原題:『Peter Rabbit 2: The Runaway』
監督:ウィル・グラック
脚本:ウィル・グラック/パトリック・バーリー
撮影:ピーター・メンジース・ジュニア
出演:ドーナル・グリーソン/ローズ・バーン/デヴィッド・オイェロウォ/ジェームズ・コーデン
2021年/アメリカ・イギリス・オーストラリア
才能を認められる「代償」について
他人に才能を認められる点に関しては人間もうさぎも同じ反応を示し、ビア・マクレガーならば自身が書いたピーターと彼の友人たちの物語をピーターを悪者にして小説に書き映画化も検討するという出版業者のナイジェル・バジル=ジョーンズの言葉に感激し、ピーターは気の合わないトーマス・マグレガーよりも才能を認めてくれるバーナバスと呼ばれる怪しい年配のうさぎの誘いを受けてしまうのである。
しかし当然のことながら認めてくれる相手の素性を知る必要はあるわけで、ただ純粋に才能を認めてくれているのか、あるいは裏があるのかを見極めなければならないのだが、やはり認めてもらったことで有頂天になってしまう嫌いは否定できない。そのような教訓を学ぶには格好の映画である。
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