天空の城ラピュタ
1986年/日本
絶対的開放感
総合
100点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
宮崎駿のキャラクター作りのセンスは抜群だと思う。ラピュタのロボットは明らかにピカソを意識して描かれたものだ。
最後でバズーがシータを村へ送っていくシーンがあるというような噂があるようだが、そのようなシーンは絶対にありえない。最初から既にシータは飛行船内に捕らわれているのだから、シータには帰るところなどないし、そのような特定の場所に縛られないから良いのだ。
ラストで巨大樹が宇宙に向かって上っていくシーンは色彩を変化させることで、まるで海の底へ向かっていくクラゲのようにも見える。宇宙が深海へ、植物が動物へ、そしてラピュタ王国の女王という呪縛から解かれ、追われることがなくなったシータ。『天空の城ラピュタ』はこのような果てしない開放感が醍醐味なのだ。
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ニューアルバムに合わせてこのような演出を仕掛ける松田聖子のビジネスセンス
はさすがと言わざるを得えない。勿論彼女は自分のことだけではなく娘の“売り出し”
も目論んでのことではあるのだろうが、残念ながらその娘は母親の期待とは裏腹に
デビューからまったくパッとしない。まだ若いのに発言も身振りも野暮ったいのだ。
あれでは上戸彩には遠く及ばない。