MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

諦めてしまった民放

2010-01-01 00:29:39 | Weblog

毎年楽しみにしている年末のテレビ番組ランキング(gooランキング) - goo ニュース

 昔は民放はNHK紅白歌合戦に対抗するべく力を入れて番組作りをしていたと

思うが、最近は頑張って番組作りをしているのは日本テレビの「ダウンタウンの

ガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP」ぐらいである。TBSの格闘技の

番組の5時間半は長すぎるし、フジテレビの「アンビリバボー」も普段放送している

ようなネタの使いまわしのようであり、テレビ朝日の「痛快ビッグダディ」は最初から

視聴率獲得を諦めているような感じである。だから私は日本テレビをメインにNHK

をCMの間に見ていたのだが、いきなり矢沢永吉が歌っているのを見た時は、

チャンネルのボタンを押し間違えたのかと思った。


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『アバター 3D』 30点

2010-01-01 00:11:40 | goo映画レビュー

アバター 3D

2009年/アメリカ

ネタバレ

貧相な世界観

総合★☆☆☆☆ 30

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 確かに噂通りに3Dの映像には今までの3D作品には感じられなかった奥行きが感じられて素晴しいものではあった。しかしストーリーには問題があると思う。
 まずなによりも何故地球人がナヴィを総攻撃するほどまでに衛星パンドラの稀少鉱物を必要としているのか理解に苦しむ。その鉱物がなければ地球が滅亡するという背景があるのならばまずそれを説明する必要があると思うが、詳しい説明はないままだった。いくらなんでも地球人を悪く描きすぎであろう。
 この作品のポイントは主人公のジェイク・サリーが下半身不随であるということである。ジェイクはアバターのボディーを借りてパンドラの森を自由に駆け回る時に‘自然’の恵みを感じる。やがて彼が手に入れた自由を地球人が邪魔をしているように感じたジェイクはナヴィに寝返り、ラストでジェイクは下半身不随の人間の体を放棄して、アバター(=ヒンドゥー教における神の化身)の体に乗り移ることになる。つまりこの物語は‘ニューエイジ(=自然回帰)’思想におけるスピリチュアルな‘自己啓発セミナー’と捉えざるを得ない。万人受けしそうな自己の‘ヴァージョンアップ’の物語を否定するつもりはないし、その‘ヴァージョンアップ’感が3D映像で生き生きと描かれているのだが、そのような余りにも単純でナイーブな世界観に私は共感できない。よって私のこの作品に対する評価はあくまでも革新的な映像のみに留まってしまう。


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