ月で90万歩、あとの10万歩を休日に歩く感じ、という。
そして、10キロの減量に成功。

うちの旦那もやっぱりひっかかり、指導を受けたのかどうか、とりあえず減量には留意しているらしい。
そして、1日1万歩はクリアしているらしい。
ただ、休日は常にゴロゴロしているので効果が少ない。
この正月も完全に寝正月。
そこで、引っ張り出すことにした。

今回の目標は東大寺ミュージアム。
まず、家から平城宮跡へ。

今は朱雀門の南東を発掘調査しているみたいで、
のぞきこむと発掘された土器らしいものが土のう袋に入って積まれていた。
残念ながら中味はわからなかった。


佐保川は2年ほど前に桜の時期に歩いたが、ここの並木は住人が保存会を作って並木を保存している。
それはそれは見事な並木になっている。
今は冬芽が少し出ている感じ。
花も葉もないので、支えの杭などが見えて、いかに手を入れてらっしゃるかが伺える。
頭がさがる思い。

などと思いながら、立入禁止の札を横目にこの踏切内を橋がわりに縦断。
枕木を歩くって、ずいぶん久しぶり。
良い子は真似しないでね。。。


奈良女子大学は記念館と守衛室が重要文化財に指定されていることで有名。
子どもの学校行事などで大学を使わせてもらったので何度か足を運んでその洋館は見ていたが、
こんな日本風の建物は知らなかった。
いかにも古そうだがこれは同窓会会館で国の登録有形文化財に指定されているらしい。


東大寺ミュージアムは昨年秋にオープン。
以前、国立博物館で東大寺展をしたが、その時の感動は残念ながらない。
やはり置いてあるものが少ないというコトかな。
これは何度見ても感動するんだけどなあ・・

ちなみに、この像の前でお父さんが子どもに
「風神雷神や!」と大きな声で教えていた。
違いますから。。。


戒壇堂は大仏殿に比べてひっそりとしている。
私は好きなんだけどなあ、このお堂。
四天王も凛として、好き。

そんなこんなで、本日のウォーキング、25600歩、約14キロでした。
さあ、次はどこに行こうかな。
・・・・次はあるかな・・・

正月食べること事情

2012-01-04 14:03:05 | Weblog
おせちもいいけどカレーもね、なんて古いCMがあった。
イマドキはそれすら言わないけど。
我が家は未だに姑が作るおせち。
これは幸い、ほぼ1日半でなくなってしまう。
健全だ、と思う。

年末の買い物に行った時、買い物客でごった返す中で、
カレー屋さんの前に行列ができていてびっくり。
それほど美味しいカレー屋でもなく、普段はそこそこの人しか入っていない店。
年末にカレーが食べたいか??
かくいう私達も、豚まんの前で行列した。
年末になぜこんなに売れる??

昨日、諸事情により、突然娘と夕食を食べに行くことになった。
6時半。
ところが、まさかの待ち時間。
1軒目の回転寿司は外から見ても待っている人が多かったのでパス。
2軒目の居酒屋は店に入ってびっくり。待つためにいるところすらない。
結局ほぼ1時間待ち。
正月早々、外食する人がこんなに多いとは思わなかった。
さすがに、ファミリーレストランはそれほど客はいなかったが、
それこそ、正月に行きたい店ではないし。
といいつつ、客がいないわけではないのがびっくり。

今や、正月といえども休んでいる店は少ない。
スーパーは元日から開いている。
なのに、なぜ年末にあれほど買い込んだのに、
すぐに外食に行くんだろう。
あの大量の食料は本当に食べたのか??
いったいぜんたい、日本人の胃袋はどうなってるんだろう。

・・・と、その渦中にいる自分が言うのもなんだけど。

新年のご挨拶

2012-01-01 23:54:31 | Weblog


いろいろあった2011年も過ぎ、2012年。
年をとるのは嫌なくせに、年を越すのは喜ぶのね・・・というCM、どっきりするけれど、
ま、年をとるのも悪くないかと思いだしたら、年をとった証拠か。
年を越すと、どこかリセットできる気もするし。
1月1日は12月31日の続きであって、そんな訳はないんだけれど。。

今年の年賀状は、竜の文字の入った難読漢字でせめてみた。
(年の始からせめてどうする)
まったくわからなかった方、ごめんなさい。
で、解説。

大きな文字は、予想されたとおり(?)龍。
石竜子…とかげ
土竜…もぐら
竜胆…りんどう
飛竜頭…ひりょうず(ひろうす)
青竜蝦…しゃこ

というわけで、今年も宜しくお願い申し上げます。