ファンタスティック・フォー:銀河の危機
2007年/アメリカ
皮肉?
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
最初子供が観るような映画だと思って観ていたのだが、独身お別れパーティーの話や、ジョニーの‘ドルガバ’のギャグなどから子供を対象にしているようには思えなくなった。
一番の問題はリード、スーザン、ジョニー、ベンと4人も特異な才能を持ったヒーローたちが結婚などという俗世の制度に振り回されていることだ。その上、シルバーサーファーに触ったジョニーが感染した‘ウィルス’のようなものでお互いの特殊能力が入れ替わってしまい、彼らのアイデンティティーまで不安定になってしまう。
そして最後は、敵だったシルバーサーファーが裏切ってギャラクタスに立ち向かって地球を救うのだ。
今回メインキャタクターの4人が何とか成し遂げたことといえばリードとスーザンの結婚式だけだ。
この‘ヒーロー物’として全く爽快感がない作品に観る価値があるとするのならば、正体のよく分からないシルバーサーファーが、イラクでアメリカと敵対している民族がいずれアメリカの味方になるという楽観主義の象徴で、ファンタスティック4がハリウッドスターの比喩なのだとすればその皮肉は高く評価してもいいだろう。
シルバーサーファーが乗っていたボードが『2001年宇宙の旅』に出てくるモノリスに思えてならない。
布袋寅泰さんに罰金30万円 町田康さんに傷害容疑(朝日新聞) - goo ニュース
勿論布袋寅泰は日本を代表するロッカーなのだから自分が気に入らなければ
相手を殴るくらいあってもいい。良くはないがロッカーに常識を要求する方が
おかしい。だから彼には罰金を払うことも拒否して公権力にたいしてもロッカー
らしく戦う勇姿をファンとしては見たかった。
アッコ激怒!沢尻エリカの何が女王だ!(スポーツニッポン) - goo ニュース
私は以前沢尻エリカに関して「あの度胸はたいしたものだ」と書いたら「非常識な
人に対してたいしたものだと誉めることが不思議」というコメントを頂いたが、私に
してみれば芸能人にたいして常識を求める感性が理解できない。芸能人は人気を
失えばその生命は終わってしまう。そのリスクを承知であえてあのような態度に
出たということはたいしたものではないのだろうか? 私は沢尻エリカよりも和田
アキ子の方が常識が無いと思う。「未成年でも親が同伴ならば酒を飲んでも良い」
などの彼女の過去の発言を詳細に吟味すれば分かることだが力のある者と
無い者の扱いはこんなに違うのかと呆れてしまう。
「市町村窓口、信用ならない」 厚労相発言に自治体反発(朝日新聞) - goo ニュース
自治体が反発する気持ちは分からないことはないが、しかし元々あってはならない
ことが起こっているいるわけだから、例えば「鳥取県では過去に横領は一件もない」
と言われてもまだ見つかっていないだけではないのか? とか「年金行政全体への
不信感を増幅しかねない」という発言は、もう増幅しようがないほど年金行政に
対する不信感を国民は抱いていることに発言者は気がついていないのではないのか
と思ってしまう。信用を取り戻すのはいつになることやら