米、台湾へ5800億円分の武器供与を決定 議会に通告(朝日新聞) - goo ニュース
アメリカが台湾に武器を供与する理由として、中国の急速な軍備増強を踏まえて
中台間の軍事バランスを維持するには台湾への武器売却が不可欠と判断したと
いうことだが、結局オバマ政権になってもベーシックな戦略は変えないらしい。しかし
“イラク”を生み出したのも、“アフガニスタン”を生み出したのも、元々はアメリカに
よる今回のような“敵国”に対立する相手国に対する武器供与だったはずである。
米中では軍事交流が再開されたばかりであるが、これで中断されることになった。
“グーグル問題”もあったことから要するにアメリカは中国を信用しないということを
事実上表明したことになる。このようなアプローチが成功したことはないのであるが、
残念ながら他に手立てがないということなのだろう。