MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

本物のロハスとは?

2009-06-16 00:23:16 | Weblog

週1度は「肉なしデー」を=温暖化防止でマッカートニーさん(時事通信) - goo ニュース

しかしだいたい地球温暖化防止などの環境問題を言い出す人は金持ちに限られる

と思う。今回もポール・マッカートニーやケビン・スペイシーやクリス・マーティンや

英ヴァージン・グループのブランソン会長の名前が出ている。日本でも坂本龍一が

ロハスなどと宣っている。しかし彼らは週一度の「肉なしデー」で本当に地球温暖化

が防げるとマジで考えているのだろうか? 勿論彼らは金銭面で余裕があるから

そのように食べ物を選んで食べられる訳で、そのような余裕がない生活をしている

一般人には無理であろう。環境破壊を本気で防止するつもりならば思い切って

ガンジス河で洗濯するインドの人々のように生活環境に変化させる必要があると

思うが、どうせそこまで彼らはするつもりはないんでしょう


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『ターミネーター4』 30点

2009-06-16 00:01:04 | goo映画レビュー

ターミネーター4

2009年/アメリカ

ネタバレ

‘心臓’の2つの意味

総合★☆☆☆☆ 30

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 ターミネーターの面白さは人間味の無いサイボーグが無表情のまま人間を追いつめるところにあり、その葛藤の果ての人間とサイボーグが理解し合える瞬間を捉えようと試みたところにあったと思う。だからこの作品でキーパーソンとなるマーカス・ライトの存在は新機軸として評価はできるのだが、それが成功しているとは言い難い。
 恐らくこの作品のテーマは人間とサイボーグの間で苦悩するマーカス・ライトが、人間味を取り戻す過程を描くことだと思う。ここで言う‘人間味’とは、体を機械に変えられたマーカスが‘人間味’のある体を取り戻すという意味と、死刑囚であったマーカスが‘善良な心’を取り戻すという二重の意味があるはずである。その2つの意味がマーカスの唯一の弱点である彼の‘心臓’にリンクされていた。しかしマーカスが何故死刑囚だったのかが全く触れられていない。マーカスはただ自分をサイボーグにした科学者セレーナに対する恨みだけで行動しているため物語に深みが感じられない。
 それに演出が‘人間’対して甘いと思う。例えば、マーカスとターミネーターとの戦いにおいてターミネーターはマーカスの心臓を撃つのだが、何故か止めを刺さない。他方何故か生き返ることができたマーカスはターミネーターの首の骨までへし折って止めを刺す。
 だからラストでマーカス・ライトの心臓がジョン・コナーに移植されても、そのシンボルとしての心臓の意味が弱いために感動が薄いのである。脚本の粗さの原因として、事前にプロットがネット上に漏れてしまったため変更を余儀なくされたこともあるのだろうが、壮絶な戦闘シーン以外に見るべきものがない残念な仕上がりになってしまった。本当にこのままシリーズ化するのだろうか?


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